運が欲しい

心の貧しさが運を下げる。もしもこんな方程式があったとしたなら。
知恵と勘を磨きながら、心の動きを探求。

浮いている人は浮くべくして生まれている。1つひとつの行動が、浮くようにできているのだ。

2014年01月24日 00時00分00秒 | 日記

いま必要とされる人材の条件(プレジデントオンライン) - goo ニュース

2014年1月23日(木)11:22
PRESIDENT BOOKS/PRESIDENT Online スペシャル 掲載

個性はビジネスでは得か、損か? 強烈な個人は組織では潰されるのか? 多くのビジネスマンに支持されている書籍『おれが浮いてるわけがない。』(五十棲剛史著)の著者で船井総合研究所常務が個性とビジネス・組織について赤裸々に語る。周囲から“浮いてしまう”ほど強い個性ながら、他人の10倍稼いできたコンサルタントが考える、いまの時代のビジネスマンの在り方とは?
「浮く」というのは、仲間はずれどころか、1つの才能なのではないだろうか。

周りを気にしない、というのは意識してできることではない。これは生まれ持った才能であり、浮いている人は浮くべくして生まれている。1つひとつの行動が、浮くようにできているのだ。

そもそも、浮いている人がなぜ浮いているのか。

それは、何か1点が突出しているからなのではないだろうか。ニュートンなら数学的な思考力など、何か1つ極端に飛び出た才能を持っていること。それが「浮いている」人の浮力のもとなのだと思う。

他の人には持ち得ない、ものすごく尖った部分があり、それに引っ張られるようにして浮いているのだ。

だから、浮いているという言葉からは、「上」がイメージされる。沈んでいる感じはしない。

もしくは、ある目的に一心不乱に突き進む力があり、そのために浮いているとも言えるだろう。

水泳では速く泳ぐほど浮力が増す。一心不乱に泳げば泳ぐほど、プカーっと浮いてくるのだ。

それゆえに、浮いている人はアンバランスだ。

1つ抜きん出た能力がある代わりに、弱点もたくさん抱えている。他の部分は、平均点以下という場合も多いだろう。

そのアンバランスさが、時に周りと齟齬を生むことがあるかもしれない。浮いている人が、一見とっつきづらそうで、付き合いづらそうに見えるのはそのせいだ。

しかし、これからの時代、求められるのは1点突破型の人材なのではないかと私は思う。

ある程度平均点以上をとれるだけの人は、物があふれた時代に付加価値を出すことはできない。

これまでは、ミスをせず、与えられた仕事をこなす人材が求められていた。大量生産、大量消費の構図で売上が上がった時代は、それでよかったのだ。

でもいまは違う。みんなに物が行き届き、それなりに高機能なだけのものは、売れなくなった。

その代わり必要とされているのは、熱烈にファンを生むようなとがった商品、サービスを考えられる人だ。

周りに合わせず、独自の行動をとる「浮いている」人こそ、これからの社会で付加価値を生み出すことができる人材になり得るはずだ。

※本連載は『おれが浮いてるわけがない。』(五十棲剛史 著)からの抜粋です。

(船井総合研究所 取締役常務執行役員 五十棲剛史)

 


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