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「叱る基準のない人」は信用されない

2017年07月19日 00時43分55秒 | 日記

部下を潰す上司は「叱り方」を理解していない 「叱る基準のない人」は信用されない
07月18日 08:00             東洋経済オンライン
(前略)
叱る「基準」を決めておく
何を叱って、何を叱らないか。チームを引っ張る立場の人にとって、これは大きな問題です。
たとえば遅刻した人を叱る場合。1分遅れたら注意するのか、それとも5分なのか、1回の遅刻で叱るのか、2日連続だったらどうか……。叱る「基準」を決めておかないと、場面場面で迷うことになります。これは大きな負担です。

当然、基準がなければ、相手からも信頼されません。その場の感情や好き嫌いで叱ってしまったら、後輩は「フェアでない」と感じてしまうでしょう。
ANAの場合、たったひとつの行為に対しては「アドバイス」や「注意」ではなく、「100%叱る、特に厳しく叱る」という明確な基準があります。それは「安全に影響を及ぼす行為」です。

具体的には、事故のリスクがあるような行動をする、あるいは作業中に自分自身の体を危険にさらしたりするような場合です。

整備士の宮崎は、「ヘルメットをかぶらず高所に上っている整備士を見つけたら、大声で怒鳴ってでもヘルメットをかぶるよう注意する」と言います。普段は「褒める9:叱る1」のバランスが最適と考えているそうですが、安全に影響を及ぼす行為については、そういった気づかいゼロで叱っていい。それが、ANA社員の共通認識になっているのです。

ANAにおいて「安全は経営の基盤」であり、何よりも優先されます。だからこそ、「安全」が叱るときの基準になっているのです。

勤続20年以上のパイロットで、ボーイング767の機長、猿棒正芳は、危険な「行動」をしていなかったとしても、安全に対するいい加減な「姿勢」を垣間見たときには、厳しく対応していると言います。

「50%の確率で天候が悪くなりそうなフライトに対して、副操縦士が『おそらく天気は回復するんじゃないですか。そう信じましょう』などと根拠のない発言をしたら、厳しく諭しています。私たちパイロットは安全運航に対して、つねに最悪のケースを想定する。それが最低限の、そして最も重要な決めごとだからです」
(以下略)


惚れた彼女は叱れないだろう(笑)


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