PCで「どうして動かない」と言う事が起き、何人かの人に聞いても分からず。
なぜ、動かないと冷静にじっくり考えたら、単純な自分のミスに気付いた。
焦れば焦るほど見えなくなると痛感。
スマホも最初の設定が面倒と聞き未だにガラケーですが、これ以上頭が固くなる前にスマホに替えようかなとも思う。
パソコン修理人の仕事 技術と同じくらい話術が大切
家庭に、職場に広く浸透し、必要不可欠な道具になったパソコン。だが壊れたら、多くの人は手も足も出ないのでは?そんな時、自宅まで修理に来てくれる仕事がある。機械が苦手な人には救世主のような存在だが、修理技術と同じくらい話術も必要な仕事だった。
都営地下鉄勝どき駅(東京都中央区)近くのマンションの一室。中では「パソコンが起動しなくなった」という50代の男性が待っていた。PCヘルプデスク(同江東区)の嶋田松男(52)は、バッグから取り出したドライバーでパソコンを開け、「やっぱりマザーボードがダメになってます」と説明した。マザーボードとはパソコンの心臓部で、電子回路を配した基盤。買い替えを検討するべき故障だった。
だが、これは事前の電話相談から想定内の事態。男性は「家族の写真だけは取り出したい」と希望した。ハードディスクを調べると画像データは無事だった。データ復旧費用は2万円。この日は見積もりだけで、男性は依頼を保留した。
この仕事の腕が問われるのは、修理の前の電話相談かもしれない。不具合の原因は、部品の故障や回線トラブル、設定ミスなどが考えられる。だが依頼者の多くはパソコンを、よく分かっていない。取扱説明書を読んでも理解できず…パソコン製造会社の電話相談はつながらず…息子に聞いたら嫌がられ…といった“手順”を踏んで電話してくる人がほとんどだ。
そんな依頼者から、電話でパソコンの状態を聞き出すのは難しい。パソコン関連の言葉はカタカナが多く、そのまま口にすれば会話が成り立たないこともありうる。あらゆるケースを想定し、質問しながら見えないパソコンの故障原因を探る。
いざ訪問したら、依頼者がパスワードを忘れており、修理にたどり着けなかったこともあるという。「訪問料だけ頂いて帰りました」と申し訳なさそうに話した。開けてみれば、工場で修理するしかない故障もある。「後でトラブルにならないよう、できないことはできないと予防線を張りながらの会話も必要」。経験に基づいた話術が必要となる。
(以下略)