釈放された様ですが逮捕容疑を見てビックリ。
「わいせつ電磁的記録媒体頒布」ってナニ?って感じです。
芸術か、わいせつか…留置場での対応もキツイですね。
「留置場はひどいところだった」 ろくでなし子さん、外国記者の質問に答える(全文)(弁護士ドットコム) - goo ニュース
自らの女性器をスキャンし、3Dプリンターで出力するためのデータをつくって配布したとして、「わいせつ電磁的記録媒体頒布」の容疑で逮捕され、その後、釈放された芸術家ろくでなし子さんは7月24日、外国メディア向けの記者会見を開いた。
(中略)
(8)フリー女性記者
――勾留中の生活について質問させてください。
ろくでなし子:「まだ犯罪者と確定したわけでもないのに、留置場というのは、とても人権を無視した酷いところでした。
検察庁と裁判所には護送車に乗っていくんですけれども、そこの待ち合わせる場所が、ものすごく狭~い部屋。そこに、10人ぐらい押し込めて、すぐそこはお手洗いなんですけど、そこで手錠をずっとかけたまま、木の堅い椅子に6時間以上すわっていないといけないんですよ。
ご飯をたべるときは、検察庁だと片手にしてもらえるんですが、裁判所で待っているときは手錠をつなぎっぱなしで、パンを食べないといけなかったり・・・。
その部屋っていうのは、クーラーがなくて扇風機しかないんですよ。トレーナーなどを着ていくととても暑いんですが、脱ぐと怒られるんですね。
その手錠も、すごく限界ギリギリまでぎっちり付けられて、指がしびれていたいとか言っても、ガマンしろとかいわれて、なかなか緩めていただけなかった。
お風呂に、この夏の季節に、週2日しか入れないんですよ。
あと、私は痔持ちなんですけれども(笑)、トイレで、痔がちょっと痛いんでボラギノールとかくださいっていったんですが、そんなものはないと言われ・・・。痔の人はどうしたらいいんですかって言ったら、月2回の健康診断の日まで待てと言われました。
あとですね、いろいろな病気を持っている方とも部屋が一緒になってしまうんですが、たとえば、水虫を持っている人とかと同じ部屋になったりして、とても移ってしまうんじゃないかと不安と怖さがあります。
まだ、いろいろあるんですけれども・・・マンガにします」
(中略)
(11)江川紹子
――ひとつは弁護士さんに。それは、お金のやり取りのことを誤解していた話の続きなんですが、罪名っていうのはお金のやり取りがあるかどうかで、犯罪が成り立つか成り立たないかに関係するのでしょうか?
山口弁護士:「しません。関係ありません」
――自分は「わいせつではない」と思っている人に送っているんだからという話がありましたけれども、それはやりとりで確認をしたのですか。それとも、趣旨に賛同してくれたから、そういう人は女性器をわいせつだと思わない人だと、信頼したということ?
ろくでなし子:「プロジェクトに募金を入れてくれたということは、趣旨に賛同してくれた方と理解して送りました。また、プロジェクトが終わったあとにも、関係ない人たちが、まんこみせてみたいな感じで、データほしいみたいなメールも来たんですけれども、そういうものには一切、返しておりません」
(弁護士ドットコム トピックス)