本音が見えた時、がっかりなヤツも居ますよね。
人を舐めていると厄介なことになるぞ!と言いながら、自分も人の差別をしていたりして。
これからはそのやり方では廃れちゃいますよ。
人の心を動かしているのは、人の言葉だけでは無い。これをどうして軸に考えられないのか?
これが見える人と見えない人と、次の人生、大きく変わると言われたら…
それでも邪道を進みますか?
飲み会も終わり帰宅。
昼から仕事、起きれるかな。
内容紹介
■経営者サイドから見たブラック企業の経営哲学■
長時間労働に賃金未払いを従業員に強い、使い捨て感覚で労働者を酷使するブラック企業。
数々の報道でブラック企業の実態は照らされ、社会問題にもなった。
しかし、その多くが虐げられる側の証言に基づいたものであり、
経営者サイドがなぜ従業員から時間や金、人としての尊厳まで搾り取るのか、声はなかなか聞こえてこない。
そんな現状を打破しようと、気鋭のジャーナリストがブラック企業経営者に
体当たり取材を敢行し、彼らの言い分についてフォーカスしたのが本書である。
なぜ、長時間拘束が可能なのか。
なぜ、約束していた賃金を平気で踏み倒すのか。
なぜ、労働者を使い捨てにできるのかーー。
ブラック企業問題を考える上で、経営者サイドの本音もまた、貴重な証言である。
取材期間3年間、のべ200人の経営者に取材を重ねてきた著者だから引き出せた、経営者の本音。
人を社畜に落とし込むノウハウ、洗脳のための研修プログラム。
本書には、細かいテクニックからブラック企業経営者の思考原理がぎっしり詰まっている。
興味深いのは、それらの思考様式、ノウハウが宗教や自衛隊のそれと酷似している点である。
ブラック企業に人生を振り回されないための書物としても読め、人の心を老獪に操るテクニックも学べる本書。
生かすも殺すも、あなた次第だ。
■本書の内容■
第一章 有名ブラック企業にみる矛盾だらけの実態
・ 「無理というのは、嘘吐きの言葉」(ワタミ)
・ 「変革しろ。さもなくば死だ」(ファーストリテイリング)
・ 「追い出し部屋、社内就活はモチベーションを高める仕組みなのか」(ベネッセコーポレーション)
・ 「公務員はクビにできない、という価値観はあり得ません」(大阪市役所)
第二章 ブラック企業に見る恐怖の社畜洗脳術
・ 自衛隊新米隊員教育から学ぶ社畜養成プログラム
・ ファミレスが新人アルバイトにカッコ悪いTシャツを着せる理由
・ 社員を狂わす悪魔の人心掌握術
・ お目付役の社内信者を作り、相互監視
・ 社内での地方ルールを徹底させるコツ
・ 情報は一切遮断! 拘束時間を長くする本当の理由
第三章 ブラック企業経営者の本音(インタビュー集)
・ 「入社後の研修で服従心を叩き込む」(投資会社)
・ 「カルテル化する放送業界では、ADは一生ADのまま」(テレビ番組制作会社)
・ 「就業規則とは別の契約事項で縛る」(零細IT企業)
・ 「バイトにもサービス残業させる管理術」(外食産業)
第四章 ブラック企業の最新事情と未来予測
・ ブラック企業の原型!?某大手宗教法人のビジネスモデル
・ クビの切り方最新リポート 「資格を取れないヤツは去れ! 」
・ まだまだある! ブラック企業の三大ハラスメント
・ ブラック企業の今後についての論考