The Old Woman Who Named Things
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Sandpiper |
ストーリー
物に名前を付けるのが好きなおばあさん。車はBetsy、椅子にはFred、ベッドにはRoxanne、家にはFranklinと名前を付けていた。名前を付けるのは彼女より長生きしそうなものだけ。それはおばあさんがこの先、名前を呼べる友達がいなくなってしまうのを心配してのことだった。
感想
物に名前を付ける。その理由にはちょっと寂しいものがあります。手紙も来ず、訪ねてくる人もおらず。孤独です。少し臆病で、かたくな。でもよく分かります、そういう気持ち。おばあさんの心を解きほぐしてくれたのは小さいお友達でした。とてもいい話。
車がすこいですね!羽がついてるみたい。私もおばあちゃん、こんな車に乗るんだ~かっこいい~と思いました。
おそらく別れをたくさん経験してきたおばあちゃん。人一倍繊細で心やさしいのかもって思いました。でもやっぱり愛するものが一緒にいるのがいいですよね。ホッとします。
イラストも色が素敵だし、車のBetsyも格好いいし!
手元に置いておきたくて購入しました。
おばあさんの気持ちも痛いほどわかりますが、大切な人(動物)がいると生きる張り合いにもなるりますね。
ラストで心も笑顔にしてくれる、優しい絵本ですよね。