Tooth Fairy (Child's Play Library) | |
情報 作者:Audrey Wood ジャンル:その他 種類:ペーパーバック 絵本 YL:0.7 ページ数:31ページ 語数:429 お気に入り度:☆☆☆☆☆ |
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Childs Play Intl Ltd |
ストーリー
Matthewは乳歯がぬけて大喜び。お母さんにTooth fairyからプレゼントをもらえる話をしてもらっって満足げ。それを見て面白くないのは姉のJessica。自分も何かもらいたいJessicaはコーンを白く塗って歯に見せかけて枕の下に置いておいた。
Wake up!というTooth Fairyの声で目を覚ましたJessicaは体がとても小さくなっていることに気がついた。Matthewも!二人はTooth Fairyに連れられてTooth Fairy Palaceへ!
感想
娘が乳歯が抜ける頃なので、タイムリーと思って購入した本書。日本では乳歯が抜けたら下の歯は屋根の上に、上の歯は縁の下にというのが古くからの習慣ですが、欧米では枕の下に入れておくとtooth fairyなる妖精が歯とお金やらと交換してくれるようです。他の本でもtooth fairyが出てくる話を何度か読んだことがあって、すごくうらやましがっていました。実際、抜けた歯を枕の下に置いておいたらtooth fairy来るかなみたいな話をしていたのですが、さすがにはるばる日本にまでは来ないんじゃないか、という結論に達して実行はしてないようでした(笑)
さて、どうしてTooth Fairyは歯といい物を交換してくれるの?そんなMatthewの疑問にTooth Fairyが答えてくれるお話。すごく面白い発想!全部会話文で成り立っている絵本です。
本書はJYbooksのCD付きのやつを買いました(コスモピアのオンラインショップで)。ドラマ風の朗読です。本文にはないナレーションが入った朗読もあり。以前購入したJybooksのFive Little Monkeys Sitting in a Tree、Bear Hunt、If You See a Kittenは本文がそのまま歌になっていましたが、本書では内容に沿った歌詞で、本文が歌になっているわけでないです。そういう点では先の3作よりはちょっとレベルが高めなのかも。
CDの内容(Story Reading→Story Reading with Narration→The Tooth Fairy Song→Mathhew and Jessica's Pillow Talk) 約34分。
↓抜けた歯をどうするかというのは国や地域によってさまざま。そんな世界の風習を調べた興味深い本があります。アジア圏はやはり屋根に投げるというのが多いみたいです。欧米だと歯の妖精やネズミが歯とお金を交換してくれる、というのが多いです。ネズミが登場する国や地域が意外と多いですね。歯が丈夫そうだから?
Throw Your Tooth on the Roof: Tooth Traditions from Around the World | |
G. Brian Karas | |
Sandpiper |
↓日本語版もあります。私たちは日本語版で読みました。
はがぬけたらどうするの?―せかいのこどもたちのはなし | |
ブライアン カラス,Selby B. Beeler,G.Brian Karas,石川 烈,こだま ともこ | |
フレーベル館 |
ウケました。案外子供って冷静なんですねぇ。
どっちみち来ないことにしておいた方が親としては楽ですよ!突然抜けて楽しみにされても、小銭がなかったりして、結構面倒くさいです。
うちは最初、50ペンスという銀貨をあげていたのに、ぺパ・ピグというアニメで明らかに金貨を貰っているシーンがあり、仕方なく値上げしました。
よその話ですが、小銭がなくて、しかたなく£5札をあげる羽目になったという逸話も。
歯に千円札とか嫌じゃない?
歯の妖精を楽しみにされた場合、これって親が用意をしなくちゃいけないのかな・・・そうなったら結構面倒だな(今後何本も抜けるのに)・・・無視していいんだろうか・・・なんて内心あれやこれや考えていました。
なので日本の風習にしたがってくれてホッ・・・。