あんず☆からのお知らせ
★現在の登録洋書数600冊以上(9/4)★語数1200万語(2011で終了)★お断り・当ブログや英語学習に関係のないコメントやトラックバックなどは削除させていただきます。なにとぞご了承ください。
Eoin Colfer's Legend of the Worst Boy in the World
|
|||
Glenn McCoy | |||
Hyperion Book CH |
ストーリー
Martyは両親がなかなか自分の話を聞いてくれないのに困っていた。かわりに毎週末訪れる灯台守をしている祖父に日ごろ起こる問題を聞いてもらうことにした。
ところが、Martyがいくら自分の身の上に起こった最悪なエピソードを話しても、祖父はそれ以上に何倍も最悪な話を持ち出してくる。やはり70歳の老人にはかなわないのか・・・。
感想
おじいちゃんよりもさらに不幸で不運な話をしようとするのですが、70歳の老人の経験の引き出しに9歳の子供がかないっこありません。いつの間にか不幸自慢のような感じになって・・・。でもただそれだけじゃなく、最初におじいちゃんが話してくれた灯台にまつわる昔話が最後にそんな風に生きてくるとはね。Martyと同じようにハッとしました。おじいちゃんがMartyよりもさらに最悪な話をしてたのには理由があって、単に自慢したり競ったりしてたわけではなかったのです。なるほどです。
それにしてもどうして自分の不運話ほうが最悪だと思ったとたん、勝ち誇ったような気分になって、私なんかねぇ~もっとひどいよ~なんて得意げに話しちゃうんでしょうね