ストーリー
魔女学校Miss Cackle's Academy for Witchesに通うMildred Hubbleも3年生になった。そして今年から新しい先生が赴任することに。紹介されたMiss Graniteというその先生はもじゃもじゃの髪と服の襟を高く上げているせいで顔がよく見えず、妙に高い声でしゃべる。とても変な先生だった。
一方、部屋にもどったMildredは髪をとかそうと親友のMaudのmagic brushを借りたのだが、長い髪が絡まってどうにもほつれなくなってしまったのだ。そこへやってきた意地悪学級委員長のEthel HallowはMildredの髪をばっさり。大切な髪を切られてショックを受けたMildredは魔法の薬で髪を戻せるのではと考えたが、そんな薬は難しくて作れるはずもない。
そこへ、またまた口を出してくるEthel。作るのを手伝ってくれるというのだが、できた薬でMildredの髪は大変なことに・・・。
感想
シリーズ5作目。
時折難しい単語が出てくるシリーズだなって思っていたのですが、大人向けの本をずいぶん読んだせいか、そういう単語も児童書ではやや難しめかもしれないけれども、一般書では普通に出てくる単語なんだな、というのが分かってきました。#2~#4までは結構読みにくいなって思ったのですが、ここへきてそうでもなくなってきました。文章の長さも気にならないし。よい傾向です。
なんだかお人よしなMildred。Ethelの助けを借りちゃあいかんでしょう。#1のエピソードのことが出て来たのですが、すっかり話の内容を忘れてしまっていました。一部、そうだったっけ状態でしたね。判断やチョイスがちょっとおかしいMildredですが、ダメなりに結構活躍しています。