ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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佐賀元明先生に対する懲戒処分の違法性を問う裁判で敗訴判決下る

2013年09月04日 15時52分50秒 | 相続
 今日は,元大阪地方検察庁特捜部副部長佐賀元明先生の行政事件の裁判について,判決があり,懲戒処分の取消は認められなかったそうです。

 今回も,刑事裁判の第1審と同様,元検事や現職の検事の証言は信用できるとして,佐賀先生の主張は退けられたそうです。

 このような冤罪事件がどうして発生するのか,我が国の刑事司法の未来は暗いと言わざるを得ません。
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線量計の購入

2013年09月04日 05時30分55秒 | 相続
 いろいろあって,線量計(せんりょうけい,英語:dosimeter),つまり,放射線の線量を測定する機器を買いました,まだ私の手元には届いていませんが。
 
 線量計は,いわゆるガイガーカウンターとは異なるようです。

 それにしても,まさか私が線量計を買うことになるとは,この国は大きな危機に直面しているようです。
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市川太志裁判官の判決

2013年09月03日 15時51分58秒 | 相続
毎日新聞によると
 『京都市内で軽乗用車を盗んだとして、常習累犯窃盗罪に問われた重度知的障害者の無職男性(36)=同市伏見区=に対し、京都地裁が心神喪失を認定し、無罪(求刑・懲役3年)を言い渡したことが分かった。(中略)判決は8月30日付。男性は2000年以降、自動車盗で4回服役し、今回も出所直後だったという。
 弁護側の請求で行った精神鑑定で、男性は精神年齢4歳7カ月の重度精神発達遅滞とされた。市川太志裁判官は「自動車盗は悪いとの認識はあるが、極めて表面的で、許されない理由や違法性を理解していない」として心神喪失と判断した。』そうです。

 このような,事件の実体を率直に把握して判決を出す刑事裁判官が京都におられたとは,正直,驚きました。
 判決文の詳細はわかりませんが,検察官も,この判決には控訴できないのではないでしょうか。なぜなら,この種の被告人を起訴せずに,再び罪を犯さないようにケアするのは,本来,検察官の仕事のはずだからです。
 

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消滅時効の撤廃を求める署名

2013年09月03日 13時08分55秒 | 相続
  2011(平成23)年3月11日に発生した原発事故被害者の東京電力および国に対する損害賠償請求権は,法律上,あと半年余りで消滅時効により失われる可能性があります(民法724条前段)。また,民法には,10年の消滅時効,20年の除斥期間という規定も存在します。

 本年5月に東日本大震災に係る原子力損害賠償紛争についての原子力損害賠償紛争審査会による和解仲介手続の利用に係る時効の中断の特例に関する法律」(原賠ADR時効中断特例法)が成立し,6月5日に公布・施行されました。
 しかし,同特例法では,国に対する国家賠償請求権についての時効については何ら触れられず,また,東京電力への損害賠償請求権についても,原発賠償ADRに和解仲介の申し立てをした被害者で,かつ,仲介が打ち切られた方に限り,打ち切り通知を受けた日から1月以内に裁判所に訴えを提起した場合に限り,和解仲介の申立ての時に訴えの提起があったものみなすと規定されているに過ぎません。短期間のうちに訴えを提起しなければ消滅時効により権利が消滅することに変わりはありません。したがって,上記特例法により救済される避難者,被害者の方は限定され,多くの方が救済されずに放置されてしまいます。
 上記特例法の制定においては,衆・参両議院で,本件事故の被害の特性に鑑み,全ての被害者が十分な期間にわたり損害賠償請求権の行使が可能となるよう,法的措置の検討を含む必要な措置を講ずることとの附帯決議がなされ,参議院におては,平成25年度中に必要な措置を講ずることと附帯決議されています。
 今,まさに,この特例法の附帯決議に基づき,早急に,福島第一原発事故に係る損害賠償請求権が失われないよう立法措置を講じられることが求められます。

 そこで,福島原発事故賠償請求関西弁護団では,衆議院議長,参議院議長宛に,消滅時効の撤廃を求める請願書を提出します。これに賛同いただける方は,
aoifast@gmail.comまで,住所氏名を明記の上,eメールをいただければ,署名用紙を送らせていただきます。

 実際,国や東京電力に対し,損害賠償請求できることさえよくわかっていない被害者の方も大勢おられます。その人達が救われないままに終わることのないよう,消滅時効の撤廃は絶対に必要なのです。
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シンポジウム「福島原発事故区域外避難者の今」報告

2013年09月01日 16時17分23秒 | 相続
 昨日のシンポジウムは,聴衆が130名を超え,座る席がなく,椅子を後から会場の空きスペースに配置するなど,大盛況でした。

 その内容は,http://iwj.co.jp/wj/open/archives/99176で見ることができます。
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