これも天罰？

タンクローリー炎上、１４３人死亡＝集まった住民巻き添えか―パキスタン
　これも一種の天罰かもしれませんが，あまりにも重すぎます。亡くなった方の家族にお悔やみ申し上げます。

厳しい判決

水泳教室主催者に賠償命令＝男性死亡「熱中症予防怠る」―大阪地裁
　判決書を読んでいませんが，医療過誤訴訟で，しばしば見かける判決と同類のようです。
　最高裁判所が考える行為者の行為（今回は不作為？）と被害者の死亡との因果関係の基準の実際を明らかにして，控訴審で闘うべきでしょう。　

プールで熱中症を発症させられた事件の判決

　今日は，です。
　私は，この事件の代理人ではありませんが，『剣太の会in大阪』で知り，その後，この被害者の両親からお話を聴いてきました。
　判決の言渡しを大阪地方裁判所の大法廷で行うとのことなので，判決の内容には期待してよさそうです。

虚偽の主張は絶対にしない

　以前からですが，私が訴状や準備書面（法廷で述べることを予め書面に書いたもの）で書いたことに対し，それらは虚偽だと声高に言う相手方代理人弁護士がいます。
　しかし，私は，虚偽の主張は絶対にしません。虚偽の主張で裁判所を欺いてまで裁判に勝ちたいとは思いません。依頼者から虚偽の主張をするように頼まれても，絶対に，応じません。そもそも，不正な手段を使って裁判に勝つことを求める依頼者の事件は引き受けません。
　このようなわけで，私の訴状や準備書面に書いた主張は虚偽だと言ってみても，それこそが虚偽なので，ヤメて欲しいです。

性暴力を撲滅するために

性犯罪厳罰化、改正刑法が成立　性別の規定など撤廃
　性暴力を撲滅するためには，厳罰化はもちろん必要です。
　しかし，①被害者が被害届を出しやすくすること，さらに，②裁判官の意識（被害者は逃げることができたのに逃げなかったということは，同意していたのだ，というもの）を変えないと，性暴力はなくならないと思います。

世界一わかりにくい準備書面

　準備書面とは，民事訴訟において，口頭弁論（＝裁判）での主張の準備のために，自らの攻撃防御方法（自らの申立てを基礎づける主張）並びに相手方の請求及び攻撃防御方法に対する陳述（答弁、認否、反論等）を記載した書面のことを言います。要するに，法廷で当事者が述べる主張等を事前に書いた書面です。
　最近，ある有名な裁判の原告らが提出した最終準備書面（裁判の最後に提出する総まとめの主張を記載した準備書面）読んだのですが，これが，この書面の頭の構造がどうなっているのかと思ってしまうくらいわかりにくいのです。
　準備書面がわかりにくく，裁判官に理解できないとなると，原告（被告を訴えた人）は何も主張していないことと同じことになるのです。
　この裁判，判決はまだですが，原告にとっては，厳しい結果が予想されます。残念です。

「夏の事故を予防しよう！ー子どもの安全を考える勉強会ー」

　今日は，「夏の事故を予防しよう！ー子どもの安全を考える勉強会ー」に参加して，「子どもの事故を防ぐ安全教育」というテーマで，岡真裕美さんから，「ライフジャケットを常識に」というテーマで吉川優子さんから，それぞれ，お話を聴いてきます。
　この岡さんと吉川さんは，それぞれ，家族を事故で亡くされ，そこから，事故の予防に乗り出されているのです。

日弁連推薦？

青森いじめ審議会新委員は日弁連など推薦で
　日弁連がどの程度の，いじめについて，被害者の実態について，わかっているのか，かなり疑問です。日弁連はいじめの加害者をひたすらかばう団体なのです。

人権侵害救済申立制度

　今，私に，弁護士会から，人権侵害救済申立事件を調査するよう依頼が来ています。
　この人権侵害救済申立制度は，弁護士法第1条の趣旨に則り，人権侵害を受けた人からの申立に基づき，調査を行ったうえで，人権侵害に該当する事実が証拠によって裏付けられるときには，の人権侵害の内容や程度などを考慮して、被申立人等に対して，「警告」「勧告」「要望」などの弁護士会の見解を記した書面を交付してその是正を求めるなどの処置をとるものです。
　この調査ですが，分厚い申立書を読んで，申立人と面談しても，弁護士には報酬は全く出ません。つまり，ボランティア活動なのです。
　この制度の趣旨には共鳴しても，ボランティア活動では長続きしないという見方がある一方で，ボランティア活動だからこそ素晴らしいという意見もあり，この制度の行方が見ものです。
　

『剣太の会』剣太さんのお父さんである英士さんとお母さんである奈美さんの話

20170604　剣太の会　工藤英士氏による　あの日　そして　コレまで

　是非，聴いてみてください。