控訴審の結論

外れ馬券訴訟、大阪地検が控訴(読売新聞) - goo ニュース

　 おそらく，大阪高等裁判所は，大阪地方裁判所の判決(原判決）を破棄して，被告人に重い刑を下すでしょう。
　課税の問題は，納税者個々人の事情は捨象して，画一的処理が求められる，だから，外れ馬券の購入費は経費とは言えない，という理由で。

第１５回「通学路の安全を考える」シンポジウム

『とよなか発「子ども・いのち」こどもとクルマ社会

第１５回 「通学路の安全を考える」シンポジウム

日時：6月１日(土） 午後1時30分～4時30分 (受付午後1時～)
会場：大阪府豊中市立豊島北小学校体育館 （阪急宝塚線曽根駅下車 南へ５００メートル）
入場無料

※車でのご来場はご遠慮ください。

＜第一部＞ 基調提案 子どもたちの意見発表
＜第二部＞ 講演：「安全なはずだったのに」～亀岡 事故で奪われた4人の命～
講師：中江美則 さん（京都交通事故被害者の会・古都の翼 代表）

＜第三部＞ シンポジウム
・コーディネーター：一色 明宏さん(毎日新聞社会部副部長)
・パネラー 小谷真樹さん（京都交通事故被害者の会・古都の翼）
・ 山下晃央さん(豊中市PTA連合協議会 会長)
・小島滋子さん（豊中市立豊島北小学校 校長）
・ 六嶋明宏さん(豊中市教育委員会 保健体育推進チーム長) 』

　最近，私の通勤途中にある歩行者・自転車専用道路（その一部分はスクールゾーンでもあるもの）を自動車が走行する場面を目撃することが多く，明日のシンポジウムに出席して，通学路の安全を，もう一度，考えたいと思います。

堺市美原区役所市民法律相談

　今日は，堺市の美原区役所で市民法律相談を担当しました。

　相変わらず，厳しい相談がほとんどでした。特に，市民法律相談では久しぶりの犯罪被害相談が１件あったのは，印象的でした。

　よく考えると，私は，市民法律相談において，①紛争の相手方とよく話し合いましょう，②様子を見ましょう，③紛争の相手方を訴えましょう，との３つのアドバイスのいずれかを行っていることに気がつきました。

　それにしても，南森町駅（事務所最寄り駅）→天下茶屋駅(大阪市営地下鉄）→天下茶屋駅（南海）→北野田駅→美原区役所→河内松原駅（近鉄）→大阪阿倍野駅→天王寺駅→南森町駅との大移動は，よい修業になりました。

『相続・法人化における税務と保険』セミナー

　昨夜は，弁護士会が研修と認定した『相続・法人化における税務と保険』セミナー（弁護士協同組合主催）に出席してきました。

　しかし，研修とは名ばかりで，税理士・ＦＰコンサルタントの営業宣伝でした。
　
　大阪弁護士会では，数えきれないほどの研修を行っているのですが，このようなものもあること，勉強になりました。

誰でもミスは犯す

「破産」公告１か月遅れ…地裁職員、手続き忘れ(読売新聞) - goo ニュース

　誰でもミスは犯します。これを教訓にして，２度とこのようなことがないようにすればよいのです。

　今回の場合，破産者の債権者には，個別に破産手続開始決定が知らされますので，実害もないでしょう。

弁護士に相談して欲しかった

昨夏から困窮か、役所に生活保護相談　大阪・母子死亡(朝日新聞) - goo ニュース

　この事件の現場は，大阪弁護士会館から徒歩圏内です。

　弁護士だからと言って何でもできるわけではありませんが，何とかできる場合も多いのです。弁護士費用を含めた費用の心配をされている方も多いですが，市役所，区役所の無料法律相談もありますし，法テラス（日本司法支援センター）も無料法律相談を実施しています。
　とにかく，一人で悩まずに，弁護士に気楽に相談してみてください。

これも交通犯罪

バイクと車が衝突、１人死亡　歩道にいたＮＨＫアナ重傷(朝日新聞) - goo ニュース

　重傷を負ったＮＨＫの柴田（内藤）裕子アナウンサーにとっても，亡くなった人にとっても，運が悪かった「事故」ではすまされません。

破産管財事件の行方

　私が，ちょうど１年前に破産管財人に就任した破産事件ですが，諸般の事情から，やむを得ず，廃止（終了）することにしました。

　事件の真相は大まかには把握できたのですが，私が考える方向で処理するには，あまりにも資料が不足していました。

　この件で，私のところへ何度も電話してきた京都在住の債権者や淡路島在住の債権者等々には大いに不満が残るでしょうが，もともと破産事件とはこういうものなのでしょう。債務者に破産手続が開始される前に，債権回収を行うべきなのです。

犯罪被害者支援委員会第２部会会議

　今日は，お昼に大阪弁護士会館で，犯罪被害者支援委員会第２部会（研修部会）会議が開催されたのですが，私が関わる事件に急な動きがあり，会議のことを完全に忘れてしまい，結局，会議を欠席してしまいました。

　今後行う予定の弁護士向け犯罪被害者支援研修をどのようなものにするか，議論したかったのですが。
　とにかく，すんでしまったことはどうしようもないので，できるだけ速やかに，部会会議の議論に追い着いていきます。

たましいの共鳴 コロンバイン高校、附属池田小学校の遺族が紡ぐいのちの絆

　『たましいの共鳴 コロンバイン高校、附属池田小学校の遺族が紡ぐいのちの絆』という本が，もうすぐ出版されるそうです。

　『1999年に起きたコロンバイン高校銃乱射事件と2001年の附属池田小学校事件の遺族による共同発信。突然、愛する家族を奪われる痛み、生活が根こそぎにされる苦悩から、その先にある「いのちの尊厳」「生きる意味」といった人間の本質に迫る示唆まで。被害者理解のために極めて貴重な内容』だそうです。

　人が，生きる意味について考える材料はいろいろあるでしょうが，この本も，その一つになると思われます。