ヘコまされた被害者&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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SBS仮説は正しいのか

2023年07月30日 08時20分05秒 | 犯罪被害者支援

 SBS仮説とは、乳幼児に、①硬膜下血腫(こうまくかけっしゅ)②眼底出血(がんていしゅっけつ)③脳浮腫(のうふしゅ)という3つの徴候があって、この3つの兆候の原因が他に考えられない場合には、その乳幼児に最後に一番近くにいた親が揺さぶって障害を与えた=虐待をしていたものと推定するというものです。

 昨日は、以前は、この仮説が正しいと裁判所で証言していたのに、その後、懐疑論者に転向したイギリスの医師の講演を聞きました。

 私は、冤罪はあってはならないと思いますが、乳幼児虐待を見逃さないようにするべきだと思います。

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弁護人がミスを犯した後の対応

2023年07月29日 05時10分08秒 | 危機管理

 昨日、傍聴した刑事裁判で、審理の最後に、弁護人たちの失点を何とか挽回しようとする弁論(検察官の論告求刑に対応するもので、弁護人の立場から事件を見て述べる意見を述べること)が展開されました。

 私は、それなら、自分たちの弁護活動のミスを認めて、裁判官と裁判員に、自分たちのミスのために被告人に重い刑を科さないよう頼むべきだと思いました。

 

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刑事弁護だから何を言ってもよいわけではない

2023年07月26日 22時35分28秒 | 危機管理

 今日、久しぶりに刑事裁判を傍聴しました。

 で、弁護人の冒頭陳述(立証計画の発表のようなもの)を聞いて、思わず「ふざけるな~」と大声で叫びたくなりました。これ以上は、ここでは書けません。

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全国学校事故・事件を語る会

2023年07月23日 16時48分55秒 | 危機管理

 昨日は、学校事故・事件を語る会の小集会に参加してきました。久しぶりにリアル参加でした。京阪神地区は猛暑だったので、参加者ほとんどいないだろうと思って、会場に行ったところ、日本全国(沖縄県など)から多数の方が参加されていてビックリでした。

 やはり、「指導死」(=学校において教員の指導により肉体的、精神的に追い詰められた生徒が自殺に追い込まれること)の被害生徒の親御さんの参加が最も多いです。指導死を語る場が日本中探しても、ここしかないからです。

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犯罪被害者とその家族の現実~清水誠一郎さんのケース

2023年07月20日 22時20分45秒 | 犯罪被害者支援

 南日本新聞社によると、3歳だった長女を当時20歳の男子大学生に殺害された清水誠一郎さん=熊本市=が、鹿児島市の清水中学校で命の尊さを訴えたそうです。生徒約330人が、事件後に被害者家族を襲う二次被害の実態や人の痛みに寄り添う大切さを学んだそうです。

 この講演で、清水さんは、事件後、多くの報道陣から自宅を囲まれ、恐怖で昼間はカーテンを閉め切り、夜も電気を消して隠れるように過ごし、交流サイト(SNS)には「幼い子どもから目を離した最低の親」「責任を取って死ね」と非難のコメントが書き込まれた、と話したのです。

 これが被害者とその家族の現実です。これは絶対におかしいです。これを変えていかないといけないのです。

 

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追悼 横田慎太郎

2023年07月19日 07時34分08秒 | 危機管理

【阪神】横田慎太郎 引退試合で驚異のバックホーム!

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青葉被告人を恨むな、勝とう 京アニ事件で妻亡くした男性が息子と歩んだ4年間

2023年07月18日 15時58分22秒 | 犯罪被害者支援

 京都新聞によると、2019年7月の京都アニメーション放火殺人事件で妻を亡くした男性が、幼い長男にかけ続けた言葉がある。「青葉さんを恨むな。彼がしたことに勝とう」。殺人罪などで起訴された青葉真司被告人への憎しみをわが子に連鎖させないよう、心を砕いてきたそうです。7月18日で事件から4年。長男が前を向けるよう、9月から始まる裁判員裁判には「疑問が残らないよう、全ての事実を解明してほしい」と求めているそうです。

 我が国には「罪を憎んで人を憎まず」という掟or風習があるようで、家族を殺した犯人を被害者の家族が憎むと、逆に、その被害者の家族が叩かれるのです。これが現実です。

   私は、犯人を憎んでよい、憎んで普通だ、と思います。もちろん、この記事の男性(被害者の夫)のようなことも、それはそれで個人の自由だと思います。ただ、それを長男に押し付けないで欲しいです。

 

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岸壁の母(二葉百合子)1971年

2023年07月14日 08時10分59秒 | 犯罪被害者支援

 実話に基づく歌のようです。

岸壁の母(二葉百合子)昭和46年

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大阪弁護士会憲法週間記念連続シンポジウム 離婚後の親子に関する制度のあり方を考える(第2回) ~子どもが安全に安心して暮らすために~

2023年07月08日 19時40分15秒 | 危機管理

 今日は、大阪弁護士会憲法週間記念連続シンポジウム『離婚後の親子に関する制度のあり方を考える(第2回) ~子どもが安全に安心して暮らすために~』に参加しました。

  現在は、夫婦が離婚すると、未成年の子の親権は、父または母が持つことになっている(民法819条)のですが、これを欧米(と言っても、全部ではないようですが)のように離婚後も父母が共同で親権を持つことにすることの是非について、議論したのです。

  欧米では、離婚後も共同親権で上手くいってる、それがより未成年の子のためにもなるのだ、と聞いていましたが、実際には、そんなことはないそうです。

  それは、男女がもう顔も見たくないという関係になったから離婚するのであって、そんな男女(父母)が共同して未成年の子のために共同(連携)することなんて、ムリなことからすると、当然のことなのです。共同親権制度は採用するべきではないのです。

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【熊谷6人殺害・国賠判決】危険切迫を認定も“控訴棄却”遺族の無念◆日曜スクープ◆

2023年07月03日 05時01分37秒 | 犯罪被害者支援

 よく、民事裁判に負けて、裁判官を批判、裁判官の無能さを指摘する弁護士がいるのですが、私は、民事裁判で負ける場合、次の2つのケースしかないと思います。1つ目は、もともとムリ筋の事件だったケース。もう1つが、裁判を担当する弁護士の能力不足のケースです。

 前者は、医療過誤訴訟などでよく見られます。

 本件が、上記2つケースのいずれかは私にはわかりません。

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/tvasahinews/nation/tvasahinews-000305627

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