ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

大聖堂に落書き?当事者が出てくるべきでしょう?

2008-06-28 03:18:55 | ANNAN
とりあえず、GOOブログさんからは、今のところ何の返答もないんだけど、ブログは続くのであった。

本日は珍しく社会ネタである。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080627-OYT1T00677.htm

イタリアの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に落書きした学生が停学処分になったとか・・・んっ?京都産業大学は停学処分だけど、もうひとつのナントカ短大のほうはどうなったんだろう?

しかし、嘆かわしい事件だな。日本人として恥ずかしい限りである。また、その後の対応もおかしいと思うのはワシだけか?何で大学が謝ってるの?意味がわからない。

あのね、落書きってのは「器物損壊」なのよ。つまり刑事罰を受けても当然なわけ。しかも対象は世界遺産という、人類が歴史を尊び、大切に後世に伝えようという、そういう意味のある建造物なわけ。もちろん、人の持ち物(動産・不動産に関わらず)に「落書き」をすれば、それがどんなものであっても、一応「器物損壊」は成り立つわけ。

ワシ???
もし、自分のギターに落書きされたら、それが誰がやったことであろうと、告訴および損害賠償請求をすると思う。

大学がどーのこーの言ってる場合ではなく、大人であれば、当事者本人達が、その「罪」を認識して謝らなきゃいけない。全員が成人だったかどうかはワシは知らないけどさ。もし未成年がいたとすれば、その監督責任を担うべき人物(通常では親というか、その当事者の親権を持つものことになりますな)が出てくるべきでしょ?なんでそいつらが出てこないのか?ワシはそちらのほうが理解できない。大学は道徳を教える場所ではない。それは主に家庭に責任があるとワシは思う。

これは大学の問題ではなく、当事者=犯罪者本人達の問題。そもそも、本人達は「自分が犯罪を犯した」ことを認識しているのだろうか?甚だ疑問である。

イタリア当局が刑事訴追すれば、出るところに出なきゃいけないってことをわかっているのだろうかねぇ?

大学の処分なんて、本質ではない。まあ、今回大聖堂側は、「誤ってくれれば、ことは大げさにはしない」と発言しているようだけど、それは「穏便に」ことを解決しようという善意でしょうが。まあこのような件では、そもそも立件するかどうかも微妙(大聖堂が訴えないなら、立件しないでしょうね)だし、立件したところで不起訴処分(起訴猶予)程度で終わると思われる。

大学の処分云々は、正直どーでもいい話かと。停学でも退学でも、勝手にすれば?大学の処分云々なんて、ニュースにする価値ナシである。

本来は本人達が自腹で再度現地に行って消してくるのが、まず「最低限の誠意」ではなかろうか?こんなことして、表舞台に出てこない当事者や、その親の顔が見たいもんであるな。・・・ホンマ、ニッポンの恥さらしですわ。

AAAとかいうアーティストが、同じようなことやって話題になったのは、記憶に新しい。旅の恥はかき捨て、記念だと思って軽い気持ちで・・・この体質が一番いかんのじゃないかいな?と思うワシであった。
Comments (5)
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