さて、2日目のZigZag公演。
オーナーの古謝さんからは、もう何年も前から「来てくれ!」と言われていた場所である。今回、オクマフェスティバルへの出演が無くなった時、本来ならツアー中止となるはずであったのだが、その危機をワシの友人でありKWEEN・ANNANの協力なサポーターでもある米ちゃんに電話したところ・・・「わかった、すぐにあたってみる」そんで、その日のうちに、ここZigZagでの公演が決定したのだ。
しかし天気はますますまずい状況へ。
午後4時頃には遂に「暴風警報」が沖縄本島中南部に発令。断続的な雨と強力な風に見舞われるなか、リハーサルを行うワシとUKさん。そりゃライブ自体は停電でもない限り実行可能である。この規模のライブハウスであれば、停電してもロウソクとか懐中電灯の明かりの中で、生音でライブやることも無理ではない。問題はむしろ「お客さんが来るかどうか」である。ゲストのMr.スティービーさんも合流して、サウンドチェックは終了する。
そこで、一旦店を出て、FMコザに生出演。
FMコザに面白いポスターがあったので、とりあえず写真に撮ってみる。
足もみ祭りって???
この番組のメインパーソナリティーは、しょうた君。ワシとはもう何年来かの付き合いになる友人である。で、一人で番組やってるのかなぁ?と思ってスタジオに入ると・・・
なんとまあカワイ娘ちゃん(高校生だって!)がいるじゃありませんかぁ。思わずニコニコ度を増すワシ。「笑顔160%増量(当社比)」である。
スタジオに入った瞬間に、ワシはしょうたの横に座り、UKさんを彼女の横に座らせる。えっ?逆じゃないの?と思うかも知れないが、これは作戦である。そう、向かい側に座ったほうが顔がよく見えるじゃないの。
この娘です。かわいいっしょ?・・・しかし、18歳、いいですなぁ!久々に「ビビっと」来ますた。水をはじくような肌とは、こういうことをいうんだろうなぁ・・・すんません、スケベオヤジで・・・
でもこちらの写真の方がかわいく見えたりする・・・
好き勝手に喋り捲った番組を終えて、その隣のリンリンという食堂でメシをするツアー御一行様。
見慣れたお客さんもいる中、そーきそば、ゴーヤチャンプルなどを食べてたら、遠くの席のお客さんに電話が。米ちゃんからの電話で「ライブに来い」ということらしい。「んっ?ジグザグ?9時から?」なんて会話が聞こえてくる。それを聞きながらそーきそばを食うワシ。
さて、ライブである。ゲスト出演していただいたMr.スティービーのブログにもあるが、なんで!?というぐらい平均年齢が高い!しかも男ばかり。それでもそこそこいっぱいになっているのは嬉しいのだけど・・・
やはりギャルが欲しいところ。よーく目を凝らしてみると・・・いますた。約4名だけど・・・そのうち1名はお店のスタッフだけど・・・さらにもう1名はFMコザのパーソナリティーなので、純粋なお客さんで「おねーちゃん科・ギャル目」に属するのは2名のみ・・・ある意味寂しい。
しかし、おじさんたちはとにかく盛り上がる。「ピースフルで毎年見てるさー」、「オレ、フレディーさんのファンだから」・・・嬉しい。正直な話、同性しかも自分より年齢が上の方々から受け入れられるのはとっても嬉しいと思うワシである。
この日いっぱい来てくれたおじさまたちと記念写真を撮るワシ
第二部では、お待ちかねのMr.スティービーとの共演。
トリニダード・トバコ公演をキャンセルして、ジェットヘリでコザ入り(この台風の中どうやって?)。ワシと2曲を一緒に演奏してくれた。打ち合わせやリハーサルの中では、やらなかったのだが、Stevie WonderのPart Time Loverの間奏で「ひょっこりひょうたん島」の歌詞を乗せてしまい、Mr.スティービーは目を回してたみたいだけど。さすがは世界的?パフォーマー。外国人のお客さんにもウケまくっておりましたとさ。
その後は第三部まで突入し、普段やらないネタ(はい!強烈な下ネタです)も披露し、おじさんたちに喜んでいただいた。そんな間も、台風の驀進は続く。ZigZagの向かいにあるスナック「貴子」の看板はいつ落ちてもおかしくない状態だし、近所のビルのレンガの壁が落ちて、道路が通行止めになったりもしてるみたいだし・・・
というわけで、確かに予定よりは少し少なめのお客さんではあったが、よくもまあ、この台風の中、来てくれたものだと、感謝感謝なワシであった。
ちなみに・・・
今回もワシのライブに沢山お客さんを呼んでくれた米ちゃんってこんな人(左)である。右は呑んベエのカズ。米ちゃんの後ろにかすかに見えるのが、「沖縄KWEEN応援団」の第一人者ともいえる、スナックJのじゅんこママである。