ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

怒涛の3泊4日(ANNAN沖縄公演その3)

2006-09-21 07:19:38 | ANNAN

台風接近という状況の中で、沖縄ツアーを強行したワシ。そもそも、このツアーは当初よりトラブルがあり、最終的に全てが決まったのはライブ1ヶ月前という状況であった。

初日のSideways公演
約40名が入れるライブ&スポーツバーであるが、当初少なめかな?と思った客席も最終的には満員となり、入れない人もいたそうである。この会場は、1年半前の開店の時に開店記念ライブを。そして今年6月には1周年記念ライブで呼んで頂いた。7月のPeacefulにKWEENで出演した際にも、到着日に夕食をご馳走になるなど、本当にお世話になりっぱなしの会場である。

今回のツアーが、キャンセル止む無しの状況に至り、それでも行きたいとオーナーの豊田さんに伝えたところ、「何も気にせずに来い。いい演奏してくれればそれでいい!」と、言ってくれた。本当に頭が上がらない。彼は、コザのミュージシャンにとって兄貴のような、親父のような存在であると聞いているが、まさにワシにとってもその通りである。

沖縄でいつも感じるのは、オリジナル曲であっても何であっても、本当に真剣に聞いてくれたり、楽しんでくれたりすることである。今回、「日常」をウチナーバージョン(途中で三線(さんしん)のようなアレンジが入り、さらに掛け声が「スイ!スイ!アイヤイヤササ!」と入る)にしてみたが、口笛(指笛)で反応してくれたり、カチャーシ(沖縄の踊り)の格好をしてくれたり、とにかく気持ちがよかった。

そして第二部の最初で、豊田さんと共演。


豊田さんのバンドのメンバーも2名かけつけてくれて、彼の好きなクラプトンとイーグルスのカバーを演奏した。ぶっつけ本番ではあったが、楽しいひと時であった。

お客さんの中には、現在建設中のコザMusic Townの工事関係の方もいた。なんと全員が九州の方々で、公演後も話し込んでしまったワシである。そうそう、そのうちの一名がQUEENのファンってことで、飛び入りでLove Of My Lifeを歌わせたりしたなぁ。今度、工事現場で工事の人たちを前にライブをやって欲しいとのオファーまで頂いた。もしかしたら12月頃に、そのために沖縄に戻るかもしれない。

幸先のよいスタートであった。ライブ終了後はいつもの通りJETへ遊びに行き、スナックJへ。Jが閉まってたので、ワシはマリー(オキナワンロックの第一人者でもある喜屋武マリー)さんの店、Asian Roseでもう少し飲んで・・・結局部屋に戻ったのは午前4時であった。こんなペースで持つのだろうか?と心配しつつも「響声破笛丸料エキス顆粒A」に頼りながらその日は終わり。しかしなにやら暗雲が。本来なら軍の給料日後の金曜日なので、にぎわうはずのコザ(沖縄市)であるが、あんまり人も出回っていない。

そう、台風13号が目の前まで来てたのだ。

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