雑感 独り善がり

日々の思いや怒りを自分勝手な考えで綴る

京都の街は変な”着物もどき”を着た外国人で溢れている

2017-04-23 01:29:21 | 国際
今日久し振りに京都へ行った。
『都をどり』にお誘いいただいて観に行って来たのだが、お食事が美味しいだの都をどりがキレイだの、
申し訳無いがそんなことよりも気になったのが街の様子。
京都の街はもうずいぶん前からおかしいが、今日見た京都は更に異常だ。非常におかしい。
新聞やニュース・ネットで見て知っていたが、着物を着て歩いている?観光している?外国人の数が半端じゃ
ないのだ。
そしてそのレンタルらしい着物、見ているこちらが恥かしくなる。

あれが着物と呼べる代物か?と言う位、生地も柄もおかしい。
生地は実際に触った訳では無いが、遠目で見ても安物の化繊のペラペラだということが分かる。
浴衣?と一瞬分からなかったもの。
それと柄のひどさよ。
あれは着物とは言わんでしょ、あんな柄。
明るい原色に近い、花柄ばっかりで、これでもかっ!と言う位着物一面に花花している。
色も柄も決まりごと一切無視。あれは和服じゃない。まがい物の着物。
あれを日本の伝統的な着物だなんて言われると、思われると、日本の恥だわ。
”引きの美学”ってものが分かってないというか、まあそんなことは多分どうでもいいんだろうな・・・。
ぞっとするよ、本当に。
レンタル屋もレンタル屋だ。安く安く・・なんて考えると日本が失われるってことに気が付かないのかな?
そんなことどうでもいいの?商売が成り立ちさえすれば?
京都の街にそんな外国人が溢れている。ほとんどアジア系よ。欧米人はそんなことしてない。

この間ネットで見たけれど、中国人の観光客が減っているらしい。期間を短く切り上げて早目に帰る人も居るらしい。
その理由がふるっている。
外国に来てまで同胞の顔を見たくないと。
右を見ても左を見ても自国の人間ばかりで、日本とは思えないそうだ。
だからイヤだと。

よく言うよね。
そうやって中国人だらけの日本にしたのは一体誰なんだよっ!
中国人以上にイヤなのはこっちだよ。
しかしいい傾向だ。
どんどん帰って、出て行って。そしてもう来ないで。猫も杓子も来なくてよろしい。
本当に日本の良さを理解出来る人だけでいいよ。
本当のお金持ちだけでいいよ。文化度の高い人だけでいいよ。
日本中が荒らされ汚されて煤けてしまう恐怖がある。既にすすけているが。

都をどりの会場では観に来ている女性にちらほら和服。
どれほどホッとするか。全然違う。先の外国人らと同じ種類の衣類を着ているようにはとても見えない。
”粋”って言葉がぴったりと来る。やっぱり本物の和服はいい。ちゃんと着こなしている和服姿は美しい。
このブームもいつかは終わるのだろうが、一刻も早く終焉を迎えますよーに。
京都の人はプライドが高いから、こんな状況をバカにして呆れて無視しているんだろうな。


一触即発の北朝鮮。拉致被害者の家族の心配は一般人の比じゃ無いはずだ

2017-04-18 01:10:16 | 政治
北朝鮮の日朝国交正常化交渉担当大使が記者団に語った内容。
・北朝鮮が日本人拉致問題などの再調査を約束した2014年の日朝ストックホルム合意は”既に無くなった”
・拉致問題に”誰も関心が無い”
・日本人拉致被害者らの再調査を担当した特別調査委員会は”解体された”
・日本側から要望があれば、人道問題として残留日本人問題に取り組む用意がある

いけしゃあしゃあとよく言うよねと今更ながら感心する。
口から出まかせ嘘八百。
約束を守るだとか、誠意をもって対処するとか、そういう言葉の無い国だから。
ましてや今みたいな北朝鮮とアメリカとの一触即発の状況で、拉致被害者のご家族たちは、どんな思いで
過ごしておられるのだろうと思うよ。
もう気が気じゃないよね・・・。

正直、北朝鮮との約束は有って無い様なものだ。
気の毒だが北朝鮮がまともに履行するとは思えないもの。
ただただ自分たちの利だけを考える国だ。
得になることしかしないだろう。
もしかして、貰うもの貰っておしまいってことにもなりかねない。

核実験やミサイル発射を繰り返す金正恩にトランプ氏が我慢ならなくなったら、考えただけでも恐ろしいことに
きっとなるよね。
韓国は火の海になるし日本も襲われる。
何を使うか分からない、どんな被害があるか分からない。
そんなことが今の時代にあって良いものか?
拉致被害者が北朝鮮に閉じ込められている家族たちにはどうすることも出来なくて、ただただ祈る思いだけ
だろう。

勿論日本に居る私たちにだって有事になれば絶対に被害は出る。
何も無しでは済まされない。

でも拉致被害者の家族は例え自分が燃えたとしても、我が子に我が母に会いたいよね。
自分のことなんか多分考えてないよね。
どうして拉致問題は何も進展しなかったんだろう。
蓮池さんたちが帰って来た時よりももっともっと状況は悪化している。
何故国は手の打ちようがなかったんだろう。
家族は・・・この先どういう状況になろうとも、一緒にさえ居れればいい。
何があっても一緒に居たい。そんな気持ちなんじゃないだろうかと勝手に想像する。

国内のことも大事だけれど、外では由々しき問題が山積している。
学芸員がガンだとか言ったヤツが居る。
問題発言を繰り返す自民党のバカたち。言ってるあんたの顔が〇〇だよ。
下らない人はホント顔が卑しい。
そして揚げ足ばっかり取っている民進党はじめ野党。
そんなことで時間潰している場合じゃないよ。突っ込むところが間違っているよ。
みんな危機感あるのかなぁ?情けない。
一般人でも不安なのに、拉致被害者とその家族はもっともっと筆舌に尽くしがたいほどの不安と心配だよ。
政府、そのこと真剣に考えている?
ことを起こす前に、先に、拉致被害者を全員さっさと返せよっ!北朝鮮

そして浅田真央はレジェンドになる

2017-04-17 02:12:10 | スポーツ
真央ちゃんが競技から引退するって発表してから1週間ほど経った。
最初はあまり認めたくなくて、何だかぼーっとしてたな。
寂しいな。
真央ちゃんの居ないフィギュアスケート競技、多分興味半減。

真央ちゃん自身のことは勿論好きだけれど、競技者としての選手としての浅田真央が一番好きだった。
彼女には華がある。
そしてスケートをする為に生まれて来た様な抜群のスタイル。欧米の選手にも決してひけを取らない
いや、それ以上にカッコ良い恵まれた体型。すらりと長く綺麗な脚。
衣装も素敵!豪華で煌びやかで、垢抜けていた。お洒落だった。群を抜いていた。
そしてそして何と言っても彼女のスケートが好き。
本人がこだわったと言うトリプルアクセル。好きなだけ跳んで良かったんだと思うよ。
みんな知っていると思うけれど圧巻のステップ。
あれほど難しいステップを踏む人は女子では他に居ないのでは?と思う位。
真似出来ないよね?

いつの頃からかキムヨナがぐんぐん点数を伸ばしては来たが、元々ジュニアの頃もシニアに転向した頃も
キムヨナは浅田真央のライバルでは無かった。
浅田真央は年齢制限でトリノ五輪に出られなかったけれど、本当に勿体無かった。
荒川静香さんが金メダル取ったから結果的には日本としては良かったのだけれど、あの時真央ちゃんが
出場出来ていたらどうだったんだろう・・・とは思うよね。

そしてやっとオリンピックに出場出来た時は、キムヨナが力を付けて来ていた。
キムヨナはオリンピックで金メダル取ることだけを目指して、いかに高い点が取れるか?と言う1点に
集中して練習していたんだろう。
あの羽生をも金メダルに導いたブライアンオーサー?に師事して。
フィギュアスケートは、その時勝ち続けている強い選手により高い点を出すということが定着している
みたいだから、キムヨナのバンクーバーでの点は異常に高くてびっくりした。銀河点だと言われた。
あんなの贔屓だと日本中の誰もが思ったと思う。浅田真央とあれほどの点差が開くなんて信じられなかった。
それほど差が有るとはとても思えなかった。素人目にはね。
あれは事件だった。
真央ちゃんが可哀想だった。本人が一番信じられなかっただろう。
彼女の悔し涙。銀メダル取れたのに嬉しくなかったんだろう。日本中が一緒に泣いたよ。
真央ちゃんの気持ち、みんな分かっていたから。
金メダル請負人と言われるブライアンオーサーに師事していれば浅田真央も金メダル取れた?
でも浅田真央はそれをしなかった。
ちまちまと点数を考えてミスの少ない演技構成で行くよりも、自分らしく3回転半を跳んで納得しなければ
ならないのだから。

確かにキムヨナの演技はミス少ないよ。上手いとも思う。でも感動はしない。
そつなくこなしているなって感じ。
そして次のソチの時のショートプログラムでは日本中が悲鳴に覆われた。
浅田真央はどうするの?って心配しか無かった。落ち込んだ。
でも彼女はフリーで信じられないほどのアメイジングな演技をして世界中を感動の渦に巻き込んだ。
世界中で絶賛され賞賛された。
これぞ浅田真央!だったね。
私はタチアナさんの振付が好きだった。とても難易度が高そうだったけれど、浅田真央によく合ってた。
真央ちゃんはその難しい振付・演技構成に本当によく付いて行ったよねと、ほんと感動ものだ。

昔野球の長嶋さんが『記録より記憶に残る選手になりたい』と確か言ったと思うんだけれど、
真央ちゃんもそれと一緒。
オリンピックの金メダルは取れなかったかも知れないけれど、皆の心に残る真央ちゃんは
真央ちゃんのやって来たことは、真央ちゃんのスケートは、もうこれ金メダルでしかないよ。
勿論、日本選手権は言うに及ばず、世界選手権でも堂々の成績を残している。
今日のフィギュアスケート人気の一番の功労者は真央ちゃんだと思うし、ここまで愛された人は今まで
居なかった。本当に人気・実力共に過去ナンバーワンだと思う。

競技人生の途中で若くして最愛のお母さんを亡くし、それでも健気に頑張って来た真央ちゃん。
スケートがめちゃ上手くて愛らしくてちょっと頑固な真央ちゃん。
沢山の幸せと感動を与えてくれた浅田真央と言う選手を私たちはいつまでも忘れない。
これからも滑って、そして魅せて。
第二の人生に幸多かれ!と皆が祈ってやまないでしょう。








”琥珀の夢”の続きが待ち遠しい。私のサントリー物語

2017-04-10 00:49:35 | 日記
日経新聞をとってるが 今、毎朝いの一番に見るのが『琥珀の夢』。
もう毎日待ち切れないくらい楽しみにしている。
伊集院静さんの『琥珀の夢』の連載が始まりますよと言う前宣伝の時から、サントリー物語だろうと
いうことは予測がついていたよ。
そして最初に出て来た自転車屋の少年『幸吉どん』が松下幸之助だってこともすぐに解った。
大阪の人間は松下幸之助さんのことは大好きだし尊敬している。出身は和歌山だが、大阪の人だ。
そう思っているものね。丁稚から世界の松下 パナソニックを作った”経営の神様”である。
ただただ偉大で人間的にも素晴らしい人だったという印象。
いっときPHPの書物もたくさん読んだ。

その松下幸之助さんが、公式の場に殆ど出掛けなくなっていた高齢の松下幸之助翁が、サントリーさんの
工場での鳥井信治郎さんの銅像の除幕式に出て来られた時のくだり、そしてその挨拶の時のお話は
読んでいて大いに泣けた。
”坊、気張るんやで”と、その昔 頭をなでてもらったことをはっきりと覚えていると。
今日のこの銅像はあの時に自分が見た信治郎さんそのものですと。
この松下幸之助氏の恩義を忘れぬ出席に当時の社長佐治敬三氏は感激し、後年松下幸之助翁の
葬儀の折には敬三氏自ら棺を抱えたとあった。
何度も何度も読み返し、胸がいっぱいだった。
何と言う大物同士の心の触れ合いなのだろう。

私がここまでこの小説に入れ込むのには訳がある。
サントリーさんはお客様なのである。それも大事な大事な別格のお客様である。
自分が今の仕事をして来た何十年の中の半分位はサントリーさんに食べさせてもらって来たと思うし、
それ以上に沢山の方とお付き合いして来て得たものが半端無いのである。

他の人は知らないが、私が感じたサントリーとは・・・。
社員同志仲が良い。
社風がとても自由。同じ苗字が何人もいる場合、上司のことでも下の名前で呼んだりしている。
それってびっくりだよね。呼ぶ方も呼ばれる方も気にしていない。
”やってみなはれ”は本当。若い人も伸び伸びと自分の思うように仕事させてもらっているって感じ。
皆紳士。業者に対してもエラソーに言わない。
サントリーさんは不特定多数に一般消費材を売っている会社だ。
”不特定多数に一般消費材”ってのは難しいと思うし怖いと思う。
風評でトレンドが一夜にして変わるってことがある。それをよくご存知だ。
別のお客様での話だが、実際にお客様にあまりに偉そうに言われて、我慢して仕事はするけれど、
あそこの商品は絶対に買わない!と怒っている同業者にたまにお目にかかるもの。

そしてサントリーさんはずっと私の師匠だった。
パソコン関連も進んでいる。グッズもいっぱいある。
うんと昔、まだ見たことも使ったことも無い様なアイテムやソフトに驚いていると、こういうものが
使えないと付いて行けないぞとか、相手にしないぞとか、次のプレゼンはどうするつもり?とか色々
教えて下さるんだよね。めっちゃ親切。
話の中に難しいワード・聞いたことも無いワードが出て来ると、私なんかは?????となる。
それもこうこうこういうことだと教えて下さるが、あと詳しいことは自分で調べろ だ。
そうやってこちらも付いて行こう・相手にしてもらいたいと必死に勉強して来た。若いうちは。

福利厚生もスゴイらしくて、女性の方も辞めない。
結婚しても子供産んでも辞めない。
何人産んでも産休とって復帰。よく働く女性なら、みんな首を長くして待っている。
多分、お給料も男女差無いんじゃないかな?
男だから女だから という見方ではお給料決めてないと思う。
だからいつも、学生が就職したい企業の人気上位なんだろうな。

私もその昔、サントリーに就職すれば良かった(入れてもらえればだけれど)、サントリーの人と
結婚すれば良かった(結婚して貰えればだけれど)とつくづく羨ましかったりしたな。
私の実家は酒屋だった。もう数年前に辞めたけれど。
私が小学校低学年の時に、既に60年位商売やっていたと言っていたから、もしかしたら規模は違えど
歴史はサントリーさんとあまり変わらなかったかも。
だから私は知っている。
今、その『琥珀の夢』で話が進んでいる”赤玉ポートワイン”の存在を。
お店の棚に1升瓶が並んでいたよ。
確か”蜂”だけじゃなく”大黒”っていう葡萄酒もあったように思うのだけれど。
そして蜂や大黒の瓶はお酒の1升瓶と同じ形だった。
でも”寿屋”の赤玉ポートワインだけ瓶の形違っていたのを覚えている。
子ども心にもお洒落だった。

長くなってしまった・・・私のサントリー物語。




向田邦子が好き

2017-04-06 00:57:24 | 日記
昔々、脚本家としての向田邦子(敬称略させていただく)は知っていたが、本は読んだことが無かった。
30数年前に、あることがきっかけで向田邦子さんのエッセイを読んだ。
そしてハマりにハマった。
次から次へと貪るように読んだのだが、笑いをこらえるのに必死だったり、夜ベッドの上でわんわんと
大泣きしたり、とにかく面白かった。

今又読んでいるのだが、その30数年前のことが思い出される。
向田邦子が好きなのか、向田邦子の書く本が好きなのかよく分からない。
多分両方。
本を読んでいると(エッセイだと余計)その人の癖だのお人柄だのが滲み出ていて、勝手にこうこう
こういう人なんだなと決めつけている。
父上のお話なんか泣けて泣けて仕方なかった。愛がいっぱい溢れていたな・・・。

私はある作家の小説なんぞが面白いと思うと、その人の書いたものを次から次へと続けて読んでしまう。
そうやって好きな人が何人か居るのだが、多分一番は向田邦子。
理由ははっきりしている。この人の文章が好きなのだ。
多分林真理子(ここでも敬称略)だったと思うが、コピーライターと作家は真逆の作業をしなければ
ならない・・みたいなことを書いていた。
林真理子さんは昔コピーライターだった?
コピーと言うのは短いセンテンス?ワンフレーズ?の中に凝縮された思いを上手く表現しなければならない。
そしてそれとは逆に作家の書く文章と言うのは小さなことを引き延ばして大きくして膨らませて書く・・みたいな
作業だと。
その林真理子氏いわくの引き延ばして大きくして膨らませて書く文章なのだが、私はちゃらちゃらと必要以上に
修飾された文章がキライなのである。
ああ!長ったらしい!キレイな言葉をちりばめたみたいな形容詞?は邪魔でしょ!みたいに感じる文章もあるし、
かと言って、逆に簡潔にサラッとうまくまとめました みたいな意図を感じる文章も不自然でイヤなのである。
文句の多い読者で・・・。

そしてそんな文句の多い読者の私が一番スッキリ気持ちよく読めるのが向田邦子の文章なのだ。
”過不足無く”とでも言えばいいのか、とても読んでいて心地良い。

向田邦子に夢中になった時は、向田邦子さんは亡くなったすぐ後だった。
”ああ・・・もう居ないんだ・・・寂しいな、勿体無いな”と思った。
なんで生きておられるうちにもっと彼女の本をたくさん読んでさっさとファンになっておかなかったんだろうと
少し悔やんだ。

本当に美しい文章を書かれる人 と言う印象。
多分後にも先にも、これほどこの人の書いたものが好き!と言う人は現れない気がする。
あんなに面白いエッセイを書かれた向田邦子さん。今生きていたら、こんな世の中を何と表現するのだろうと
ちょっと思ってしまう。
昨晩も今日の帰りの電車の中でも、もーね、笑いをこらえるのに難儀したわ。