シリアの内戦で、空爆で破壊されたビルから助け出されたという5歳の男の子の映像が世界中に衝撃を与えている
らしい。
世界各地の人が憤慨して声を上げているらしい。
ネット上で「心が痛む」「言葉にならない」「悲しみと怒りがこみ上げる」「残酷な世界だ」
「オリンピックどころか、穏やかな日常すらシリアにはない」などの書き込みが相次いでいるそうだ。
私も見たよ、この記事と映像。
何の罪も無い無抵抗の幼い子供が戦争の犠牲になるのは理不尽だし世界のどこであっても心が痛むのは同じ。
これを見て私は原爆を落とされた広島と長崎のことを思った。
これが衝撃であるのなら、では原爆を落とされた広島や長崎はどう表現する?
同じ様に子どもたちが犠牲になっている。
その凄惨さは地獄絵図は、悪いが比較にならないだろう。
内戦と国と国との戦争という違いはあっても、無辜の民が犠牲になると言うことに何ら変わりは無い。
子どもたちにまで被害が及ぶと言うのは同じだ。
あの戦争で日本は原爆を落とされた。アメリカに。
それも市街地に。
それはいわゆる”市民を国民を巻き込む”と言うことが分かり切った上での行為だ。
それを承知で広島の長崎の空に原爆を投下した。
アメリカは、何の罪も無い無抵抗の無辜の民を容赦なく、そして突然襲った。
広島は当時人口35万人。年末12月までに亡くなった人は推定14万人。
爆心地から1.2kmの範囲ではその日のうちに50%の人が亡くなった。
長崎は人口24万人のうち12月末までに8万人弱が亡くなった。
熱線・熱風・爆風・放射線。
外傷が無いと思われた人も被爆後、月日を経て亡くなることも有り、長崎では24万人のうち15万人が原爆のせいで
亡くなったと書いてあった。
どれ程の大きな被害だ。数の上だけでもそれが分かろうと言うもの。
全身に大やけどを負い、皮膚が焼けただれ、内臓にまでダメージを与えられ、熱いよー熱いよー おかーさんと
言いながら死んでいった子どもたち。水 水 と言いながらこと切れた人たち。
焼けてボロボロになった服を着て、はだしで泣きながらさまよい歩いている子どもの写真を見た人も多いだろう。
私も実際に見た訳では無い。それは原爆資料館であったり映像や書物であったり。それ位の知識しか無い。
でもあの悲惨さ・衝撃を語るには十分だ。
真珠湾に奇襲攻撃を掛けたのは日本だ。先に戦争を始めたのは日本だ。とアメリカの人たちは言うだろう。
当時のことも政府のことも軍のことも、本当のところはよく知らない。
知っているのは、その戦争のせいで最後の最後に、広島と長崎に原爆が落とされたと言う事実だけだ。
それも市街地に。
オバマ大統領が今年広島を訪問した。世界で一番くらいに影響力のある人だ。
それによって世界で少しでも広島・長崎のことを知ってもらえるなら意義のあることだったと思う。
日本でだって、戦争を知らない世代・関心の無い人・平和ボケで話題にもしたくない人、色々あるだろう。
当の日本でさえそんな状況なのだから、世界の人が詳しく知らないのは仕方ないことなのかも知れない。
そして今とは時代が違う。
今はネットでどんなニュースであっても、一瞬にして世界中に広がる。瞬く間に世界中の人の知るところとなる。
あのシリアの男の子の映像を見て残酷だと言うなら、もっともっと残酷だった世界が事実があったことを
世界中の人に知って欲しいよ。
アメリカが何をしたか。
原爆を落としたらどうなるか。
私はオバマ大統領もアメリカもキライでは無い。
でもやはり、戦争を終結させる為にあの原爆投下は正解だったという論調にはとても付いて行けない。
終わらせる原因のひとつにはなったと思うが。
アメリカはもっと原爆投下の事実とその結果を世界中に発信するべきでは?
オバマ大統領、核先制不使用だと言うなら尚更ね。
らしい。
世界各地の人が憤慨して声を上げているらしい。
ネット上で「心が痛む」「言葉にならない」「悲しみと怒りがこみ上げる」「残酷な世界だ」
「オリンピックどころか、穏やかな日常すらシリアにはない」などの書き込みが相次いでいるそうだ。
私も見たよ、この記事と映像。
何の罪も無い無抵抗の幼い子供が戦争の犠牲になるのは理不尽だし世界のどこであっても心が痛むのは同じ。
これを見て私は原爆を落とされた広島と長崎のことを思った。
これが衝撃であるのなら、では原爆を落とされた広島や長崎はどう表現する?
同じ様に子どもたちが犠牲になっている。
その凄惨さは地獄絵図は、悪いが比較にならないだろう。
内戦と国と国との戦争という違いはあっても、無辜の民が犠牲になると言うことに何ら変わりは無い。
子どもたちにまで被害が及ぶと言うのは同じだ。
あの戦争で日本は原爆を落とされた。アメリカに。
それも市街地に。
それはいわゆる”市民を国民を巻き込む”と言うことが分かり切った上での行為だ。
それを承知で広島の長崎の空に原爆を投下した。
アメリカは、何の罪も無い無抵抗の無辜の民を容赦なく、そして突然襲った。
広島は当時人口35万人。年末12月までに亡くなった人は推定14万人。
爆心地から1.2kmの範囲ではその日のうちに50%の人が亡くなった。
長崎は人口24万人のうち12月末までに8万人弱が亡くなった。
熱線・熱風・爆風・放射線。
外傷が無いと思われた人も被爆後、月日を経て亡くなることも有り、長崎では24万人のうち15万人が原爆のせいで
亡くなったと書いてあった。
どれ程の大きな被害だ。数の上だけでもそれが分かろうと言うもの。
全身に大やけどを負い、皮膚が焼けただれ、内臓にまでダメージを与えられ、熱いよー熱いよー おかーさんと
言いながら死んでいった子どもたち。水 水 と言いながらこと切れた人たち。
焼けてボロボロになった服を着て、はだしで泣きながらさまよい歩いている子どもの写真を見た人も多いだろう。
私も実際に見た訳では無い。それは原爆資料館であったり映像や書物であったり。それ位の知識しか無い。
でもあの悲惨さ・衝撃を語るには十分だ。
真珠湾に奇襲攻撃を掛けたのは日本だ。先に戦争を始めたのは日本だ。とアメリカの人たちは言うだろう。
当時のことも政府のことも軍のことも、本当のところはよく知らない。
知っているのは、その戦争のせいで最後の最後に、広島と長崎に原爆が落とされたと言う事実だけだ。
それも市街地に。
オバマ大統領が今年広島を訪問した。世界で一番くらいに影響力のある人だ。
それによって世界で少しでも広島・長崎のことを知ってもらえるなら意義のあることだったと思う。
日本でだって、戦争を知らない世代・関心の無い人・平和ボケで話題にもしたくない人、色々あるだろう。
当の日本でさえそんな状況なのだから、世界の人が詳しく知らないのは仕方ないことなのかも知れない。
そして今とは時代が違う。
今はネットでどんなニュースであっても、一瞬にして世界中に広がる。瞬く間に世界中の人の知るところとなる。
あのシリアの男の子の映像を見て残酷だと言うなら、もっともっと残酷だった世界が事実があったことを
世界中の人に知って欲しいよ。
アメリカが何をしたか。
原爆を落としたらどうなるか。
私はオバマ大統領もアメリカもキライでは無い。
でもやはり、戦争を終結させる為にあの原爆投下は正解だったという論調にはとても付いて行けない。
終わらせる原因のひとつにはなったと思うが。
アメリカはもっと原爆投下の事実とその結果を世界中に発信するべきでは?
オバマ大統領、核先制不使用だと言うなら尚更ね。