2010年2月 香港旅行記#02 2月4日その1



香港2日目は朝寝坊をしてしまい(前日寝たのが午前3時すぎ)すでに9時過ぎ。
本日は重慶大厦に行き両替し、その足で海港城に寄って、
昼前にはホテルに帰って来なければなりません。
両替、3人で両替金額が10万円を超えたら、パスポートを見せろ、と言われました。
私がコピーを持っていたので、パスポートナンバーをチェックされて
受け取りにサインをしました。1万円が851hk$でした。なかなか良いレートでした。

用事を済ませ急いでホテルに戻り、それからホテルのロビーである方を待ちました。
時間どおりに無事面会できたのは『電影現場之旅-港島篇』の作者、奇夫先生です。
ご縁があって、何度かメールさせていただき、
今回お昼をご一緒させていただくことになりました。
そして友人たちも一緒に先生に連れて行ってもらったのがホテル近く蘭桂坊の
『California』(中環己立街30-32號加州大廈地下)。
こちらはこの辺りの多くの店がそうであるように、昼間はレストラン、夕方からは
西洋人がたくさん集まって飲んでいるビアバーです。





お食事は下の画像のようなアメリカンスタイルのものをそれぞれ選んでいただきました。
お味は、香港ではまずまずではないでしょうか。

↓スープとサラダから一品チョイス。スープは人参のポタージュでした、たぶん。
私はサラダを選びました。



↓メインはお魚と



↓リゾットと



↓ハンバーガーからそれぞれ選んで



↓デザートもつきます。ホットアップルクラフィティ(管理人命名)とアイスクリーム。



食事中もロケ地の検証で話せない英語で四苦八苦しながら
奇夫先生と検討会というほどのことでもなく、お話を伺う。(先生はもちろん英語堪能)
そして『California』を先生が選んだ理由は
ここがレスリーの映画《縁份(君が好きだから)》のロケ地だったからでした。
実はこのことは『電影現場之旅-港島篇』には記述されていません。
というのもロケ地と判明した時は、港島篇の出版には間に合わなかったとのこと。
特別に教えていただいたのです。

食事が終わった後、お店の方に断って撮影大会。
「レスリーはこのカウンターに座っていたんだよ」とキャプチャ画像を見せていただきました。
どこでこの店だとわかったかも教えていただき、帰国してから私も映画をチェックしました。
内装は変わっていますが、基本的なお店の作りは変わっていません。



↓ここで記念撮影。




↓レスリーがお化け騒動で逃げてきて一息ついたところ。
奇夫先生が『California』とわかったのは
ロゴがレスリーの横のメニューカード(?)に印刷されていたから。
よく見ると、窓のシェードにも『California』のロゴが裏側から透けて見えてます。
クリックで拡大。



↓アニタもレスリーを探してやってきます。
上の現在のカウンター付近の画像と比べてみると基本的な造作は変わっていない、
ということがよくわかります。テーブルの位置もこんな感じでした。
クリックで拡大。



↓ここは坂道に面しているのでGフロアが奥に行くにつれて半地下のようになっていきます。



↓手前から奥を見渡すシーン。



先生はお昼休みを利用して会ってくださったので、時間が押して申し訳なかったのですが、
《鎗王(ダブルタップ)》《無間道》のある印象的なシーンのロケ地や
《檸檬可樂》《暗線》ロケ地など話は尽きず、大幅に時間を過ぎてしまい申し訳なかったです。
奇夫先生、ありがとうございました!

↓楽しい時間は終わり、先生とお別れして、
店の外に出て『California』のロゴを探しました。



↓加州大廈=CALIFORNIA TOWER
ここにも旧正月のデコレーションがされていて、蘭桂坊も旧正月の雰囲気。



↓こうして外から中を見るとここが半地下のように見えることがよくわかります。



↓映画の中盤でもまたこの場所が出てきます。今度は向かい側が主に映ってます。



↓マギーの再就職先がこの通りのスタジオ。マギー、かわいいです!
ここでも『California』のネオンサインが向かい側のウィンドウに映っています。



↓このシーンでは『California』の向かい側にある花屋が映っています。



↓マギーは元彼から花束をもらっていました。



↓実は映画の中の花屋と同じかどうかわかりませんが、今でもここに花屋があります。



↓ここでお花を買ったのですが映画にも出ているのは撮影した時は知りませんでした。



↓このあたりも蘭桂坊。





↓花屋の隣はハーゲンダッツのお店で、バレンタインのボードが大変なことになってました(笑)



↓近くには『la Dolce Vita』もあります。ってここは《美少年の恋》のロケ地では?
今確認しました(笑)カウンターは同じです。変わっていません。スツールは別のものになっています。



↓「Every night is Friday night」の垂れ幕は何度見ても爆笑。



お花は友人への誕生祝い。けがをした友人は今日が誕生日で、
今日ホテルを出る時、けがの心配をしているスタッフに誕生日であることを話していたところ、
ホテルの支配人自らフルーツのお見舞いを友人に持ってきてくれました。
これには3人ともびっくり。スタッフの寄せ書きのあるカードも一緒に添えてありました。
とても気を使ってもらっているのが伝わりました。
昨夜は病院から帰ってくるとスタッフが待っていてくれて、車いすも貸し出してくれました。

↓ホテルのスタッフに花瓶を持ってきてもらいました。
フルーツにお花を添えて。思い出に残る誕生日になりました。




この日は長い1日で、まだまだ続く。
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