浮生六劫 【19】



《浮生六劫 Gone With the Wind》 【19】

【Disk8】

第二十二話

三老板がインドネシアから急きょ帰宅した。
毛頭に金の行方を追及すると毛頭は、「友人に貸した」と言い捨てて飛び出してしまう。
三老板は阿彪を問い詰め、阿祥に貸したことを知りショックが大きい。

阿祥の会社には阿彪が現れ、三老板が帰宅したので至急家を訪ねるよう阿祥に言った。
阿祥は、住所のわかった思華の元を訪ねるように靖康に頼み、三老板宅に向かった。



↑阿祥が部屋に入ると、三老板はなぜか逆立ち中(笑)
このあと三老板は拳銃で阿祥を脅し、3日目の午後までに金を返せと約束させる。

靖康は思華宅を訪れ、思華の母親とも会い戻るように説得する。
そこに思華の父が帰ってくる。

阿祥と小鵬、年哥は対策を協議していたが怒った年哥は包丁を持ち出す。
あわてて止めに入る阿祥と小鵬。

阿祥宅を訪ねていた二妹も飛び出した毛頭も帰ってきたが家に入れず
庭で対策を練ろうとしたら、曼芳がやってきて、協力すると言う。
曼芳は三老板を寝かさせようとするが、二人が帰ってこないと言って寝ない。
何とか寝かしつけて、その間に二妹と毛頭は部屋に入ったが、
三老板に見つかってしまう。二人を叱ると、二妹は泣いて飛び出し、
毛頭は自分が借りたのだから自分を訴えろと言って家を出る。
曼芳は三老板をなだめるが、逆に三老板は曼芳にもあたる。
しかし、言いすぎたと内心後悔する三老板でもあった。

阿祥は会社から思華に電話。
思華の母親はオーストラリアに移住すると話す。

三老板宅を訪ねた阿祥は工場の権利書を持って来ていた。
「足りない分は分割してでも必ず返済する、二妹と毛頭は自分を助けてくれた。」
という阿祥に三老板は、
「工場は心血を注いだもの。手放してもいいのか?」
阿祥は
「香港に来たときはわずかな手持ちしかなかった。」
三老板は
「十数年前、会社の金を使い込んだ。阿年も加担していた。覚えているな?」
阿祥
「もちろん覚えている。最初は本当に生活が困難だった。」

などと思い出に浸るうち、三老板は権利書を返し、阿祥は三老板の気持に感激する。
そこへ、毛頭が帰宅。三老板とも仲直りした。↓



阿祥は思華宅へ。
そこに思華の父、伍培が帰ってくる。二人は昔の因縁から対立。
伍培は「オーストラリアに行くんだから波風立てないでくれ。」
阿祥「思華に合わせてくれ」と頼むも、伍培は思華は私の娘だと言って拒否した。
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