香港レジェンド・シネマ・フェスティバル #1





先週は、シアターN渋谷で香港レジェンド・シネマ・フェスティバルを
後半2日間集中してみたので、ちょっとお疲れ。
眼と肩と腰が~(笑)1日3本は最近ちょっときついです。
で、見た順番に感想など少し。


チャウ・シンチーの熱血弁護士

原題:審死官 Justice, My Foot  
1992年・香港・日本未公開

監督:ジョ二ー・トー
出演:チャウ・シンチー、アニタ・ムイ

これは香港でVCDを昔買って、何回も見てましたが広東語のセリフが
何か面白いことを言ってるのだろうな…と想像する部分が多くて
よくわからないところが多かったのです。
が、字幕付きで非常にスッキリしました。すばらしい。
特に泣いてばかりいるキャリー・ン(呉家麗)の身の上がいま一つでしたが
とってもよくわかり、赤ちゃん背負ってのアクションも確認。
それと秦沛と黄一飛が出てるのもうれしい。
見た目字が下手そうなシンチーがすばらしく達筆(商売ですから当たり前か)で
美しいアニタ(本当にこの時は特に綺麗)がすごい字を書くギャップ。
シンチーが書いた文字もギャグみたいですよ~
そして、背の高いアニタと普通(笑)のシンチーの身長ギャグは、
レスリーの演唱會にゲスト出演した時のアニタとレスリーのトークバトルを
思い出しました。

その笑える詳しい内容はコンサートレビューのこちらから

しかし、J・トー監督。
こんな流行もん映画、それも面白い作品を撮っていたとは…


武侠怪盗英雄剣・楚留香

原題:楚留香 Clans Of Intrigue
1977年・香港・日本未公開

監督:チュー・ユアン 
出演:ティ・ロン、ノラ・ミャオ

《チャウ・シンチーの熱血弁護士》の後、当日券で見ました。
若かりしティ・ロンのハンサムぶりを堪能しました。
かっこいい…というかアイドルの香りでしょうか?素敵です。
衣装もきらびやかで、
《武林世家》のレスリー演じる「浩天」をほうふつとさせます。

ティ・ロンは江湖に名を轟かす盗帥(怪盗)で
3人の美女、李・宗・蘇と船上で優雅に暮らしています。
友人のナン・コンリン(南宮靈)、ウーホア(無花)大師と
湖上で詩作などして楽しんでいます。
その時、神水宮から宮南燕(ノラ・ミャオ苗可秀)がやってきて
楚が神水宮の毒薬「天一神水」を盗んだと言い、返せと迫ります。
実は「天一神水」ですでに3人の名高い幇主が殺されていたのです。

こうして楚は事件を解決するために調査を始めました。


しかし、この映画全く事前情報なしで見たので、
あのお方が出てるとは思いませんでしたよ。
それはウーホア(無花)大師役のユエ・ホア(岳華)、
《浮生六劫》の阿祥役でおなじみ。お坊さん役なので頭を剃髪されてます。
岳華は準主役なのですが、あっとおどろく〇〇〇な役柄で、最後は×××で
と香港映画らしいというか、もっといえばショウブラ映画らしいというか
展開が~~~、ありえね~なんです。伏字多くてすみません。ネタバレ防止です。
設定も、中華版「チャーリーズエンジェル」か
「007」かと言う感じだったらしいです。
何でもありのショウブラ映画らしい(笑)作品でした。

ティ・ロンのハンサムぶりを堪能する映画です。
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