2007年映画 #7 かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート 字幕版



かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート 字幕版
原題:龍虎門 2006年香港

監督:葉偉信(ウィルソン・イップれんちゃい監督・爆)
アクション監督:甄子丹(ドニー・イエン)
スタイルコンサルタント(美術指導?):張叔平(ウィリアム・チャン)
出演:
甄子丹(ドニー・イェン)
謝霆鋒(ニコラス・ツェー)
余文楽(ショーン・ユー)
董潔(ドン・ジェ)

久々、香港映画の登場です。
香港で35年以上絶大な人気を得ているというコミック「龍虎門」、
これの実写版ということでやっぱりCGがいっぱいあるんだろうな・・・
なんて思いながら鑑賞してきました。
原画をチラッと見た感じではドラゴンは前髪が長いけど、タイガーもターボも
顔が見えなくなるほど長くはなかったんですが
実際はドニー(ドラゴン)、ニコ(タイガー)、ショーン(ターボ)の3人ともが
前髪が長くて最初は「顔がよく見えないよ~」と思ってしまいました。
当初、画面の動きが早すぎてついていくのが大変というのもありました。
感覚的には、「カンフー・ハッスル」のアクションシーンと繋がるところも多かったです。
元華(ユン・ワー)も出ていたし、江湖のボス役の俳優さんも
ショウ・ブラ時代のクンフー・スター、陳觀泰(チェン・カンタイ)だそう。
それでもっと生身のクンフーの要素が多く入っているという感触もありました。
CGを使っているにしろ、あんなにニコやショーンが動けるのはやっぱり
ドニーアクション監督の特訓の賜物で
それでこそクンフー映画の雰囲気が強かったのだと思いましたよ。

NHK-BShiビジョンで「中国カンフーのすべて」というのを放送していて
録画していたのを見たら、冒頭が「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」で
ドニーさんがインタビューされてました。
おお~と盛り上がってそのまま映画鑑賞したので影響力強かったかもしれない。


ストーリーは、幼い頃に別れ別れになった異母兄弟が再会し、
自分達の家である龍虎門というカンフーの道場を守るべく
鍛錬を重ねて悪と戦う、というものです。
兄弟愛、家族愛、師弟愛が強く押し出されているのも武侠アクション映画だから。
元は長いお話のようですから、これは最初の物語の導入部分の要素が強いかも。
ということで、龍虎門2も製作されるとかいう話もあるようです。
2ができたらまた買ってください。続きが見たい。

火雲邪神に要注意、最後のエンドクレジットにも要注意(笑)

レディス・デーの六本木シネマートは女性ばかりで
数は多くなかったけど、平均年齢が若かったような印象(爆!)


かちこみ!の公式サイトは現在なぜか表示ができない状態なので
Gyaoの特集ページをご紹介。


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2007年映画 #6 ホリデイ


ええ、TVCMのイメージソングに惹かれて行ってきました(爆!)
これも2週間前のレディスデーに観たので、早く書かなきゃと思いつつ・・・

最初に思ったのはこれはアメリカとかではクリスマス映画、
つまりホリデイシーズン映画だったのね。
日本でもクリスマス前に公開していたらもっと観客多かったかも。
でも管理人が観にいった日は満席でした。
最近、レディスデーは満席が多くて大変。

監督:ナンシ・メイヤーズ
出演:アマンダ/キャメロン・ディアス
   アイリス/ケイト・ウィンスレット
   グラハム/ジュード・ロウ
   マイルズ/ジャック・ブラック

(公式H・Pはこちら

映画の雰囲気はアメリカ映画のラブコメ路線を踏襲している感じ。
ノーラ・エフロンが製作していた「めぐり逢えたら」「ユーガッタメール」
ヒュー・グラント主演の「ノッティングヒルの恋人」(ロジャー・ミッチェル監督)
こんな映画の延長線にありました。
ナンシー・メイヤーズは第二のノーラ・エフロンか・・・
唯一違うのは二人のヒロインがいて、二組の恋がえがかれている
この二組の男女が豪華なのである、一組ずつでも充分映画1本撮れると思う。
ちょっともったいないようだけど、二組、ふたりを比較して見ると
恋愛をするということも生活を共にするということも、仕事をするということも
環境、国によって違うのだから、大変だなあという事。
うまく相手が見つかったヒロインたちも素敵なホリデイをすごす事ができたけど
それがずっと続くかどうかは、それはそれで困難が多いだろうと推測されます。

ストーリーは別として、うまいなあと思った事をいくつか。
まず4人のキャスティングがぴったり。
それとヒロインの住む町の設定がいいです。
ケイト扮するアイリスはロンドンの新聞社勤めで、
電車で40分のサリー州のコテージで犬と二人暮し。
このコテージが絵本のようで外見と環境は最高でした。
生活するためにはちょっと不便でも、環境がそれを勝っています。
かたやキャメロン扮するやり手の映画宣伝会社の経営者アマンダは
経済的にはロスの勝ち組だから、お屋敷も豪華。
部屋の中はもちろん庭には立派なプールまで。

お互いにまったく違う環境で、同じように恋に破れて傷心の心を
癒そうと努力する二人の前に、魅力的な2人の男が現れる。

ジュード・ロウって大好き!
映画では年齢相応(たぶん)の渋くて、
でもちょっと訳ありのイギリス男を演じます。

ケイト・ウィンスレットも前から好きな女優さんで「いつか晴れた日に」や
「エターナル・サンシャイン」「ネバー・ランド」などがよかったですね。
ちょっと昔の時代設定が似合う女優さんです。「タイタニック」もありました。

ジュード・ロウも「リプリー」「アビエイター」とか、こうしてみると
ふたりともディカプリオつながりだわ。

一番うまかったのはなんといっても、イメージソングに
「We're All Alone」を使った宣伝会社でしょう。
このブログでも「We're All Alone」で検索かけてる人がたくさんいました。
もちろんレスリーつながりもあるけど「ホリデイ」つながりも多かった。


さてあなたの家の好みはどちらかな?
管理人はもちろんイギリスです(断言)
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