レスリーが唄う英語曲


「レスリーの英語曲」エントリーで何か書けないかと、いろいろ考えたのですが
このブログの前身「亜美的時間」で書いていたアルバムレビューを
とりあえず再掲載して
(本当は全部こちらにお引越しさせる予定が記事多すぎて断念していました)
レスリーが歌っていた英語曲をまとめてみることにしました。
もちろん、アルバムに入れられた曲はもちろん、LIVEやTV、イベントなどでの
楽曲も入れようと思っていますが、何分調査が行き届いていません。
とりあえずこのエントリーは来月から毎月1日に再掲載という形でupしますので
何か情報がありましたらコメント欄、もしくはメールでもかまいませんので
お知らせください。
いただきました情報は確認が取れ次第、
順次エントリーに追加させていただきます。

またカバー曲もアルバムレビューのエントリー、
もしくはコンサートレビューで判明している曲はほとんど網羅しているつもりですが
まだ判明していない曲、情報が誤っているものなどあります。
こちらももしご存知であれば情報お願いいたします。

 anemone339@goo.jp   メールはこちらまで(@を小文字にしてください)

曲目リスト
(英語曲にナンバーを振ってみました。ただし発表順、リリース順ではありません)

DAYDREAMIN'(78)




001.Daydreamer 2:30 DAYDREAMER(73)   
 (T.Dempsey)    David Cassidy 
            アルバム「Dreams Are Nuthin' More Than Wishes」収録
アメリカにおける正統派アイドル(音楽とドラマ両方で人気のあった)
David Cassidy ということで
香港での同じ位置を目指したレスリーにぴったりの選曲か。
私もこの曲、好きでした。ていうか David Cassidy が好きでした。
とても可愛かったのですよ。
でも声はレスリーの方が甘いですね。
 

002.We're All Alone 3:45 We're All Alone(76)
 (B.Scaggs)         Boz Scaggs
Boz Scaggs の76年ビッグヒット曲。
レスリーは82年10月大専會堂でのLIVEでこの曲を歌っています。
まだ歌手としては不遇時代ということで
アルバムも2枚出しただけだった時期です。
この曲と檸檬可楽の主題歌「凝望」 を歌っていますが
その歌声はとても哀愁を帯びた声で、聞く人の胸を打つLIVEとなっています。
ここで聴くことができます。


003.Even Now  3:20  Even Now(78)
 (Manilow/Panzer)    Barry Manilow(「忘れえぬ面影」)
「別れて出て行った彼女が階段を上ってくる足音が
今も聞こえる気がするんだ」
別の人との生活がありながら別れた人のことを忘れられない、
という気持ちを歌った、バリー32歳の時の名曲です。
レスリーは当時21,2歳なのでちょっと大人の
雰囲気に欠ける歌い方ではありますが・・・


004.Before My Heart Finds Out 2:25 
(Randy Goodrum)    Before My Heart Finds Out(78)
              Gene Cotton(「心の扉を開く前に」)
今ではなかなか手に入りにくい元曲のようですが 
Gene Cotton のこの曲のファンは結構多いようです。
メロディーラインのきれいな曲で、
レスリーの声によくあっていると思います。
    

005.Goodmorning Sorrow 3:15 「夏にありがとう」(76)
 (H.Moss/Inaba Akira)    因幡晃 アルバム「何か言い忘れたようで」
このアルバム唯一の日本の曲なんですが、
最初聞いた時からなぜか元から英語曲のように
聞こえてしょうがありませんでした。
因幡晃の元曲を聴いてもレスリーの歌を聴くと
英語の歌なんです(笑)
きっと英語の歌詞が曲にすごく合っているんでしょうね。
でもこの曲がどうして選ばれたのかその経緯がとても知りたいです。
また同じ曲を83年に譚詠麟が「遲來的春天」というタイトルで
広東語でカバーしています。


006.Undercover Angel 3:25 Undercover Angel(77)  
(Alan O'Day)       Alan O'Day アルバム「 Appetizers」収録
「ほら、後ろを振り返ってみて!
あなたのために金髪のエンジェルが微笑んでいるかも・・・」
というような歌詞のようです。
レスリーファンとしては Undercover という言葉 
反応しますよね。
元曲はここで試聴できます。


007.I Like Dreamin' 3:20 
(Kenny Nolan)    Kenny Nolan(アルバム「夢のバラード」77)
ソングライターとしてLabellの「Lady Marmalade」
(レスリーの「熱辣辣」の元曲)のヒットなどで知られる、
Kenny Nolanの77年の大ヒット曲。
ゆったりとした優しいメロディのAOR系バラードで
レスリーの声にもよくあっています。
アレンジは元曲よりも素朴な感じ(日本的にいえばより歌謡曲的?)
でもレスリーはよりいっそう甘い歌い方をしています
77年全米HIT100の第6位。


008.I Need You 3:05 America(「僕には君が必要」72)
 (Gerry Beckley)
アレンジは元曲よりもさらっと流してありますが、
アコースティックギターの伴奏はなかなかステキ。
私はアナログで元曲を聴いたので、レスリーの方がよりクリアーな歌い方に
聞こえたのはしかたないのかな。
「花に雨が欠かせないように、冬が春を誘うように、僕には君が必要さ
 僕には君の愛が必要なんだ」 ← というような歌詞がいいですね。
「I need you」というフレーズのリフレインが心に染みます。


009.You Made Me Believe Magic 2:40 B.C.R(「夢の中の恋」77)
 (Len Boone)
ベイシティローラーズといえば70年代アイドルの象徴みたいな
タータンチェックなグループでしたね。
メンバーにはレスリーもいましたね!(レスリー違いですが・・・)
この曲はどう聞いてもレスリーの方がはつらつとして、
アイドルっぽく歌っています。
この曲も77年全米HIT100の76位に入ってます。


010.Just the Way You Are 4:42 Billy Joel(「素顔のままで」77)
 (B.Joel)
Billy Joel 初のグラミー賞を受賞した曲で、私の大好きな曲でもあります。
アルバム「THE STRANGER」収録。
デビューアルバムでこの曲をレスリーが歌っていると知った時は
大喜びしましたっけ。
家にあった元曲とすぐに聴き比べた記憶があります。
声はレスリーの方が線が細いように思いますが
40歳以降の少しハスキーな声になったレスリーに
この歌を歌って欲しかった。
ニューヨークをイメージした都会的でジャジーなこの曲を
熱★情演唱会でLIVEで聴いてみたかったと切なく想い続けています。


011.(A) Little Bit More 3:17 Dr.Hook(「もうチョットだけ」76)
 (B.Gosh)
C&Wの雰囲気が少し感じられる元曲のアレンジですが
Dr.Hook の76年のヒット曲。
それにしてもAORナンバー多いですね。
この元曲、数年前にあるヘアケア用品のCM曲としてTVで流れていました。
元曲はここでチョットだけ聴けます。


012.Pistol Packin' Melody 3:10 Randy Edelman(74)
 (R.Edelman)
70年代にソングライターとして、
カーペンターズやオリビア・ニュートンジョンに
曲を提供していた Randy Edelman
自身のアルバム「Prime Cuts」収録。
軽快なメロディーのこの曲はレスリーの若さにぴったりだったのでしょう。


77年から78年というと香港では広東語のポップスが英語曲をしのいで
流行り始めた時期のようです。この頃にあえて全曲英語曲
(日本語曲まで英語詩にして)でのデビュー、というのは
やっぱりイギリス留学から帰ってきたレスリーのイメージだったのでしょう。
選曲の素晴らしさと、レスリーのボーカルが際立つアルバムです。
私は家で仕事をしていてちょっと一休みする時に
よくこのアルバムを流します。
心穏やかにホッとする時間を作ってくれます。
レスリーを知らない人でも、この時代のポップス、特にAOR好きな人には
お勧めなアルバムでもあります。


Summer Special多多寶麗多 (77)
013.Do You Wanna Make Love
Peter McCann






情人箭(79)
World music festivals (79)
014.Thank you
ジャケットは世界各地で行われた音楽祭に参加した
ポリドール所属の歌手がデザインされています。
レスリーの曲は Thank you
1979年漢城(ソウル)音樂節に香港代表で参加した時の曲です.







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