時のすぎゆくままに

気ままに散策し、時の過ぎ行くままにアップしたいと思います。

陸前高田町

2011-04-26 | 不思議の世界
思い出の陸前高田、日本100景の松原海岸

大津波の被害で消滅してしまった「陸前高田」、松原海岸は日本100景の一つであった。
海水浴合宿をした思い出がある・・アルバムを探してみた・・。

あった!! 約半世紀前の白黒写真である。当時は「陸前高田町」で「市」にはなっていなかった。
現像・焼き付け・引き延ばしが自分で行ったもので、まだシッカリした写真である。


夏(7月末)の朝霧たなびく陸前高田の松原海岸(東方向を望む)


同じく、西方向を望む松原海岸


合宿した仲間たちと一緒に・・海岸の石も黒くきれいだった記憶がある。

7万本もの松の木があったという松原海岸、今はその面影も無く荒涼とした光景である
しかし、1本だけ被害から逃れた松の木があるというニュースはうれしい・・
なんとかそのDNAを未来に繋いでもらいたいものである。

松原海岸が復興されたら、ぜひもう一度そこで泳いでみたい・・・

それまでわが命の灯があるだろうか------------!?


3.11未報道記録

2011-04-20 | 不思議の世界
3.11、市民が撮った震災記録

3.11発災「巨大地震」、マグニチュード9.0(当初暫定M8.8と発表)、称して「東日本大震災」
その時、市民がどうしていたか? 報道されないその瞬間をその場にいた市民が撮っていた。



NPO「20世紀アーカイブ仙台」は、市民の3.11を後世に伝えようと、
東日本大震災での市民生活を伝える写真を募集してウェブサイト「『3.11』市民が撮った震災記録」を公開。
そのTOPページが上の写真である。

URLは、http://www.sendai-city.org/311.htm/

仙台市内に限定されているが、区別に仕分けされ、時系列に構成されているので復興過程がわかる。
けばけばしく報道される映像と違って、市民の生活状況が克明に記録された映像である。
いわゆる報道されなかった震災時の市民による市民のための生活記録である。
被災時の都市生活がどうであったか、首都圏や関西圏等の都市部に生活する人たちには必見ものである。

また、この様なすばらしい企画を、タイムリーに実現した「NPO20世紀アーカイブ仙台」に拍手を送る。

時宜を得た企画とタイムリーな実行力は、どこかの政府や電力会社も見習うべし!!

復興への春

2011-04-14 | 街の光景
自粛だらけの春、復興へ歩む春

やっと春の日差しが連日浴びている・・放射能もかな?!
開花が遅かった桜もきれいに咲き乱れ、花吹雪となりはじめている。



久しぶりに、春の陽光になごんでいる花達をレンズから覗いてみようという気になった。
自粛だらけで世の中が委縮している・・我もなんとなく委縮しているのだろう・・腰が重かった。

 

 

 

 

 

 

なんの趣旨もなく、気の向くままに、足の向くままに、これは・・と思うものを撮りまくった。
並べてみるとやはり春の臭覚がする。
自然の色彩はあでやかで美しい。

陽光を背に、おだやかな風にのって散る桜の花びら達は純白で神々しい。

いくばくか委縮したと思われる心が軽くなごんだようだ。

春はすばらしい!!

厳しい季節の次には、暖かい陽光の春が必ず来るのだ。

16年前に警告

2011-04-08 | 不思議の世界
16年前に仙台の郷土史家、
「仙台平野に巨大津波」の警告本


地方紙大手の「河北新報」(本社:仙台市)によると、仙台の郷土史家飯沼勇義さん(80歳)が
16年前に「仙台平野の歴史津波 巨大津波が仙台平野を襲う!」(宝文堂)を出版したとのこと。
まさに、3月11日の巨大津波の災害を予言したようなものである。

飯沼さんは、公立学校の教壇に立つ傍ら歴史書をひもとき仙台平野を襲った巨大津波の研究をしてきた。
「仙台平野は180~200年の周期で大津波が襲っている。次の大津波は、いつ来てもおかしくない」
と警告していた。
そして、県や市に対策の陳情を行ってきたが、行政も住民も危機管理が不十分だった、と悔んでいるとのこと。


これは、2010年11月7日の朝日新聞朝刊に載った記事である。
室町時代の巨大津波の痕跡が仙台平野で見つかった、という記事である。
869年7月9日に仙台平野を襲った「貞観津波(じょうがんつなみ)」の震源地と同じではないか、という。
この震源図は、今回の東日本大震災の震源と同じではないか・・?!

また、

「仙台平野の堆積物に記録された歴史時代の巨大津波」
---1611年慶長津波と869年貞観津波の浸水域---

という論文が「地質ニュース624号」(2006年8月)に掲載されている。
これは、文部科学省「宮城県沖地震重点調査観測」の一環として行われた
研究調査とのこと。

これらの研究成果を、もっと敏速に効果的に行政が対処していたなら
今回の様な多くの犠牲者を出さずに済んだのでは・・と思うと悔やまれる。

飯沼さんは、「津波被害が出るのはリアス式の三陸海岸で、仙台の沿岸に
大きな津波は来ない」という根拠の無い安心感が行政や住民にもあった」と河北新報紙上で語っている。

このような根拠のない安心感が福島原発事故にも見られる。
昨日(4月7日)の新聞に、保安院や原子力委員会の責任者たちが、"考えがあまかった"と
謝罪の弁が載っていたがいまさら謝られたって元にもどらんたい。
どんな責任をとるのか、自ら責任の取り方を表明してもらいたいものだ・・・!?

※飯沼さん本は、絶版になっている。
※出版元の宝文堂は、仙台市の大手本屋だがすでに廃業している。

花見をしよう!

2011-04-06 | 不思議の世界
花見を自粛しないで、
被災地の酒飲んで支援しよう!!


東日本大震災の影響で、花見などの祭りごとが自粛傾向となっているが、
これでは日本の景気が委縮し、被災地の支援にブレーキがかかる。

被災地にも経済活動をする企業が有り、そこに働く社員と家族の生活がある。
皆が毎年恒例にしている行事を当てに経済活動している業種もある。
岩手県の酒造メーカーが、「被災地岩手から『お花見』のお願い」とYouTubeに投稿
「東北の酒、飲んで支援を」と望んでいる。

以下に、「月の輪」「南部美人」「あさ開」の順にとりあげる。












【各酒造メーカーのホームページで商品を注文できます。URLは次の通り】
・「月の輪」: http://www.tsukinowa-iwate.com/
・「南部美人」: http://www.nanbubijin.co.jp/
・「あさ開」: http://www.asabiraki-net.jp/osake/index.html


自粛は美徳ではない!

被災地のお酒を飲んで、支援しよう!

お花見を盛大にやり、盛大に支援しましょう!