時のすぎゆくままに

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宣戦布告

2015-11-23 | 下手でも好き好き
ラグビーの「W杯の最高の瞬間」賞に選ばれる

これが ↓ ラグビー「W杯最高の瞬間」だ!!



「第8回ラグビー・ワールドカップ・2015イングランド大会」は、ニュージーランドが
史上初の連覇を果たし、日本時間11月1日(日)に44日間の熱戦の幕を閉じた。

そして、今大会で新設された「W杯の最高の瞬間」賞に、日本が南アを終了間際に大逆転して
破った試合がこれにあたると世界のラグビーファンの投票で選ばれた。
しかも、ラグビーW杯の過去も含めた8大会の中での「最高の瞬間」だから
W杯史上最高の瞬間といえる。

しかし、このひとコマだけが選ばれたのではない、と思う。
このひとコマを作るためのゲームの展開が素晴らしく、
その一連のプレーがラグビーファンの感動を生み、最後のトライのひとコマが最高の結果を
生んだものである、と確信している。

その歴史的大金星の10分間をもう一度振り返ってみよう。
この実況放送が面白いので、ぜひご覧あれ・・!!





何がすごかったのか?

何が世界のラグビーファンを魅了したのか?

ラグビーファンならご存じでしょうが、そうではない方のために

私なりの見解を記してみます。


①弱小の日本チームが、確実な引き分けを捨て、勝つための宣戦布告に驚愕!!

試合終了間際に、南アのゴールラインの直前で南アの違反で日本が攻撃にまわる。

その時、試合の残り時間は5分足らず。スコアは日本29、南アが32で3点のビハインド。

誰もが五郎丸のプレスキックで確実に3点を獲り、引き分けとするのが常道だと思っていた。

日本のヘッド・コーチのエディー・ジョーンズは無線でプレスキックで引き分けを指示したが

リーチ・マイケルキャプテンはじめ選手が引き分けでは歴史が変わらない・・勝つために

スクラムを組もう・・と主張し、ジョーンズHCに伝えたら、HCは呆れて結果がどうなっても

知らないぞ・・と言ったらしい

キャプテンがレフリーにスクラムを伝え、リフレーがスクラムの合図をすると観衆は驚き、

「信じられない!!」

とばかりに驚愕の歓声が響き渡った。

そして、その心意気に万感の拍手と声援がスタジアムを沸騰させた、

世界のテレビの前のファンもビックリ、小躍りしてかたずをのむ・・・


②平幕級の日本が、横綱級の南アに真正面から挑み逆転勝利したことに大感動!!

初戦の「日本vs南ア」戦は、誰が見ても南アの勝利、と思われていた。

南アは世界ランク第3位で、W杯で2回も優勝している強豪国であるのに
 
日本は第13位でW杯史上1勝しただけの弱小国である。

体格、経験でもラグビー界でトップクラスの南アは、過去W杯でニュージーランドと

オーストラリアにしか負けていない横綱クラス。

その南アに真正面から挑み、逆転勝利を挙げたことに、世界のラグビーファンは

ラグビー史を変える大金星として心底感動した様子・・。


③素早く、正確に、フェアプレーの日本チームに世界のラグビーファンがほれ込んだ!!

日本代表は、スクラムから横一線に並んで攻撃するプレーは、教科書とおりに

素早く、正確で、しかもフェアプレーで強豪南アに逆転勝ちした様は、世界の

ラグビーファンの心を魅了した。


この様に、単に弱者が強豪国を破っただけでなく、プレーの中身と結果から

今大会のベストプレーは、日本の"チェリー・ブロサッム"だと評価された。


世界のラグビーファンが、どう感動したかその一部を映像化されているので

拝見し喜びを共有しよう・・・





日本代表チームは、「ラグビーW杯2015」で3勝1敗の成績を残して帰国した。

代表選手が語る裏話で、ヘスケスのトライが成功した裏には

ケツテイテキな勝因があったらしい・・・(笑)





五郎丸の「ルーチン・スタイル」が世界中の話題だが、

他国のキッカー8人集があったのでご覧あれ・・・