時のすぎゆくままに

気ままに散策し、時の過ぎ行くままにアップしたいと思います。

ほっと! SPOT

2011-11-30 | 街の光景
ビル街に見つけた「ほっと!SPOT」

今日(11/30)は、暖かく久しぶりに千葉市内で昼食をとることにした。
駐車場から目当てのお店に向かった時、発見したのです!!

ほっと!するスポットを発見したのです。
いまや、ホットスポット(HOT SPOT)というと放射線の高い所を示すのだが・・・

この写真が今回の「ほっと!するSPOT」なのです。

冷たい色のビル街の間に走る「葭川」、そして沿線にわずかな紅葉の木々、
そして上をはしる吊り下げ型のモノレール・・・

この葭川に由緒ある「鷹匠橋」がかかっている。

解説板によると
「江戸時代このあたりは将軍家の鷹場となっており、鷹狩りのために架けられたのが、
この橋の名前の始まり・・」とのこと。

そして橋の中央には「鷹」をあしらった欄干が・・


そして

<左>鷹をモチーフにした解説版(頭のてっぺん)
<右>腰かけには鷹のプリント・・

 

葭川の両岸には、蛍の明りとりが防護さくに設置されている。
夏の夕暮れ時には、蛍の灯が両岸にともり涼む人々を和ませるのだろうか?

こんな「鷹匠橋」の腰かけにすわって、上のような景色にモノレールが走る光景を見ていると
「ほっと!」するのです。

ビル街の雑踏の中で、和む「ほっと!SPOT」なのです。

HOT SPOTを期待してアクセスした方・・御免!!


秋空の名盤

2011-11-22 | 不思議の世界
天高く見上げる景色かな!!


○天高く通過する鉄の虫かな?


○バッタかも・・・


○五線譜・・ド・レ・ミ・ファの「ソ」かも・・・


○無風・・小休止かも・・


○荒れた肌・・湿疹かも・・


○花札の萩・・越冬する実かも・・


○劣化・・もうすぐ落ち葉・・


○夕日・・


○熱気球?・・否

正解はボクシングのシャドウ部



暮れゆく秋空をバックに、ひとり想像・創造を楽しむひとときでした・・・(汗)


無視された警告?

2011-11-04 | 歴史探索
東日本大震災の津波は警告されていた!

本ブログの2011年4月8日に、「16年前に警告」と題して仙台の歴史学者飯沼勇義さんが著した
「仙台平野の歴史津波~巨大津波が仙台平野を襲う!」を紹介した。
本は絶版となっていたが、仙台の印刷会社が復刻版を販売していたので入手した。



著者は40年余にわたって、仙台平野を襲った過去の地震・津波について歴史文献、口承、口伝、等を
丹念に研究を重ねてきた結果、仙台平野は歴史的に津波の常襲地域であるという結論に達した。
宮城県の多賀城が現在の地にあるのも、大津波に起因しているらしい。
それらの研究成果を出版原稿にし、平成6年9月30日に仙台市長藤井黎氏宛、さらに平成7年9月に
宮城県知事浅野史郎氏宛に「陳情書」と「仙台平野の地方の津波防災について」を提出している。

著書では、三陸地方の方々は津波がいつか必ず襲ってくる・・と知恵を出し合ってその予知・予防に
全力尽くされているが、仙台地方の沿岸の方々は残念ながら津波災害に対する認識は全く無いといって
良いでしょう。これは、千年以上も前の「貞観津波」(869年=貞観11年)や1611年の「慶長津波」
(慶長16年)等を忘れ去られ、津波とは無縁であるという意識が醸成されたとしている。
さらに、各市町村史を編纂する際、これらの不都合なことは無視されてしまったことも一因にあげられる。

急いでこの本を読み終わった時、今回の東日本大震災はまさにこの本が警告していたものが
来るべくして来た・・という思いでいる。

宮城県・仙台市・沿岸各市町村の行政に関わっている方々が津波に対する危機意識がもう少し高かったら、
そして、教育委員会および学校関係者も同様に危機管理として地震だけでなく津波に関心を抱いていたなら
70余人もの児童を失った大川小学校のような悲劇が発生しないで済んだのでは・・なかろうか・・。
せっかくの警告が無視(?)されて活かされなかったことは、まことに残念至極である。

3.11発災後、多くの地震学者たちは「想定外の震災」と言ったが既存の知識の詰め込みに努めて
イマジネーションの発揮がなされない方々の言い訳だったのではなかろうか。
民間会社では、こんな言い訳が通用しない。
そして、危機管理を怠る企業は直ちに消滅していく・・。

【追加】

復刻本は、本田印刷株式会社のホームページで・・