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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

かてぃんに間に合うように帰る練習会

2021年10月10日 | ピアノ
今月最後らへんでラフマ二曲をファツィオリで弾ける発表会があるんだけども、まったく人前で弾かないまま本番突入というのはいかがなものかと思って、

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無理やり練習会を作りました。「合同リサイタル」のときの会場(スタインウェイ)を二時間借りて、くさぴあさんときーちゃんさんと三人でシェア。

「…この面子だと緊張しないね…」

まぁ~…ですよね。練習になるのかならないのか。

でも、おうちのピアノと違うので弾いておくのはきっと意味あると思いますよ。ここのは難しいピアノじゃなくて弾きやすいスタインウェイですけどね。

…あれ??

「合同リサイタル」のときは、すごく弾きやすくて音色の弾き分けもしやすいピアノだと思ったけど、今日の印象はそうでもないな。
ピアノのコンディションが違うのか、こちらがまだ弾けてない曲を弾いてるせいかがわかりません(笑)

ラフマニノフ/前奏曲Op.3-2「鐘」
ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4

二回ずつ弾きました。いずれも二回目のほうがだいぶまともにはなったがアレアレアレな感じです。これ、発表会に間に合うのかね。。

選曲したとき、自分ではOp.23-4が得意ジャンル、Op.3-2はキャラ変というか苦手分野チャレンジと思っていましたが、Op.23-4には相当手こずっていて、かえってOp.3-2のほうが「よく鳴ってた」「いい感じ(音がわからなくなったとこ以外は)」という評判です。どうしましょ(←さっさと音覚えろ)

残りの時間では
バッハ/半音階的幻想曲とフーガ
を弾きました。弾きました、というかぜんぜん弾けてませんが、楽譜ガン見で音を訥々と並べていたらくさぴあさんがぐぐぐっと間近の席に寄ってきて…

…えーっ、ヤメテ 弾けてないからっ

くさぴあさんはこの曲ずーっと弾いてましたもんね、前に。それで、いっぱい言いたいことあるようで、いろいろダメ出しされました。
でもいいところもあるし直すとこ直せばよくなるって。全体としては励ましてもらいました。

この曲は来年一月までになんとかする予定です。まずラフマ。

平時であればこの面子なら練習会後に練習会より長いお茶会が付くところですが、
今日は特急で帰らなくちゃ!!

ショパコン二次のかてぃんをリアルタイムで聴くにはすぐ帰らないと、だったので
それぞれおうちに大画面でYouTubeセットしてからLineでやりとりしながらかてぃん観賞。


…すごいよかった!! かてぃんワールド全開!!(やっと) これで悔いなし(私が言ってどうする)

練習会記録(観賞非対応) ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4


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ワクチンとトロッコ問題

2021年10月09日 | 生活
「トロッコ問題」ってご存知でしょうか。

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このまま何もアクションを取らないと5人が死ぬ、というシチュエーションがあったとして、
自分があるアクションを取ることで、1人が死ぬ、というシチュエーションに変更することができる。と仮定します。

あなたは、このアクションを取りますか? 取りませんか?

元々死ぬはずだった5人の中から4人が助かるということであれば、迷う人はあんまりいないと思います。4人、助けられるならアクションを取りたいですよね。

では、あなたがアクション(レバーを引いてトロッコの進路を変える)を取ったときに死ぬ1人が、元々の5人とは違う人だったらどうでしょうか。
5人を助けたことについては感謝されるかもしれませんが、あなたがアクションを取ったことによって、元々死ぬはずじゃなかった1人が死ぬ。これって殺人なの!?

リスクのあるワクチンを接種することは、このシチュエーションに似ています。(さしあたり、新型コロナの話ではなく、思考実験として)
ある国において、国民へのワクチン接種を行わないと、ある感染症で1万人が亡くなるとします。
一方、国民全員にワクチンを接種すると、感染症での死亡は1000人に抑えられますが、ワクチンによって1000人が亡くなってしまうとします。

1万人が亡くなるより、合計2000人が亡くなるほうがましなような気はします。
接種を行わない場合に亡くなるはずだった1万人の中で、8000人が助かり、1000人はやはり感染症で、1000人がワクチンによって亡くなるとしたら、5人のうち4人が助かるのと似た嬉しさといってよさそうです。

でも、ワクチンで亡くなる1000人が、元々、感染症で亡くなる1万人とは違う人だったらどうなんでしょうか? …これは、トロッコ問題に似ています。

私が「副反応疑い集計がカオス」で引用した厚労省の第4回 医薬品等行政評価・監視委員会 議事録の、直前のところはこんなふうになっていました。
------------------
○佐藤委員 一応100万人接種当たり16.2件ということが仮にワクチン接種による死亡だと仮定した場合に、そのような死亡のリスクというのはベネフィットに照らして許容し得るのかということについてお答えいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
○山口予防接種室ワクチン対策専門官 佐藤先生、ありがとうございます。
先生御指摘のとおり、潜在的にさらなる死亡例があるといったような可能性がある一方で、副反応疑い報告制度自体が、まず医療機関の方等が副反応を少しでも疑った場合に広く御報告いただいているといったようなシステムでございます。このため、報告医の先生も実際には因果関係が疑われないといったような場合も含め報告が上がってきているといった状況でございます。
こうした背景を踏まえまして、先生からいただいた御質問の内容に関しましては、現在、接種後の死亡と報告されている事例の多くがワクチンの接種との因果関係があることを前提ということで御質問いただいているかなというように認識したしておりますけれども、現時点においては報告されている死亡事例についてはワクチンとの因果関係から否定できないと専門家に評価されたものはなく、御質問の前提として若干ずれているところもあるのかもしれないというように認識しています。
また、一方で、先生御指摘のとおり、潜在的にそういった死亡事例というのが広がっている可能性等も当然審議会の委員も認識しておりまして、そういった総合的な状況を踏まえまして、副反応合同部会におきまして死亡例の報告状況を含め最新の状況に基づいて御審議をいただいております。直近の合同部会におきましても、現時点においてワクチンの接種体制に直ちに影響を与えるほどの重大な懸念は認められず、引き続き情報収集するとともに、新型コロナワクチンの接種を継続していくことということでお諮りしお認めいただいたというように承知しております。
○佐藤委員 すみません、それでは、回答になっていません。端的にお答えください。100万人接種当たり16.2件の死亡が仮に真実だったときにこのリスクは許容できるのか、できないのかをお答えください
○林予防接種室長 御質問ありがとうございます。予防接種室長の林でございます。
恐縮ではございますけれども、その仮定というのが、もしそうであった場合にというところの確からしさということをしっかりと考えた上でお答えしないといけないとは思っております。ずっとこの副反応部会が始まるとき、この新型コロナワクチンについて議論が始まるときから議論していることなのですけれども、たくさんの方に接種をさせていただきますと偶発的にその日、その翌日、その翌々日、亡くなる方の数というのは相当無視できない数になるということが接種の始まる前から議論されてまいりました。そういったことから考えて、これまで議論してきている中では、それら全てが新型コロナワクチンの接種による死亡であるというような仮定を置いて議論するということはなかなか難しい状況ではないかというように思います。
----------

そしてここから、前の記事で引用した「そういうことをおっしゃるのなら、なおさら日本薬剤学会が提言した個別の因果関係を問わない接種者と非接種者を比べたときの死亡リスクを比較する体制をきちんと取るべきなのですよね。」というところにつながっています。

佐藤委員の「端的にお答えください」はほぼトロッコ問題で、こんなのに答えようがありませんから、いやそんなに死んでるって言いきれるわけじゃないし…と林室長がいってて、「じゃあわかるようにすべきじゃないんですか」という話でした。

冒頭に書いたのは、単純化した思考実験としてのワクチン問題ですが、現実はもっとずっとずっと複雑です。誰が死ぬかとか何人死ぬかとか予めわかってるわけじゃないので、わからないから困るというかわからないからまだしも救いがあるような、そんな感じです。

でも、ひとつ重要な違いは、思考実験と違って現実の「国民」は均一でないということです。人にはいろんな特徴がありますが、わかりやすく年齢だけとってみても、感染症で死亡する確率がまったく違うわけです。10代までの人(日本在住)が、新型コロナに感染して死ぬのは、億万長者になるよりずっと難しいですから、そもそもトロッコ問題「かもしれない」ものに乗っかる意味がありません。

そういえば昔、インフルエンザワクチンの集団接種がありましたね。学校で、ぞろぞろ並んで注射受けるんです。受けるとか受けないとかいう選択肢があるとは考えられていない時代でした。あれはもともと、別に子どもがインフルエンザにかかってもたいていは大したことないのですが、集団でいるところの子どもたちに手っ取り早くがっつりワクチンしておけば、社会の中の流行を止められるんじゃないかという発想によって行われたのでしたね。

それが、まぁあの場合、インフルエンザワクチンはかなり安全性が確立されたものなので、打った子どもがどうかなったという話はほとんどありませんでしたが、膨大なコストがかかるものですし(痛いし)、そのあげく流行はそれで止まったりしませんでしたので、諦めて個人防衛(不安な人自身が、重症化リスクを下げるために打つ)に方向転換がされたのでした。

新型コロナワクチンの話に戻すと、元々社会防衛というか集団免疫が可能かも? という考えがあって、子どもも含めて接種率を上げていくという話になっていたわけですが(感染症リスクが少ない子どもも、利他的にワクチンを打つことで、家族や、社会を守れるという考え方)、ワクチン先進国であった諸外国の例から、単に接種率を上げても集団免疫は無理っぽいということがだんだんわかってきて、子どもが何のために打つのかはあいまいになってきました。ここで、「まだ」の子どもたちだけでも除外しなくてはいけないかどうかを判断するには、透明性の高い把握が必要です。

報告バイアスとその解消について、私とほぼ同趣旨で書かれた記事を見つけたので、私の「はしょった」説明の補足のため、リンクを貼っておきます。
コロナワクチン接種者は脳卒中と心筋梗塞による死亡激減は本当か?
コロナワクチン接種後の死亡、因果関係を調べる最も簡単な方法

透明性の高い把握については、個人でできることには限りがあります。ただし、個人としては「判断」できるほどの材料がない場合、低リスクの人は「様子見」をすることができます。特に、新型コロナについて低リスクの人、具体的にいうと、若くて持病のない人は。


「どのくらいの率で報告されているのか」を推測することはたいへん難しいので(というか、誰も知らない)、とりあえず報告されているものを検索できるサイトのリンクを貼ります。
副反応データベース
これは、個人が運営しているサイトですが、内容は単に厚労省資料で、それを検索できるようにしたものです。関心のある年齢層のものなどを一覧できます。確認したいときは「元」にあたれるボタンがついた親切設計です。(現在、9月初めくらいまでの症例が載っている)

たとえば、「ファイザー」「19歳まで」「重い」で検索すると現在15件あり、
5件が「未回復」、1件が「死亡」です。


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また二次で聴ける(^^)

2021年10月08日 | ピアノ
ショパコンの通過者が発表されましたね~

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私は、「ながら」ではけっこうたくさん聞いたんですけど、ほかのことしないで集中して「聴いた」のは
角野、反田、沢田、古海、牛田、小林、進藤
の6人分だけで、それがもう、まぁ好みは別としてみんなすごくうまくて、いやー誰が通過して誰が落ちるんだろう?? ぜんぜんわからんと思っていたらみんな通ってたわ(^^;;

そりゃまぁ、既に名前を知っていた人のをわざわざ聞くからそうなるんで、
せっかくコンクールなんだから、一次の結果が出る前に、もっといろいろ知らない人の演奏を聞く、いや、聴いておくべきでした。

でも、じっくり聴くのって時間かかりますよね。一人分が、それぞれ「ミニコンサート」みたいな分量になってるわけだから、
仕事に家事に…自分のピアノもどうにか譜読み済ましちゃわないと発表会になっちゃうしさ。。
そう何人も真剣に聴けないですよね。みんなどうしてるのかなぁ…

聴きたいものが多すぎて。時間は有限で。

そう、「ミニコンサート」みたい、って書いたけど、ほんとに牛田くんが自分のtwitterに「プログラム・ノート」書いてて驚いた。

メイン曲は「幻想曲」だったんだけど、twitterには幻想曲の解説、というか何を表しているかという説明があって、
「今日の本番では、暖かく穏やかなワルシャワが徐々に悲しみに染まり、多くの犠牲と深い絶望を経て再び希望を見出すまでの変遷を描きます。お楽しみいただけますように。」と締めくくられている。

なるほど、だからエチュードの選択が「革命」だったんですね。

コンクールでは、課題曲とか時間制限とか制約が厳しいわけで、「コンサートとしてストーリーを通す」ということはしないほうがふつうだろうし、あるいは自分の中では考えていてもあまり表明はしないんじゃないでしょうか。でもこういうのもおもしろいですね。そしてさすがの完成度でした…

完成度といえば、反田くんの演奏がぶっちぎりというか余裕というか、いやすごいなと思ったんだけど。一回聴いたとき。
それに比べるとかてぃんくんの演奏はあまり余裕がないというか、リキ入ってるというか、大丈夫かなぁと思ったんだよね。

それが、かてぃんくんの演奏だけ何度か聴いたんだけど(←贔屓)
「お、いいな」「おもしろいな」と思うところがいろいろあって、勢いや説得力もあって、だんだん、(反田くんとは違う方向性で)これもいいなぁと思えてきて。

まぁしかし審査員は「一回」聞いてすべて決めるのですよね。それで、長時間大人数の演奏を聞きながら、安定した評価を出すって並大抵のことじゃないと思います。ほんと尊敬します。

土日で、ほかの人の演奏も何人か聴いてみよ…


なんかショパンのノクターン弾きたいな…

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副反応疑い集計がカオス

2021年10月07日 | 生活
前記事「私がワクチンを打っていない理由」の続き。

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「メリットとデメリット」について考える材料として、
新型コロナの感染者数、死亡者数についてはややあやふやなところもあるけれど目安はわかる状況なのでいいとして、
わけわかんない状況になっているのは副反応のほうです。

ワクチン打って何かあったら報告してください、報告されたものは全数を厚労省のページで公開しています、という立てつけになってるはずのところ、実際には報告するかどうかはお医者さんの「判断」次第、報告するのは面倒なうえお医者さんにとってメリットもなく、報告しないからといって罰則ももちろんないということでどのくらいの率で報告されているかは不明

大事なことなのでもう一度いいます。「不明」です。誰も知りません。率もわからないし、どういった場合に報告されやすく/されにくいか、偏りもわかりません。カオスです。

もちろん報告された「副反応疑い」がすべてワクチンと関係あるわけではありません。何もしなくても人間いつかは死ぬものですし、その中で偶然、打った直後にどうかなる場合もあります。だから、「疑い」報告にある亡くなった人の数として報道されている千何人、の中でどのくらいがワクチンと関係あるものなのかはこれまた誰も知らないんです。

解剖しなかったからでしょうか?

確かに、解剖すればわかることも一部あるでしょうが、結局のところ、何がどうなって亡くなったかはわかっても、それがワクチンのせいなのかどうか証明できません。このことを確認し、どのくらいの方がワクチンによって亡くなったのか、知るためにはどうしたらよいでしょうか。

そのためには、「副反応疑い」を個々のお医者さんに判断させるのではなくて、人が亡くなったときにその人の接種歴その他の条件、(わかる範囲で)死因といった事例をすべて偏りなく集めてみて、接種によって死亡が増えるかどうか調べればいいのです。これは私のような素人でも思いつくことですから、専門家も当然指摘しています。厚労省の第4回 医薬品等行政評価・監視委員会 議事録より:
○林予防接種室長 たくさんの方に接種をさせていただきますと偶発的にその日、その翌日、その翌々日、亡くなる方の数というのは相当無視できない数になるということが接種の始まる前から議論されてまいりました。そういったことから考えて、これまで議論してきている中では、それら全てが新型コロナワクチンの接種による死亡であるというような仮定を置いて議論するということはなかなか難しい状況ではないかというように思います。
○佐藤委員 そういうことをおっしゃるのなら、なおさら日本薬剤学会が提言した個別の因果関係を問わない接種者と非接種者を比べたときの死亡リスクを比較する体制をきちんと取るべきなのですよね。そのことを疫学的な評価をしない限り、この問題はきちんとした評価ができないわけです。そのことを前回の委員会でやるおつもりがあるのか、あるいはやれる体制があるのかということをお聞きしたのですが明確な回答はなかったと記憶しております。やりたいけれども、なかなかもにょもにょという回答に終始したかと思うのですが、その後、その死亡例を含む有害事象の頻度の比較をするような体制というのをつくることに関する進捗状況について教えてください。
---------

この前後も非常に味わい深い応答が続いてますのでご興味ある方はぜひ直接ご覧ください。こんなに切り込んで指摘してくれる人がいるのに、その後も進展ないんです。残念なことに…

で、「ちょびっと」しか報告されていない、その「数」を元にして、「自然に起こる率で考えるより多くない(から問題ない)」という結論になって終わるのが副反応検討部会なのです。


えっとこのページ(PDFの24ページ)は…自然発生と比べて、ワクチン接種後30日間の虚血性脳卒中の発生率が…なんと69分の1になるというデータを示してるんですね。えっ、コロナ予防だけじゃなくてものすごく脳卒中予防になるワクチンですね…って(^^;; まさかそう思って載せているわけではないだろうけれども。

もしも、虚血性脳卒中の発生率が、ワクチン接種の有無でぜんぜん左右されない場合、かつ、「報告期間」内の死亡はすべて報告されているとするならば、この数字は近いものになるはずです。ま、ちょっとずれてもいいけれど(年齢分布とか偏りあったりするから)、「69分の1」になった時点で、比べてもしょうもないものを比べてるなって、思わないのかな??

というわけで、「副反応」でどれくらいのことが起きているか、手がかりは「遠い」(外国のデータとか)ものしかなくて、ほんと比べにくいんですよ、メリットとデメリット。

それで、自分的に「ワクチンを打ったほうが安全」と思える確信が得られないまま今日まで過ごしてきたわけです。私の場合は基本、引きこもりだというのも大きくて、もし人と接する仕事であれば様子見するより先に打ってたかもしれないですけど。

まぁ、上記のようにどう読んでいいかわかんない副反応データではありますが、読み取れることもあると思います。

たとえば厚労省のワクチンQ&Aページ、心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度の表がありますが、

男性10代、モデルナの場合が突出していますね。報告率は、前述のとおり、たいへん心もとないものなので、この絶対値にはあまり意味がありませんが、別に男子だから(女子よりも)報告されるってわけでもないだろうから、この男女比に著しい偏りがあることにはたぶん意味がある。また、ファイザーとモデルナは、表のまま比べていいかがわからない(報告率が同じくらいかどうかわからない)けど、一般的にモデルナのほうが(かかりつけ医でないため)報告されにくいと言われていますので、ほんとにモデルナのほうが多いんでしょうね。つまり、

ティーンエージャーの男子が打ちたいといったときは、モデルナはやめとけ。
というくらいのことはわかります。

(スウェーデン、デンマークは若年層へのモデルナ接種を公式に中止したようです)

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私がワクチンを打っていない理由

2021年10月07日 | 生活
先日、「夫婦でワクチンについての考え方が違うとき」で書いたように、私は新型コロナワクチン未接種ですが、なぜそういう選択をしたかについて少し詳しく書いてみます。

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(まず、お断りしておきますが、私は医療などの専門家ではなく、単なる一個人としてこう考えたというだけの話です。ほかの方に、打つべきとか打たないべきとか奨める意図はありません。)

まず、基本的な情報として、前にもリンクを貼りましたが、ファイザーのワクチンについての大規模な治験があります。

これは、接種群/プラセボ群それぞれ2万人超が対象となっているもので、ファイザーのワクチンの効果と安全性を確認した調査です。結果からわかることは、もちろん
「接種群において、新型コロナの感染や重症化が少なくなる」
ということです。このことについては私も異論はありません。

しかし、それぞれ2万人超のグループを半年観察して、トータル死亡は減っていないというのもまた事実です。そもそも、プラセボ群においても、新型コロナで亡くなった方は3人しかいないので別に不思議ではありませんが…トータル死亡は、接種群で15人、プラセボ群で14人でした。そのことについて統計的に差は有意な差が出なかったということになります。

「2万人、半年」で比べるくらいの規模だと、接種するのとしないのとで、生き死にに大した差はない。

まぁ、とりあえずその程度の(頻度の)病気だということです。

もちろん、この結果はあくまでこの調査をやったときの対象者、感染状況でということなので、自分の置かれている状況によっては、有利になったり不利になったりするはずです。

まず感染状況はどうでしょうか。この調査の中で、プラセボ群は半年で、23037人中1034人(約4.5%)が新型コロナにかかったということなので、これはずいぶん多いです。日本人はこれまでのトータルで1%くらい…まぁ今後の半年にどうなるかはわかりませんが、日本の数倍、かかっている状況での調査だったと思えばいいでしょう。

次に年齢です。この調査の場合、特に年齢ごとに分けた集計とかがないのですが、平均年齢は51歳とあります。私とそう大して違わないというか(←ちょっとサバ読んでみたw)

ウイルス変異についてはどうでしょう。デルタになった分、ワクチン的にはちょっと不利な戦いかもしれません。(このへんはよくわかりませんが)

ということで、非常に荒く考えますと、別に慌てて打つような状況ではないと思われました。あとは、流行状況や、打った人の副反応データなどを見つつ自分の場合のメリットとデメリットを考えようと思っていたのですが…

ここに問題がありました。日本の厚労省が、真面目にデータを収集/公表してくれないんです。

感染者数や死亡者数はせっせと発表されていますが、その数がストレートに受け取れるものでなく、まず感染者数といわれているものは実際のところ検査結果が陽性だった人の数。陽性でも感染が成立してない場合もあるようですし、あるいは逆に、具合悪くても検査受けない/受けさせてもらえない人の数はわからないしで、なんだかあやふや…また、死亡者数のほうも、厚労省の基準では、陽性になった人が亡くなったら死因によらずコロナ死としてカウントされ報道される。(東京都初の10代の死亡者が出たというのが事故死のあとPCR検査したら陽性だったという話だったり)

…まぁ、でもそれはいいです。目安としては機能します。県によっては、国基準のコロナ死と、コロナが死因の数を併記してくれたりするので、なんとなく見当はつきます。

カオスな状況なのが、副反応疑いのほうの集計で…(長くなったので次の記事へ続く)

----- 今日の練習録音
ラフマニノフ/前奏曲Op.23-4
もう少しでトンネル開通しそうな感じ

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