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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

八ヶ岳アンサンブルオフ第一回!!

2014年08月10日 | ピアノ
第一回ってナニソレ~って、来年もやろうねって話になってたから願望をこめて。

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夏も涼しく空気と水がおいしい八ヶ岳で、泊りがけでだらだらしながらピアノを中心にあれこれ合わせモノして楽しもうという、みんなの子どもがそれぞれかなり大きくなったからこそ初めて実現したゴージャス企画。

ピアノはヤマハのアップライト20年物(再調整品)で、素直な弾き心地、やわらかい音がします。茶色の猫足モデルなんで、我が家のピアノとなんだか似てて、なんだか親しみやすい(^-^)

それぞれ持ち寄った歌+ピアノ、バイオリン+ピアノ、ピアノ連弾の楽譜を見せ合いながら、「これ弾いてみて?」「これはどう??」どんどん試していきます。交代で弾いたりおしゃべりしたりお菓子をつまんだりしながら、ゆーーっくりと、あれこれ。

事前に「仕込み」があったのは、私のビバルディ+スケルツオさん伴奏くらいで、あとは全部現場合わせ。

そうしますと、ピアノってのは、なかなかちょいと何回か弾いただけで通らないので連弾とか難しいですが、人気があったのは
・中田喜直 汽車は走るよ
・大辻ゴン おとながひだりでこどもがみぎ!

「汽車は走るよ」については、私は1st専門でこれまでいろんな人と合わせてますが、2ndは音数が多いけれど基本的にはブンチャブンチャなので、ピアノがうまい人だとわりと初見+アルファで弾けるようです。1st のほうがむしろ、曲がわかってないとさっとは弾きにくいかもしれません。1stを練習しておきさえすれば、随時うまい人と合わせられますんで、お得な曲です。今回はいろんな組み合わせで試してみました。人が変わるとノリが変わって、なかなかおもしろいです。

大辻ゴンのほうは、「こどもがみぎ」のほうなら「ド」ばっかりとかの曲もありますんで、ソプラノの海実さんに「ピアノの連弾どうっすか」とお奨めしてみました。最初、「えっ、ピアノ!?」とびっくりしてましたが、楽譜見て納得。次々弾いてみてました。ま、先のほうに行くとそれなりに難しくなるんですけど。

一方、現場合わせではギブアップとなった連弾は「千本桜」「マメールロア」でした。


夜ごはんのあとはコンサートタイム。いちおう、その場でエントリーを申請して、プログラムを作って拍手つきで。

* * *

ヘンデル オンブラマイフ ばっかいず世話係(Pf)海実(Sp)

Vivaldi GloriaよりLaudamus Te こまたろう母(Sp)海実(Sp)スケルツオ(Pf)

大辻ゴン あさごはんを食べるうさぎ/うさぎ、つかれて寝る 海実(Pf)スケルツオ(Pf)

スカルラッティ ソナタ こまたろう母(Pf)

Schubert 音楽に寄せて アンダンテ(Pf)海実(Sp)

Giordani Caro mio ben アンダンテ(Pf)海実(Sp)

中田喜直 汽車は走るよ ばっかいず世話係(Pf)スケルツオ(Pf)

エックレス ソナタ アンダンテ(Vn)スケルツオ(Pf)

ファンダンゴ(*) スケルツオ(Pf)こまたろう母(Pf)

Vivaldi コンチェルトイ短調 アンダンテ(Vn)スケルツオ(Pf)

Rieding コンチェルトト長調 アンダンテ(Vn)こまたろう母(Pf)

【エンディング】 エーデルワイス 連弾と斉唱

* * *

そしてプログラム終了後は、さらにディープな飲みとおしゃべりに沈んでいったのでした…


(*) という映画があるらしいですが、Wikipediaによれば「「ファンダンゴ」とはメキシコの音楽の一種で、転じて「馬鹿騒ぎ」をさす。」だそうです。言葉も曲も初めて聞きました。

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ちょっとオトナのビバルディへ!?

2014年08月07日 | バイオリン
バイオリンの初級者から中級者に差し掛かるころ、たぶんどの教本でも出てくると思われる、有名な曲のひとつ。

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ビバルディ バイオリン協奏曲イ短調
(磐石のパールマン演奏でどぞー)


いやー美しいですね。私はこういう曲に目がないですから、当然この曲にも早いころから目をつけてたんですが、早いといっても早すぎまして…

ブログによれば(記憶は飛んでた)なんと2011年にこの曲に手ぇつけてました。
…無理だって…
んで、夜毎屋さんに伴奏してもらって崩壊してました。そりゃそうだ。

それで、八ヶ岳音楽三昧のときに、スケルツオさん伴奏でまた弾いてみようってんで再び持ち出してみたわけです。今弾いても、なかなか難物です。昨日レッスンに持っていきました。

このレッスンまでには、しっかり自分でできるところまで練習していくハズだったんですけど、途中ラモーの「未開人」が入ったりとかでいまいち思ったように進まず、不安な状況。というか、何ができて何ができてないかが自分であやふやな状況というかね(サイアクやん)。

サロンに入ると、前の生徒さんが…小さな男の子がなんとこの曲をレッスンしてまして(o_o) あらまぁお揃い。あとで先生がいうには、たまたまこの日、この子と私ともうひとり、都合三回同じ曲のレッスンになったそうで、そりゃさぞかし耳タコ。お疲れ様です。

ってくらい有名な曲なんですね。私はバイオリン始める前は知りませんでしたけど。

その男の子が弾くのを聞いてると、なんというか、バイオリンの腕は私と似たようなものなんですけど(そりゃ同じ曲をやるんだからね)、この曲の捉え方というのは全然違うんだなぁというふうに思いました。

たとえば16分音符の連続のところ、大人だから四つずつの固まりで捉えて、だんだん響きがどう変わってくかで覚えているでしょ。だから、どこが臨時記号#ついてここはナチュラルとか、別に(記憶力は悪くても)混乱してないで頭に入ってるんだけど…ただし、指がさっと正しいところに行くかは別…子どもは一音一音みてるからこれがもうたいへんなの。

先生も、正しく音取りさせるだけでけっこう疲弊してて(^^;; 次に私のレッスンになって同じ曲を通して弾いたとき、細かいところはいろいろ怪しかったけどいちおう曲っぽかったし、とにかく前回取り組んだときとは別人のようだったから(当たり前だが)なんかほっとした様子。

それで、じゃあ細かいところはどうするか、というと、「これね、もう弾きにくいところは決まってて、ココと、それからココね。こういうのは、もう全部書き込んじゃうといいんですよ」。先生は、もうこの曲のレッスンをイヤってほど繰り返してるので結論が早いらしい。

書き込むというのは、弓の上げ下げ。16分音符の連続で、スラーがかかったりかからなかったり、細かく交互に出てくるところとかは、ほんとつっかえやすいんだけど、それが、愚直に全部の弓順を書き込んでしまうと、案外視覚から入った情報が確実に助けてくれて、弾けるものなんだという。

それで、少し書き込んで実験してみると。おぉっ、ほんとだ。ぜんぜん違う!!

じゃ、あと自分で書き込んでみてね。と、さくさく次の話に。決め所の、ビブラートのかけ方、それから弓の配分のコツ、先生がポイントをざくざく追加していくと、フレーズが生き生きしてくるんですね。

先生のお手本弾きは、パールマンさんのよりもうちょっとわかりやすくハッキリと、こってり目に弾いてほんとかっこいいです。

ということでなかなか効率的に、「子どもとは一味違うビバルディ」に向かうレッスンだったと思うんだけど、惜しむらくは八ヶ岳がもう明日で、教わったことを実行に移す練習する時間がない(-_-;; 今日帰ったら荷物を作らなくちゃね。というわけで、いまいち大人になりきれてないビバルディ、持っていきます。

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ストラビンスキー春祭は微分積分!?

2014年08月05日 | ピアノ
音楽の星座の前々日、スタジオアデリーでドリーの合わせをしたあと、そのままartomrさんはさきさんとの合わせ練習に。

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それで、しばらくそのまま、譜めくりしながら見学させてもらってたんだけど、それが、「春の祭典」。

ここんところなぜか「はるさい」づいてるんだけど、
artomrさんが弾く連弾のはるさい。
アリス・オットーとトリスターノが弾く二台のはるさい。

んで、artomrさんとさきさんの二台はるさいですね。

聞くだけだと、ほんとよくわけわからん曲なんですが、それで、楽譜ってどんな感じなのかなーと…
気軽に「譜めくりさせてもらっていい??」なんてめくり始めたんだけど、

もう必死。。

同じ音が、んちゃんちゃ…って続いたりとか、拍子がめまぐるしく変わったりで、
1と2と3と4と…

ついてくの大変です(^^;;
弾くのはもっと大変なので、

さきさんの楽譜には「1と2と3と4と」とカナふってあったり、「ストラビンスキーのばか」ってカナふってあったり(笑)
あ、「ストラビンスキーのばか」っていいながら弾くとちょうど10コ弾けるんですよ(^^) お試しください。

私はこの日、最後まで通し終わるより早く、途中で帰ってしまったので「結末」を知りませんでしたが、
私が必死で数えてるのと同じように(?)
さきさんも必死で数えている状態で、
とても翌々日に本番で弾けるようには見えませんでした。

けど本番は…
あのように、ちゃんと曲になってましたからね(o_o) すげー本番強い。
artomr氏はほんとにこの曲がよくわかってるらしく、
ものすごく的確に合図だし(指揮?)していて、
(ほぼ)スムーズに曲進行してました。

止まったところもあったけど冷静に「○○小節から~」って再開して、何事もなかったかのように演奏してましたね。


二次会のとき、artomr氏は楽譜を回覧して布教活動。めまぐるしく拍子の変わるわけわからん楽譜を見ながら、いやー頭オカシイネなどといっていますと、artomr氏が意外なことを。

「春の祭典は、微分積分みたいなものなんですよ」…はぁ!?

artomr氏が微分積分をどんなものだととらえているかがわからないのでかなり推測が混じりますが、
それまでの音楽(数学)をどれだけきちんと身に着けたかということよりも、
そこのがらっと変わった考え方っていうか、やり方に、
ちょいと慣れてみれば。

案外、いけちゃうんじゃない、といったところらしい。

(実際の微分積分が、そこまで数学さぼってた人が挽回できるようなものなのかは、置いておくとして。)

「アンダンテさんもきっとできますよ~何度かやってみれば(^-^)」

んは!?

いやー何が「案外」だかさっぱり、まぁ弾けるとは別に思わないんですが、あのリズムのうねりを「中」で体験してみたいというか。ただ聞く立場じゃなくてね。きっと、やってみたらば、次に聞くときはもっとおもしろいだろうなって、思っちゃう。

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ラモーいち、ラモーに、ラモーさん

2014年08月04日 | ピアノ
前回記事「ドリー「ほぼ」無事終了、練習のチカラ」に書いたように、今回の「音楽の星座」は「ラモー」がテーマでした。

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shigさんのMixi記事に
ラモーぜろ オープニングの合奏、私もバイオリンで参加したやつね
ラモーいち うづらさんのラモー演奏そのいち
ラモーに  うづらさんのラモー演奏そのに
ラモーさん shigさんのドビュッシー「ラモー讃」
の録音が上がってたんで早速聞きなおしてみたところ、

…ラモーいいっすね♪

あらためて。

これだけまとめて聞くと、印象が像を結ぶんですが、なにしろ当日は、この四つが八時間くらいの隔たりを持って並んでいるので、そんなにラモーラモーしてるわけじゃないんです。

だから、生で聞いているときにはね、別に、これはラモーがテーマのコンサートだとは特に思ってない人が大半だと思うんですよ。というか、一般参加者はそのテーマに関係なく、このとき弾きたい曲を持ち寄っているのだから、テーマは「ない」というほうが正解ではあるのです。

参加する側としては、弾きたい曲・弾ける曲、いろいろな「都合」があって選曲するわけで、イベント全体としてどういう仕上がりになるかは知ったこっちゃなく選びます。それしかないというか、それでいいのだというか。

そうやってバラに持ち寄られた曲を、単純に並べると、「発表会」になります。ヤマハで習ってたときもありましたよ。朝から夕方まで、いくつかの部に区切って、えんえんと多数の参加者の演奏が並んでいるやつね。

そういう、「発表会」にしたくない、というのが強くあって成り立っているのが「音楽の星座」というものらしいのです。

つまり、聞いて楽しめる、「コンサート」。隠しテーマの「ラモー」は、聞いてる人がことごとしく意識していなくても、通奏低音のように効いています。

もちろん、「コンサート」というものは多数あって、プロやらセミプロやらがそれこそ星の数ほどコンサートを開催していますが、

「音楽の星座」はそれとも違う。誰でも、ピアノが下手でも(^^;; 音楽を愛してさえいれば参加できる、なのにコンサート。

この絶妙なバランス感覚が人気の秘密なんでしょう。

また、パンフレットなどのビジュアルのよさも、コンサートらしさを影で支えていると思います。

ところで、自分が曲を選ぶとき、ま、古いところといったら自動的にバッハ。そのほかってあんまり考えなかったんですが、ラモー、すごくいいですね。というか、自分が弾くところって正直なところあまり考えられない(なんか、どたどたしたどんくさい曲になりそう)んだけど、うづらさんのラモーが、めちゃくちゃよかったんです。

単にちゃんと弾けてるってだけではなくて、美しくて、おしゃれで、ふんわりした手触りのあるラモー。ラモーのころにはこんなピアノ(スタインウェイ)はなかったので、同じ響きでラモーが弾いてたわけはないんですけど、でも、タイムマシンでラモーを連れてきたら、「これはこれでいいんじゃない」っていってもらえそうな。

shigさんの弾いてた「ラモーさん」、違った、「ラモー讃」もすごくよかったな…ぴったりした感じで、キレイにコンサートを〆てくれたのでした。

来年の「星座」もほんと楽しみです。会場は取れたそうなので。
人気が出すぎて、最初から最後まで聞ききれないほどのてんこ盛りなのが問題といえば問題か…

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ドリー「ほぼ」無事終了、練習のチカラ

2014年08月03日 | ピアノ
長丁場の「音楽の星座」終わりました~余韻に浸っています。

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コンサート開始は12:00ですが、マッディーローパーズ(オープニング合奏参加者)は10:00集合。さらに早く9:00めがけて行く。

なぜ9:00かというと、この状況だと10:00めがけて来る人がかなりの人数いることになるわけですが、その前だったら、連弾練習がしっかりできるのではないかと。

連弾練習をするためには、ピアノが空いてることとartomr氏が空いてることの二つが必要で、これ両方とも激戦なのですが、首尾よく地下リハーサル室でなく会場ピアノで、全曲とおして合わせる時間がありました。早起きは三文の得。

通した感じ、会場はピアノよし、響きよし、弾きやすいし特に大きな問題なさそうですね、と。前々日に落ち着いて何度か合わせてたときの仕上げ弾きには及びませんが…及ばない部分は、第六曲スペインは小事故いろいろ起こるってことです。まぁいいんじゃないの、そのくらい。

さてさて、まずは合奏練習です。サックスやらカホンやら、ずらっと並んでみると壮観で、バイオリン負けちゃいます。きーちゃんさんの手が治ってほんとによかったよ~。

初回の合わせは、想定外の軽快テンポで、部分的にしか弾けず。「遅くしてください」と指揮者shig氏に無理くり申請して、二回目に出てきたテンポは、これならまぁ弾ける。バイオリンの音はかなり埋もれてて、どっちみちあんまり目立たないとは思うけど。

本番もだいたい、この二回目のテンポでやってくれたので、そこそこ鳴らせたかな。別にノーミスクリアって意味じゃないけど、いいのだ、泥縄んズなんだから。右脇で打楽器隊がやたらにぎやかに打ち鳴らしているんで、自分の音さえ聞くのが困難でしたが(^^;; こうやってみんなでよってたかって合わせるの、楽しいよね。

それで、問題はドリーのほうですが、まずは前の部(第三部)の間にゆっくりドレスに着替え。控え室で雑談をしつつ英気を養います。そして休憩時間に客席に戻り録音機をセット。

連弾は第四部の最初だと思っていたのですが、うづらさんのラモーが入りました。これが生き生きして響きよく、とても素敵な演奏でした。あとで聞いたのですが、今回のテーマ? はラモーで、オープニング合奏もラモー、そしてうづらさんが第四部の最初と第七部の最初にラモーを弾いて、エンディングはshigさんの「ドビュッシー ラモー讃」。

…ん?? うづらさんが弾くラモーが二回、ラモーいち、ラモーに、そしてラモーさん。ってダジャレかい。

えと、それでドリーですがまずは録音をお聞きください:
フォーレ ドリーより「キティーワルツ」「優しさ」「スペインの舞曲」

予定されていた小事故は主に「スペインの舞曲」に関するもので、前二つにはあまり予定(←おい)がなかったんですが、実はしょっぱなからちょっとした事件がありました。

artomrさんは、朝にリハしたときと本番で服が違い(私も思いっきり違いますが)、本番では長袖シャツを肘のあたりまでまくっていたのです。その生地が硬くて、まくるとかなりゴツゴツ盛り上がっていたので、ぶつかって邪魔だし痛い。

というわけで、「キティーワルツ」「優しさ」を弾きながら私がずっと考えてたことは「言おうか、言うまいか」ということだったんですね。

結局、このままで「スペインの舞曲」は弾けないと判断して、間を取ってartomr氏に袖おろしてもらいました。客席から見たら「あれ? ごそごそ何やってんだ??」って感じだったと思いますが、それでスッキリ「スペインの舞曲」を弾くことができました。

おもしろいのは、そうやって脳の二割くらいで「言おうか、言うまいか」って悩みながら曲を弾いていると、予定外の小事故(音抜け、ミスタッチ)は増えたのですが、全体の曲進行はちゃんと予定どおり。弾きながら、お客さんから特に不審に思われてない自信はあったんです。これが今回、ゴージャスに合わせ練習を重ねてきた成果でしょうか。

それで、「スペインの舞曲」に入ると、別にノーミスクリアとはいいませんが私の実力どおりです。弾いてて、あーもうすぐ終わっちゃうってのが惜しいくらい楽しかった。

けど、ここで思わぬ展開に…

袖おろしてもらって、こっちはスッキリしたんですけど、逆に動揺したのか(?)artomr氏が最後の音階を大外し。練習ではただの一度もなかったことで、練習中はここでしょっちゅう私がコケてましたけどね。

ま、そんなこんなで本人的には山あり谷あり、ドラマチックでしたが、「ドリーよかったよ!!」「楽しそうに弾いてた」「ドレスも素敵だった」と、いろんな方からお褒めの言葉をいただきました(^-^)


すっかり味を占めたので、次回(来年の星座か??)artomr氏とまた連弾をする約束を取り付けたのでした。

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