アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

これも書道!? フォントみたいな隷書体

2023年03月28日 | 生活
これまで書道レッスンでは「楷書」「行書」「草書」を習ってきましたが(長くやっている王義之の臨書は「行書」)、

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今日は初めて!! 「隷書体」にチャレンジしました。「隷書」という言葉には馴染みがないですけど、実はわりとよく目にする書体です。お札の「壱万円」とか…

特に何の予備知識もなく、ただ先生のお手本を見て真似して書きましたが、なんかしっくり来るというか、書きやすかったです。



線があまり太くなったり細くなったりしないで同じ太さでビーーーッといく
曲がるときは別の画として分けて書く
右上がりにしないでまっすぐ書く

ということで線がシンプルなんです。そして線と線の隙間も広い狭いを作らず同じに揃えますから、なんか今まで書いてたときと心構えがものすごく違います。慣れるまではこれが非常に書きにくいという人も多いらしいですけど。

私は、製図みたいな気持ちで、割り切ってビーーーと書いてましたから、あまり「つい右上がりになっちゃう」ということもなく、さくさく書けました。なんか、フォントデザインをしているようで、とても楽しい。これは向いてる!?

隷書というのは、楷書行書草書のような書体よりもっと古く、紙というより竹や木に書かれていたものだそうです。なるほどだからシンプルな線なんですね。
それで、私が今日書いた八文字は、隷書を学ぶときのスタンダード「曹全碑」の冒頭です。内容は、曹全という人を褒めたたえているらしいですが、私が今日書いたのは「字は景完…」とか紹介しているだけなので業績はまだ出てきてませんw

なにぶん古いものなので、摩耗し劣化し、読み取れなくなっていても不思議はないほど時間が経っているわけですが、この碑は土中に埋まっていて、比較的状態よく保存されていたのだそうです。

それでこのようにシンプルなラインで書いていく書体ですから、いったい作品としての個性というのはどう出てくるのだろうかと思ってしまいそうですが…それがですね。

私ともう一人、隷書に取り組み始めたのですが、その二人が書く隷書体、同じ先生のお手本を見てただ必死で「真似」してるだけなのにぜんぜん味が違うんです。不思議ですよね~そしてまた、ネットで検索しますといろんな人がいろんな作品を作っていてこれはおもしろい。

ちょっとしばらく「隷書体」続けて練習したいと思います。

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2 コメント

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Unknown (いーさん)
2023-03-30 07:32:44
アンダンテさん、こんにちは。
いつも、楽しく読ませていただいていますが、読み逃げ専門で、失礼しております。

今回は、何の予備知識もなく、初めて書いた隷書との事だったので、びっくりしてコメントしました!

初めてでここまで書けるものなのですか∑(゚Д゚)

私も、ちょっと書道をしていて、隷書も書いていますが、入れ方、抜き方、水平にまっすぐ書けない…で、苦労しています。
あまりに羨ましいので、コメントしてしまいました!
> いーさんへ (アンダンテ)
2023-04-01 10:41:05
コメントありがとうございます!
隷書、なんだか合うみたいで、
最初からまっすぐ書けたんです。
先生もびっくりしていましたが、
数学とかの作図のつもりで書くと書けるというだけかも? 書道としてこれでいいのかどうかよくわかんないのですが。しばらく隷書かいてみたいと思います。

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