10年くらい前のことだったと思うけど、仕事上の付き合いのある人(女性)が「カレー」について、
←カレーはみんな好きだけど、休日限定特別料理です
「市販のルーを使って作っているといったら、ママ友(友達かどうかはともかく子どもを通した付き合いのある人らしい)から『そんないい加減なものを使うなんて、子どもへの愛情不足だ』となじられた」といってやや落ち込んでるようだったので、私は、
「野菜をいろいろ洗って切るだけでかなり面倒なので、それが十分お子さんへの愛情だと思う」と言った。
それからしばらくしてまたその人と会ったとき、
「アンダンテさんにああ言ってもらってすごく気が楽になった」
と言ってた。
私は、カレーが「手間をかけた料理」の範疇に入ると思っていたので本音を言っただけだが、世間的には当時なんとなくカレーは「手抜き料理」として分類されていたような気がする。「オカアサンヤスメ」というような。
私もカレーは作るのだけど、平日の夜ごはんとして、当日改めて作るかというとそんなことはしない。
もしも
・ごはん
・焼き魚(ホッケとかカマスとかなんか干物)
・味噌汁(葱、小松菜、油揚げ、豆腐)
・納豆/刻みめかぶ/キムチ お好みで
という夜ご飯だったら、「玄関あけて45分でごはん」は十分可能だし、リモコン(子どもに電話)を使ってごはんだけ先に炊いておくんであれば「玄関あけて20分でごはん」もできる。
カレーはそういうわけにいかないからね…
では、カレーにはどんなメリットがあるのかというと、
・あらかじめ作って時間が空いてもOK(手間の貯金的な)
・野菜庫がほぼ空という事態になっても常備されている野菜(じゃが玉にんじん)でできる
・食べる人数があいまいでも対応可能
・食器数が少なく(ごはんとおかずセットだから)、食洗機なじみがよい
など。生活の総合的な都合にかんがみて、カレーがよいと思うから作るのである(みんな好きだしね)。調理作業時間的な面からいえばお得感はない。
材料的にそろえば、おでん、白菜と豚肉の重ね蒸し、各種「鍋」などのほうがずっと調理作業時間が短い。
というわけで、私的には「カレー」は面倒な料理ポジション、ただし、たまにそのほうが好都合なことがある、という位置づけだったが、別段誰に合意を求めるものでもない、と、そういうものだった。
ところが、今日見かけた記事:
「家カレー:減る…洗い物面倒、調理手間 時間短縮タイプも」(毎日新聞)
おぉ~これは。
時代が私に追いついたのか!?(笑)
確かに、世帯人数が減って高齢化して、二人とかになったらカレーという感じじゃなくなるだろう。
食器を洗うのが大変という声もあるようだけど、それは手で洗う場合だね。ゴムべらでくるりっとなでてから食洗機に入れてしまうなら、ごはん+おかずよりむしろやりやすい。
カレー調理が面倒、という場合、それはにんじん・じゃがいも・たまねぎを洗ったり剥いたりするのが面倒という意味と、煮込むのに時間がかかるという意味がある。後者が問題ないシチュエーションであれば、前者だけが問題になるので、私はたとえば休日の午前中に、夜ごはんを作ってしまいたいときとかにあえて作ることになる。
ルーの売り上げが落ち込み、回復を図るメーカーさんの工夫というのは、煮込む時間の短縮ね…
あぁそこはどうでもいいの、私。どうせ、時間がないときにじゃがいもなんて剥かないから(*)。
フライパンで作れる時短?カレーにはぜんぜんそそられない。
世間のトレンドと、我が家の食卓は、どういう点が似ていて、どういう点が違うんだろう?? とふと思った記事だった。
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はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編 (BOOKS)
←またろうがイラストを描いた本(^^)
(*)じゃがいもはまだいい。里芋がもっと面倒だから、買うときは下準備済みの冷蔵/冷凍品なのだが、あるとき生協でポチし間違えたらしくて生の里芋が来た。それで、「注文間違えたみたい」「家で剥くほうがおいしいけどね~」とぶつぶつ言いながら剥いてると、またろうが来て「わかるよ~ぼくも家で剥くほうがおいしいと思うから、生で注文していいよ。呼んでくれればぼくが剥くから」だそうです。

「市販のルーを使って作っているといったら、ママ友(友達かどうかはともかく子どもを通した付き合いのある人らしい)から『そんないい加減なものを使うなんて、子どもへの愛情不足だ』となじられた」といってやや落ち込んでるようだったので、私は、
「野菜をいろいろ洗って切るだけでかなり面倒なので、それが十分お子さんへの愛情だと思う」と言った。
それからしばらくしてまたその人と会ったとき、
「アンダンテさんにああ言ってもらってすごく気が楽になった」
と言ってた。
私は、カレーが「手間をかけた料理」の範疇に入ると思っていたので本音を言っただけだが、世間的には当時なんとなくカレーは「手抜き料理」として分類されていたような気がする。「オカアサンヤスメ」というような。
私もカレーは作るのだけど、平日の夜ごはんとして、当日改めて作るかというとそんなことはしない。
もしも
・ごはん
・焼き魚(ホッケとかカマスとかなんか干物)
・味噌汁(葱、小松菜、油揚げ、豆腐)
・納豆/刻みめかぶ/キムチ お好みで
という夜ご飯だったら、「玄関あけて45分でごはん」は十分可能だし、リモコン(子どもに電話)を使ってごはんだけ先に炊いておくんであれば「玄関あけて20分でごはん」もできる。
カレーはそういうわけにいかないからね…
では、カレーにはどんなメリットがあるのかというと、
・あらかじめ作って時間が空いてもOK(手間の貯金的な)
・野菜庫がほぼ空という事態になっても常備されている野菜(じゃが玉にんじん)でできる
・食べる人数があいまいでも対応可能
・食器数が少なく(ごはんとおかずセットだから)、食洗機なじみがよい
など。生活の総合的な都合にかんがみて、カレーがよいと思うから作るのである(みんな好きだしね)。調理作業時間的な面からいえばお得感はない。
材料的にそろえば、おでん、白菜と豚肉の重ね蒸し、各種「鍋」などのほうがずっと調理作業時間が短い。
というわけで、私的には「カレー」は面倒な料理ポジション、ただし、たまにそのほうが好都合なことがある、という位置づけだったが、別段誰に合意を求めるものでもない、と、そういうものだった。
ところが、今日見かけた記事:
「家カレー:減る…洗い物面倒、調理手間 時間短縮タイプも」(毎日新聞)
おぉ~これは。
時代が私に追いついたのか!?(笑)
確かに、世帯人数が減って高齢化して、二人とかになったらカレーという感じじゃなくなるだろう。
食器を洗うのが大変という声もあるようだけど、それは手で洗う場合だね。ゴムべらでくるりっとなでてから食洗機に入れてしまうなら、ごはん+おかずよりむしろやりやすい。
カレー調理が面倒、という場合、それはにんじん・じゃがいも・たまねぎを洗ったり剥いたりするのが面倒という意味と、煮込むのに時間がかかるという意味がある。後者が問題ないシチュエーションであれば、前者だけが問題になるので、私はたとえば休日の午前中に、夜ごはんを作ってしまいたいときとかにあえて作ることになる。
ルーの売り上げが落ち込み、回復を図るメーカーさんの工夫というのは、煮込む時間の短縮ね…
あぁそこはどうでもいいの、私。どうせ、時間がないときにじゃがいもなんて剥かないから(*)。
フライパンで作れる時短?カレーにはぜんぜんそそられない。
世間のトレンドと、我が家の食卓は、どういう点が似ていて、どういう点が違うんだろう?? とふと思った記事だった。
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はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編 (BOOKS)
(*)じゃがいもはまだいい。里芋がもっと面倒だから、買うときは下準備済みの冷蔵/冷凍品なのだが、あるとき生協でポチし間違えたらしくて生の里芋が来た。それで、「注文間違えたみたい」「家で剥くほうがおいしいけどね~」とぶつぶつ言いながら剥いてると、またろうが来て「わかるよ~ぼくも家で剥くほうがおいしいと思うから、生で注文していいよ。呼んでくれればぼくが剥くから」だそうです。
若くて(←当社比)勢いのあった頃はルーから手作りとか鶏ガラからスープとかやってたけど、別に旨くもないんだ、ああいうの。日本のカレールゥさいこーだよ。
かつて義母に「運動会の席取りに並んで最前列でお重箱弁当広げるのが母親の愛情!」と言い切られた過去を持つ私としては、愛情について語るとアツく暴走しそうだわ。そういう事を他人に面と向かって言える人ってのは要するに「うわー、すごーい(←棒読み)」と言って貰いたいだけなのではないか。とか。がうがう。
玉ねぎをしっかり炒めて圧力鍋で作るカレー、私も好きだけど、頻度は月イチくらいかなぁ。
友達にカレーが面倒っていうと驚かれますけど。
おでんはもっと大変・・・
前日から仕込むので、食材の買い出しから前もって準備しないといけないし(←いや、いけないことはないんだが、なんか不器用でできないのよ)
ま、カレーもおでんも帰りが遅くなるとき用のごますりメニューであります。
最近やっと「朝のうちに野菜を切ってシャトルシェフに入れる」ができるようになり、たまにシチューを楽しむようになりました。
> ルーから手作りとか鶏ガラからスープとか
るっちゃんさんすごいですね…
でも、確かに、市販ルー、ほんとよくできてますよね。
愛のカタチについて他人に説教できちゃう人ってのは、なんというかきっと自分に自信があるのでしょうね。でも、そこまで自信過剰にならなくても、世の中渡っていけると思うんだ(何)。
> 友達にカレーが面倒っていうと驚かれますけど。
あ、驚かれましたか(^^;;
いや、でも玉ねぎしっかり炒めて作ったらそりゃ面倒に違いないと私は思うんですけど(私はしっかり炒めなくても面倒だ)。
もしかして、このブログの読者さんは世間一般より「カレーが面倒」派(どんな派)の率が高かったりしますかね…
ゴマすりメニュー、確かに~
うちでも、みんなが上機嫌になるメニューのひとつだわね。
調理時間は長くかかっても、調理作業時間が短ければノープロブレムという気にさせる逸品です。
ただし、
> 作り初めからの時間が30分以上かかるものは全部面倒な料理とタグ付けしちゃってますし、
はい。平日に関していえば、私もコレです。
仕事から 帰ってきて、急いで 料理するのなら、
焼き魚+小鉢+味噌汁が 一番早いし、楽ですよね~
昔 カレーが主婦の手抜き料理と言われたのは、
作り置きが きく料理だったからでは?
ほとんどの主婦が 専業主婦だったのだから、
昼間 作っておいて、
あとは 家に帰ってきた順に 温めて出せばいいだけ。
帰宅時間が別々の家族に 温かい料理を出すために、
その都度 焼き魚を焼いては 網を洗う~という作業を繰り返すんじゃ 大変だ~^^;
アンダンテさんは 帰りが遅い よしぞうさんのために 焼き魚を別に焼いたり しないだろうけどね~
もちろん 私も しない (笑
我が家の息子にも、そろそろ一人でできる料理を一品教え込もうかな~
カレーうどん専用のフレーク状ルーが売っていて便利です。
先日、オーストラリアに短期留学していた息子が帰ってきましたが、ホームステイのお宅でカレーを作ってあげたら、「Amazing!ぜひレシピ教えて!」と言われたそうです。「野菜と肉を煮込んでルー入れるだけだよ~」 と言ったら、「それでもこんなおいしいのか」ってびっくりされたそうです。ちなみに、シチューも好評だったそうです。
私も里芋、好きなのですが、皮をむくのが面倒で、なかなか買わず。
しびれを切らした夫が、ときどき自分で買って、煮っころがしを作ってくれますが、
食べるたび、あ~おいしいな、と思うんですよね。