アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

鍵ハモは弾く? 吹く?

2022年03月26日 | ピアノ
今日は「鍵盤ハーモニカの魅力」という講座を聞きに行きました。

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演奏とお話は菅谷詩織さん。内藤先生がピアノを弾いてる「おんがくしつトリオ」のCDは持ってるので元から演奏は聞いたことあるわけですけど、「生」は初めてです。

オープニングはチャルダッシュでした。立奏・両手奏でかっこいいのなんのって♪

かぶりつきでガン見しました。立奏・両手奏ってなんのことかといいますと、鍵ハモにベルトつけて肩からかけ、鍵盤を斜めに構えるように弾くんですけど、そうすると右手はふつうのピアノと同じ向きから弾くんですが、左手は鍵盤の上から弾くようなかっこうになるんですよ。そうすると当たり前ですがふだんと逆順に音が並んでるわけで、アレアレ?? ピアノ弾けるだけじゃ弾けませんということになります。

両手で複数の(離れたところの)音を操りつつ、グリッサンドとかを随所に駆使して、まぁそういう弾き方は(鍵ハモの)技術としても私には弾けないわけですけど、それは練習してどうにかするとしても、要するに鍵ハモでどう弾くとかっこいいか(演奏可能か)ということをふまえてある程度の編曲を自力でするっていうことなんですよね。

自分と、自分の鍵ハモに合っていてそれを最大限に生かしてくれる編曲の楽譜がツーツーと入手できるわけじゃないんで。

鍵ハモという楽器についての説明は、前にもそういう講座を聞きに行ったことがあるのでそんなに目新しいことはないんですが、記事タイトルにした「鍵ハモは弾く? 吹く?」というのは…

私もブログ書いててちょっと迷うことがあるんですが、鍵ハモを演奏することを「弾く」というか「吹く」というか。私はなんとなく「吹く」というほうがしっくりくるイメージなのですが、菅谷さんも「正解はないけれど『吹く』ことのほうが鍵ハモの本質である」というようなことを言っていました。

ピアノは、打鍵してからもう一方的に減衰していくことしかできないけれども、鍵ハモは自在にニュアンスをつけられるので、たとえばピアノを弾く指導をするときにも、まず旋律を歌うイメージを持つために鍵ハモで吹いてみるというのはいい手だと。それはまぁそうだと思うんですよね。ただし、鍵ハモでいい感じに吹けても、そのようにピアノを鳴らせるかって別の問題だけどね。前にartomr先生が私の鍵ハモ聞いたときに「フレーズ作るのうまいんだ(←発見)」みたいなこといってたしw

じゃやってみる人。ってんで手を挙げて、先生といっしょにバッハのインベンション一番を吹かせてもらいました。これ楽しい(^^)

具体的な「技術」の話としては、タンギングの種類とかビブラートの種類とかがありました。
これまでも「なんとなく」使い分けてはいるんだけど、なるほどそういうふうに整理して考えるんだ、とちょっとすっきりしました。

tuとduだけじゃなくてtu/te/toのように母音の違い(!)
お腹でかけるビブラートだけじゃなくて口でかけるビブラート(ヒョイヒョイヒョイって言う)

ヒョイヒョイは知らんかった。やってみるとナルホド!!

---- 今日の録音(鍵ハモと関係ない)
ショパン/ノクターン第七番(譜読み)

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