アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

魂は細部に宿る(プレバト水彩画展)

2023年12月22日 | ピアノ
「プレバト」という番組があって、芸能人アート作品を評価して順番つけるとかやってるんですけど、うちではよく見てます。

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一番の人気コーナーが「俳句」で
二番が「水彩画」かなと思うんですが

なので、これまで「俳句」は番組がらみで何冊か本が出ています。
そしてこの度、「水彩画」についても初出版されて

あなたも才能アリになれる! プレバト公式! 名画から学ぶ水彩画

…買っちゃいました。テレビだとちょっと映ってすぐに消えていってしまうので、もっとじっくり見たい、近くに寄って見たいという…

この本では、これまでの作品中、特に優れたいくつかの絵を1ページ丸ごと使って掲載しているので、かなりしっかり見られます。すごいな、と思ったわけですが、さらにさらに。

今、渋谷で絵の実物を展示しているので、見に行ってしまいました。駅のそばで通りすがりに行けたんで(ふだんあんまり「絵」をわざわざ見に行くことない)

そしたら、やはりというか実物と、テレビで見るのはぜんぜん格が違いました。こんなに細かく丁寧に表現されているとは映像からはわかりませんでした。
絵を見たときの「感動」がぜんぜん違います。迫力です。

細かく描かれた絵だけがいい絵というわけではないと思いますが、
見えているものの美しさ、おもしろさを余すところなく伝えたい、そのテクスチャーまでも。ということになるとどんどん細かくなっていってしまうのかもしれません。

実物を見ると画用紙の小ささにびっくりするのですが(あまりにきっちり描き込まれているので、もう少し大きな画用紙を想像していました)、
近寄ってみると、写真の正確さやテクスチャーとはやはり違うのです。逆にいえば、まったく同じなんだったら写真とればいいって話になるわけですが、
水彩画としての物理的限界というのもありますので、その範囲内でどうすると「それらしさ」が出るのかというところにそれぞれの独自性、創造性が表れるということだと思います。

プレバトではいろんなコーナーがあって、今は消えてしまったものも多いのですが、盛り付けとか、書道とか、生け花とか、鍵は「先生」の評価の安定性・納得性にあるようです。「俳句」の夏井いつき先生はほんとに、うまい俳句をよめるということだけでなしに、素人の俳句をどう評価し、添削するか、そしてどう説明するかという点でピカイチです。そして評価の安定性ということでもかなりスゴいんです。なかなかあぁはできない。

水彩画の先生もその点ではなかなか素晴らしいんですが、これまで番組を見てて「え? そうなの?? (こっちのほうが上??)」とか思うこともあったんです。しかし今回、実物を見ていて、テレビ画面で見ていたのと実物を見るのとでは違う部分があるんだなということがよくわかりました。

↓ 水彩画展でガチャ引いてきたけど狙ったやつと違う



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