今回のイロモノフェスタは、第一部~第六部で構成されていて、たとえば「そなちねの部」といったようにテーマでまとめられているのですが。
←ドビュッシーはお好き?
過去テーマは9つ、部は6つなので。
私の出た第四部は「ぱちもん&怪奇幻想の部」と、相乗りになっていました。
それと、各部の最初がドビュッシーになっていて、これはおそらく「すべてはドビュッシーから始まった」といいたいのではないかと(確認してませんが)。イロモノオフ創設の回が「All Debussy」だったそうですから。
ドビュッシーは、私の「とりあえず手に当てとくキャンペーン」に入っていて、つまりは私にとって手つかずの分野なのですが、ドビュッシーを聞くのは好きです。特に、ドビュッシーに愛がある人の演奏はとても素敵です。shigさんのドビュッシーは良いですね~(シューベルトとかだとあまり愛が発露されないらしい)
それと…わたりさんも右に出るものがいないほどのドビ好き(同じくらいの位置に並んでる人はいるらしい…ひつじさんとか)なので、そういえば前に聞いた「月の光」もたいへん印象に残っていますが、今回の「アナカプリの丘」とかもとてもよかったですよ。
アナカプリは「前奏曲集」、葉末を渡る鐘の音は「映像」ですね。アナカプリ、すごく気に入っちゃったんで「手に当てとく」キャンペーンに入れるのをこれにしたいなぁと思いながら聞いていました。難しすぎるかもだけど。
ドビュッシーはどこから手をつけたらいいかわからなかったんだけど、今回のイロモノは全体からそこはかとなくドビ愛が漂う仕掛けになっていたので、さてともかく手を付けてみようかという気運が高まってまいりました。
そして、「手に当てとく」のもう一分野、シューベルトですが…
いっとくさんのシューベルト即興曲Op.142-1がとても良くて、あ、これなら好き!! とか思ったんですがね。長すぎなくていいわ、とも思ったんですがそれはいっとくさんダイジェストで、全曲弾くともっと長いんですって。やっぱりね…
全体を通して、とても幸せな曲との出会いに溢れている会なのです。プロの演奏家がばりばり弾くリサイタルだって、一曲一曲がこんなに「愛」に溢れているとは限らないわけで、それに必ずしもスタンダードとはいえない表現(表現力)の中からどうしようもなくにじみ出てくる魅力というのがあるものですから。
YUMIさんの弾いたクレメンティのソナチネ、もう、ソナチネの中のソナチネともいうべき、昭和のピアノ教室で耳タコになった曲なんだけど、これがまたとても楽しくて。そういえば、ソナチネアルバムって持ってない、というか、そもそも私にとってはソナチネがほぼ丸ごと未体験ゾーンじゃないですか。ありえん。
そういうふうに、知っているはずの曲の魅力を再発見することもあるし、まったく知らない曲との出会いも。
夜毎屋さんの弾いた「マデトヤ」という作曲家、私は聞いたこともありませんでしたし、なにしろ「よごとや」だけに「マデトヤ」って(韻を踏んでる?)ダジャレかなんかなのかと、つい思っちゃうじゃないですか。なにしろ「ぱちもん」ズレした我々だけに。shigさんが夜毎屋さんのために作曲したネタ曲かなにか? なんて…
そしたらネタ曲じゃなくてマジ曲で、なんでもフィンランドの作曲家だそうですけど、とてもいい曲、そしてとても難しい曲でした。夜毎屋さんはとても素敵に弾いてらして、早速楽譜入手を図る方々も多かったようですけど、いや私はいくら「手に当てとく」キャンペーン中でもこれはいいです。弾ける気がまったくしない。
そんな具合なんで、一人2つをイロモノオブザイヤーに推薦する投票は、悩みに悩んで、まぁラストのartomr氏によるベートーベン新発見のピアノソナタ(ぱちもん中のぱちもん曲)は、どうせほっといても優勝するだろうから私が投票しなくてもいいや…
もっとも、そう思った人が案外多いらしくてたったの一票差、薄氷の優勝でした(笑)
同率二位は夜毎屋だけにマデトヤと、それから七海さんの千本桜。
私は千本桜と、それからブエノスアイレス(ふう蟹さん)に投票したんですけどね。とにかく千本桜は…いうまでもなく黒うさPのヒット曲で、車の宣伝にも使われてますね。というわけで花鳥風月枠であり乗り物枠ともいえ、さらに編曲もの(まらしい編曲)であるからぱちもん枠でもあり、ごきげんなイケイケ感が絶頂枠ともいえる。もうこてこてにイロモノオフであった上に、演奏がこれまためちゃうまくてかっこよくて文句のつけようがありませんでした。
この会で票を集めるには、ネタであるだけでなくともかく演奏がうまいというのが絶対の条件で、そういう意味では、けんさんのグノー=リスト「ファウスト・ワルツ」もとてもよかったんですが、絶頂枠なのに本人あからさまに絶望の溜息をつきまくりながら(聞かせながら)演奏していたので私は「枠違い」ということで投票からは外しました(笑)
私たちの「寸劇」にも一票入りました。感謝。
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

過去テーマは9つ、部は6つなので。
私の出た第四部は「ぱちもん&怪奇幻想の部」と、相乗りになっていました。
それと、各部の最初がドビュッシーになっていて、これはおそらく「すべてはドビュッシーから始まった」といいたいのではないかと(確認してませんが)。イロモノオフ創設の回が「All Debussy」だったそうですから。
ドビュッシーは、私の「とりあえず手に当てとくキャンペーン」に入っていて、つまりは私にとって手つかずの分野なのですが、ドビュッシーを聞くのは好きです。特に、ドビュッシーに愛がある人の演奏はとても素敵です。shigさんのドビュッシーは良いですね~(シューベルトとかだとあまり愛が発露されないらしい)
それと…わたりさんも右に出るものがいないほどのドビ好き(同じくらいの位置に並んでる人はいるらしい…ひつじさんとか)なので、そういえば前に聞いた「月の光」もたいへん印象に残っていますが、今回の「アナカプリの丘」とかもとてもよかったですよ。
アナカプリは「前奏曲集」、葉末を渡る鐘の音は「映像」ですね。アナカプリ、すごく気に入っちゃったんで「手に当てとく」キャンペーンに入れるのをこれにしたいなぁと思いながら聞いていました。難しすぎるかもだけど。
ドビュッシーはどこから手をつけたらいいかわからなかったんだけど、今回のイロモノは全体からそこはかとなくドビ愛が漂う仕掛けになっていたので、さてともかく手を付けてみようかという気運が高まってまいりました。
そして、「手に当てとく」のもう一分野、シューベルトですが…
いっとくさんのシューベルト即興曲Op.142-1がとても良くて、あ、これなら好き!! とか思ったんですがね。長すぎなくていいわ、とも思ったんですがそれはいっとくさんダイジェストで、全曲弾くともっと長いんですって。やっぱりね…
全体を通して、とても幸せな曲との出会いに溢れている会なのです。プロの演奏家がばりばり弾くリサイタルだって、一曲一曲がこんなに「愛」に溢れているとは限らないわけで、それに必ずしもスタンダードとはいえない表現(表現力)の中からどうしようもなくにじみ出てくる魅力というのがあるものですから。
YUMIさんの弾いたクレメンティのソナチネ、もう、ソナチネの中のソナチネともいうべき、昭和のピアノ教室で耳タコになった曲なんだけど、これがまたとても楽しくて。そういえば、ソナチネアルバムって持ってない、というか、そもそも私にとってはソナチネがほぼ丸ごと未体験ゾーンじゃないですか。ありえん。
そういうふうに、知っているはずの曲の魅力を再発見することもあるし、まったく知らない曲との出会いも。
夜毎屋さんの弾いた「マデトヤ」という作曲家、私は聞いたこともありませんでしたし、なにしろ「よごとや」だけに「マデトヤ」って(韻を踏んでる?)ダジャレかなんかなのかと、つい思っちゃうじゃないですか。なにしろ「ぱちもん」ズレした我々だけに。shigさんが夜毎屋さんのために作曲したネタ曲かなにか? なんて…
そしたらネタ曲じゃなくてマジ曲で、なんでもフィンランドの作曲家だそうですけど、とてもいい曲、そしてとても難しい曲でした。夜毎屋さんはとても素敵に弾いてらして、早速楽譜入手を図る方々も多かったようですけど、いや私はいくら「手に当てとく」キャンペーン中でもこれはいいです。弾ける気がまったくしない。
そんな具合なんで、一人2つをイロモノオブザイヤーに推薦する投票は、悩みに悩んで、まぁラストのartomr氏によるベートーベン新発見のピアノソナタ(ぱちもん中のぱちもん曲)は、どうせほっといても優勝するだろうから私が投票しなくてもいいや…
もっとも、そう思った人が案外多いらしくてたったの一票差、薄氷の優勝でした(笑)
同率二位は夜毎屋だけにマデトヤと、それから七海さんの千本桜。
私は千本桜と、それからブエノスアイレス(ふう蟹さん)に投票したんですけどね。とにかく千本桜は…いうまでもなく黒うさPのヒット曲で、車の宣伝にも使われてますね。というわけで花鳥風月枠であり乗り物枠ともいえ、さらに編曲もの(まらしい編曲)であるからぱちもん枠でもあり、ごきげんなイケイケ感が絶頂枠ともいえる。もうこてこてにイロモノオフであった上に、演奏がこれまためちゃうまくてかっこよくて文句のつけようがありませんでした。
この会で票を集めるには、ネタであるだけでなくともかく演奏がうまいというのが絶対の条件で、そういう意味では、けんさんのグノー=リスト「ファウスト・ワルツ」もとてもよかったんですが、絶頂枠なのに本人あからさまに絶望の溜息をつきまくりながら(聞かせながら)演奏していたので私は「枠違い」ということで投票からは外しました(笑)
私たちの「寸劇」にも一票入りました。感謝。
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(今回もイラストはまたろう)