goo blog サービス終了のお知らせ 

アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

蔵出し: 生まれて初めての二台ピアノ

2014年09月24日 | ピアノ
小学三年生でピアノをやめてから、こじろうといっしょにピアノを習い始めるまで、単純に計算すれば30年弱のブランクがあったことになるが、その間、まったくピアノに触っていなかったわけではない。

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←今だったらもうちょっとマシに…あぁやってみたい

なんと、私が高校二年生のときにピアノを弾いたという、レアものの記録を発掘いたしました。

レコードを捨てるときにカセットテープにコピーして、カセットテープを捨てるときにCDにコピーして残っていたものです。
  ↓

ベートーベン ピアノ協奏曲第一番第三楽章
某発表会にて、ピアノ二台演奏。オケパートが、若かりしころのアンダンテ。

私の母が発表会をやるとき、ピアノ二台が並んでいたことは一度もない。でも、母の知人のこの発表会では毎年、二台ある会場を借りてやってて、アンサンブルとソロを半々くらいで演奏してたみたい。ゴージャスですね。

それであるとき、今年こそはピアノ協奏曲をやりたいといった人がいて、ところが相手として適当な人がいない。それで探しに探して、なんと私のところまでお鉢が回ってきたという話。

その相手探しの条件というのが…
・落ちない
・ズレない
・その人よりピアノが下手。

というのだからそりゃ探しにくかっただろうよ。うまい人でよけりゃいくらでもいるだろうにねぇ。「下手」指定があった真意については、そのころ私はなにしろコドモだったからよくわからないんだけど、うまい人にやってもらうなんて申し訳ない? あるいは舞台上で、自分のほうがうまいということがわかるように??

どうなんだろう。でも、ふつう、アンサンブルなんて、人数分の音を分けて評価しながら聞くってほうがレアだし、いくらでもうまい人とやったほうが全体はよく聞こえてお得だと思うけどねぇ。というか、私はいつもそうしている。

楽譜をひっぱりだしてきて、どこがオケパートなのか確認しながら聞いてみると、
まず、冒頭のフレーズはピアノ独奏なのね…それから、オケに交代するんだけど、で、そのオケがのっけからミスタッチしていらんシャープがついてる(^^;;

その後も、まぁよくミスタッチしてるのが私、かなり滑らかに音階なども弾いてるけど走り気味だったりするのがピアノ独奏。

最後はオケだけになるんだけど、ここでまたどかっとミスタッチして〆。

けど、「エリーゼのために」から進歩ないわりにがんばってるなーと自分では思った。

大崩れしないで最後までたどり着いたし(まずソコ)、
アンサンブルがやや怪しいところもあるけど、おおむね合わせようとはしてるし。

ピアノ再開はるか前だからピアノは超下手、
フルート同好会(大学時代)より前だからアンサンブル経験もたいしてない、
そんな子にオケパートを頼む勇気(蛮勇ともいう)、引き受ける勇気。

楽譜をみてみると、オクターブの部分を省略したり、和音は音を減らしたりとか、指使いを工夫したりとか、苦闘(筆跡は母)のあとがうかがえる。

で、今回、ン年ぶりに録音を聞いてみて、やっぱり昔っから合わせものは好きだったんだなと思いました。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする