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アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

はなひめ、公文のあとに

2010年08月17日 | 中学受験
はなひめの夏休みの勉強は、夏期講習が中心、ということになるのだろうけど、夏期講習で何をやってるか私は知らない。

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テキストも開けてないし、宿題の面倒も見てない。宿題はほんのちょっと、出たり出なかったりしているみたいだけど、おおむね講習の時間内に決着をつけている、らしい。

というわけで、夏期講習は、受けっぱなし、やりっぱなし。そんなんで「定着」するわけがないけれども、もともと四年生のうちはそんなに「定着」を目指しているわけではなく、まぁいろいろ味わってみてよというスタンスなので、これでいいことにする。

それで、家で面倒を見ているのは「計算・漢字」のみ。計算と漢字について、ある程度は塾でもやっているのだろうけど、たぶんかなりぬるいやり方で、やったりやらなかったりしているだろうし、こちらではまったく塾の進行とは関係なく、七月までで終わりにした公文の代わりという位置づけ。

もともと私は、中学受験生活というのは、毎日まいにち計算と漢字語句をやることだと思っているので、これでようやく(8月7日から)中学受験をめざしていますというところまで来た、ということになる。

なんで8月7日からかというと、旅行でバタバタしている間はできなかったからという単純な理由である。今後は、よほど本人が熱を出して寝込んでいるとかいう理由でもないかぎり、とにかく毎日やるのが計算と漢字、という位置づけにするつもりだけれども、最初に軌道に乗せるところは、時間のゆとりがないとできない。

使う教材は
・「計算と一行問題集(四年上)」四谷大塚
・「漢字の学習(四年上)」四谷大塚
・「最強ドリル図形」ディスカヴァートゥエンティワン
にした。

量は欲張らない。上記三冊を、各1ページ。全体で30分~40分で終わるようにというのを目安にした。公文の代わりだからね。

でも最初の日はてこずった。「公文と違って難しすぎる」というのである。ちっとも難しくない、ごく基本的なラインナップだと思うけど…

書けない漢字が出てくるから嫌なんだって。書けない漢字が出てくるのはまったくもって想定の範囲内で、そもそも、書けるものと書けないものの判別ができれば、書けないものを調べて覚えて、また後日確認するという流れになるわけだ。何がいかんの??

でもはなひめはとにかく、知らないものが出てくるのは嫌だという。はなひめは漢字の意味を(兄たちの当時とは違って)かなり認識しているので、推測で組み合わせてもけっこう当たるんじゃないかと思うが、そうやってえいやで書いてみて外れるのはもっと嫌だという。それなら残しておいて書けるところだけ書いてといってもそれも「白いところが残っちゃうから」嫌。

「図形ドリル」なんてもっともっとわけわかんなくてこんなものできない。計算と一行題だけは何も問題ないはずだが、そうやって怒りまくってるのでぜんぜんできない。

というわけで、初日はさんざんの土砂降り。どうしようかと思ったけど、なぜか翌日からはほぼスムーズで、わからない漢字は聞いて書くか辞書を引いて書いているし、そうやってわからなかった漢字に印をつけても怒らないし(笑)、まぁ図形ドリルでわからないものがあるとうだうだしているけど、わからない問題は残しておいてというとその問題を飛ばしてほかを済ませておくようになった。

計算と一行題はほとんど間違わない。間違った問題には印をつけているので、それが溜まったら「間違った問題ピックアップ」のスペシャル一枚を作って出す予定(^^;;

漢字は、知らない言葉がぱらぱらと出てくるので、翌日か翌々日分の欄外に追加して確認するようにしている。初回の確認は、あまり間をおかないほうがよさそうだ(速やかに蒸発してしまう)。翌日に固定してもいいかもしれない。

いちおう軌道に乗ったのでこのまま夏休み中はいけると思う。学校が始まってまた忙しくなるとわからないけど…なにしろ、昨日は「お母さん、たいくつ~」といって会社に電話がかかってきたくらい時間が余っていたんだから。

ところで、使っている教材のうち二つは超スタンダードなもので、これがいいと思って選んだとかいうものではない。最初に買っちゃって使わなかったのでもったいないからやってる、というくらいだけど。まぁまとまりがよくて使いやすいと思う。

もうひとつの「図形ドリル」は最近になって本屋で見かけて衝動買いしたものだけれど、なかなかおもしろい。

規則的に並んだ点の個数、マス目の数などを上手に数えるといった課題から始まり、面積や角度、相似形、対称形、平行、補助線など、図形の問題に出てくる基本パーツがちりばめられている。はなひめはたぶん図形の問題が苦手になるタイプだと思うので、こういった基本パーツをドリル的に身につけておくのはきっと役に立つだろう。

問題は四年生が取り組んでもちょうどという感じで、やさしくて、それでいてちょっとひねったものも混ざっていたりする。地道に遠回りにやっても解けるし、何か思いつくとパパッと解けたりする。答えは一通りでも、解き方は一通りじゃないので、それがまたおもしろい。

はなひめはそういう「まずはどんなやり方でもいいからやってみなよ」とかいってあとからうまいやり方も出てくるような、わけのわからん問題に取り組むのは嫌だという様子を見せていたが、数日やるうちに多少おもしろくなってきたみたいで、「こういうやり方でやった」と自分から説明してくれるようになった。

これは、あれこれ回り道しながらごたごたやってみるのもいいけれど(初回)、パッと見てパッと「暗算で」角度なり面積なりがわかるようになるまで練習するところに真髄があるらしい。そこまでいけるかどうか(はなひめのメンタリティー的に)まったく不明だが、とにかく少しでも目を慣らしておきたいと思う。「これとこれが相似だ!!」とかいうのは瞬時にわからないとつらいからねぇ。

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