ありのまま。あむのまま。

次男のあむあむは、知的障害・水頭症・てんかんなどを持つ男の子。わいわいどたばた、賑やかな我が家の日常♪

叱ってる横で笑うな~!

2007年09月16日 | パパのこと
昨日は、うーあの小学校の運動会だった。

最高気温は30度。
1日中、強い陽射しが容赦なく照り付けてきた。

あむあむは未だに体温調節があまり上手ではないのだけれど、
なるべく木陰にいたのが良かったのか、昼ぐらいまでは割とご機嫌だった。

残りはあと約2時間。
このまま平穏に終わるかと思いきや、

・・・甘かった。


昼ご飯を食べ終り、午後のプログラムが始まった頃から、
あむあむはだんだんイライラし始めた。

私に「あっこ(抱っこ)」ときたので抱っこをしたけれど、
そり返ったり、訳もなくパパにつばを吐いたりと落ち着かない。

さらには数分おきに、

「あっこ(抱っこ)、ママ!」

「あっこ(抱っこ)、パパ!」

と、ヒステリックにすごく大きな声を出して、私とパパとの間を行ったり来たり。


確かに、疲れたろう。

飽きたろう。

暑かろう。


でも、やっていい限度というものがあるのだよ。
あむあむはもう、その限度をわかっているはずなのだよ。

というわけで、本日もバトルの始まり。

「あむあむ。」

「マ~マ!」

「あむあむ!!」

「あっこ(抱っこ)!!」

「あむあむ、聞け!!!」

「・・・」

さすがに騒ぎすぎたと、ここで悟ったあむあむ。
「やばい。」という表情で、急にしおらしく下を向いた。


そうだよね。
みんなが楽しく過ごしている場所で、うるさくしすぎだったよね。


さぁ、一発ぶちかますぞ、

きっちり言い聞かせるぞ、


・・・ってところでですよ。


こらー、パパ!
横で大笑いしてんじゃないよ!!!

案の定、笑っているパパを見て
あむあむまで笑い出しちゃったじゃないのよ~(怒)


あむあむは、理解度的にも、記憶力的にも、
後から言い聞かせるなんてことは難しい。

だから、言い聞かせる時は、その時しかない。
こっちは真面目、大マジ、真剣勝負なのですよ。



後でパパに笑った理由を聞いたら、
「さっきまで大騒ぎしてたのが、
 急にしゅんとしたからおもしろかったんだもん。」だ、そうで。


月に向かって吠えるぞ、こら~!


今夜のパパの夕飯のおかずは、ししゃも一匹じゃぁ!




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