ありのまま。あむのまま。

次男のあむあむは、知的障害・水頭症・てんかんなどを持つ男の子。わいわいどたばた、賑やかな我が家の日常♪

「やる気スイッチ」のオンとオフ

2007年09月10日 | あむあむ(次男・障害児):6歳
あむあむが退院してから約1週間。

入院する前には自分でやっていたことなのに、
退院してからは
「でちない(できない)、あって(やって)。」と、
始めから私に頼ろうとする場面がまだまだ多い。

例えば、トイレでのズボンとパンツの上げ下ろしとか、
ご飯がうまくすくえない時とか、
お風呂の前後の服の脱ぎ着とか。


入院していた間は
あむあむができるだけ楽しく過ごせることを優先としたけれど。

でも、もう退院したのよね。

さあ、あむあむ。
退院したからには、甘いママはもう終わったのさ。
優しい看護婦さんも、うちにはいないのさ。


そんなわけで、ここ数日の私とあむあむは、バトルを繰り返している。

「でちない(できない)!」

「できる!はい、やってください。」

「でちない!!!」

「あむあむ、自分でやってないでしょ?
 あむあむが一杯頑張って、でもできない時、手伝う。
 ほら、やりな。」



・・・そんな中、今日は2ヶ月ぶりにあむあむと通園。
(あむあむが通う障害児通園施設のデイサービスは母子通園。
 週に一度、一緒に行っている)

「果たしてどうなるかな」、と少々心配の私をよそに、
あむあむはなんだか、通園に行く前からハイテンション!

朝、通園に行く前に
「あむあむ、ごみをポイしに行くけど行く?」と聞いたら

「行く、行く!」と二つ返事。


おまけに、ごみを捨てた後はそのまま

「じゅーちゅ(ジュース)!」

「こーえん(公園)!」と騒ぎ始め、朝っぱらから公園へ。

ということで冒頭の画像は、
公園でジュースを飲み終えて、うちに向かってずんずん歩くあむあむ(笑)


通園では、先生方にあらかじめ、
入院中はあむあむがとても楽しく過ごせたことや、
今はまだ甘えたい気持ちが残っているので、
今日の活動に乗り切れるかどうかわからないことを伝えておいた。


でも、いざ活動が始まったら、
なんだかあっさりとあむあむの「やる気スイッチ」が入ったらしい。


朝の体操もいきなりやる気まんまんで先生の模倣も上手。

午前中の設定活動では、スタンプ押しを張り切って2枚もやった。

運動会の練習では、怖がりつつも平均台を渡り切った。

午後のOTでは、苦手なボタンの練習もめっちゃ集中。


あっれ~?
なんだかんだで、入院する前よりかえって頑張ってるじゃない!

ちょっと、
ここ何日かの私とのバトルは、一体何だったの~???



確かに、うちっていうのはくつろぐところなわけだし、
母の私に甘えるってのは自然なことだと思う。

だけどやっぱり、
「外ではやれるんだけど、ママやって~」なんてのを全部ゆるしちゃったら
あむあむのためにならないと思うんだよね。


だから、あむあむの「やる気スイッチ」が
うちの中でももっと頻繁にオンになるまでは、


まだまだバトルじゃ~!!!





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