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コンピュータとの思いで(その2:技術計算)

パンチカードFORTRAN

1960年代後半、
技術計算という仕事の中で、特に興味を引かれたもの、未知数7個に対して、6式から成り立っている。
この6式から根(値)を求めると言う依頼内容であったが、なかなか根が求まらない。
計算手法は、初期値を小さく、ステップを小きざみにして根を求めるという最も初歩的で確実と思われる手法を用いたがうまくいかなかった。
具体的には、一次高次方程式の形に分解し、係数を計算してから、その係数によってサブルーチンを用いて(x2+px+q)展開によって求める。
いろいろやってみたがうまくいかなかった。

最終的には、ハサミうち手法によって根を求めることが出来た。
当時の日記に書いてありましたが何のことか思い出せません。
この当時の仕事のことは全くと言っていいほど忘れてしまいました。

ただ、ハサミうち手法と言うのは、当時のコンピュータでは徹夜してやっと結果がでるというものでした。
それでも当時は精度が粗く(小数点以下三桁位?)て徹夜レベルで済んだのです。
現代レベルでの精度(小数点以下六桁位)を求められると一年かかっても結果が出てくるかわかりませんね。
現在ならパソコンでアッという間に結果が出てくる。
当時は、技術計算に関する職場で、FORTRAN(フォートラン)と言うコンピュータにおける史上初の高水準記述言語を使用して仕事をしていたようです。
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