PC の元祖 IBM-PC (Intel 8088)

ノート型ラツプトップPC

1981年、「IBM:パーソナルコンピュータ(PC)」。
PCの元祖がIBM PCである。
IBMは仕様を公開。
仕様がオープンとなったため無数のPC互換機が出現し、市場は競合しながら急拡大してきた。
このような中でマイクロソフトがIBMと提携する事でOS、MS-DOSをPCのデファクトスタンダードにした。
現在のwindowsの基である。
1985年、「世界初のノートパソコン 」
東芝がパソコン戦略をIBM PC互換戦略に転換して開発した16ビットポータブルパソコン。
日本国内では発売されず、ドイツのハノーバメッセで欧米市場向けとして出展された。
ノート型を「ラツプトップ(ひざに置ける)PC」と銘打って売り出した。
値段は50万円以上。
CPUに, 80C86(5MHz)を採用。
メモリは、最大512キロバイト。
80文字×25行(640×240ドット)の高コントラスト液晶ディスプレイ内蔵。
3.5インチFDD内蔵(720キロバイト)。
内蔵ニッカド電池により8時間の動作可能。
サイズが310(W) ×300(D) ×67(H)。
重量4kg。
本格的IBM PC互換PCが、4kgというポータブルPCとして実現されていることが欧米市場で高く評価された。