千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

内山節2

2011-07-09 | Weblog
 バブルは1980年代後半から1990年代前半までの時代を言う。いつ終焉したかは、誤差がある。人によって体感する時期が違うからだ。概ね1991年頃と考えてよいのだろう。内山氏は、高度成長を支え、バブルを体感した人たちは、一人ひとりが頑張れば、幸せは来ると感じていた。言い換えれば、利益の最大化が彼らにとっては、道しるべだった。この年代の人々は、ここから抜け出せない。そう拙者もその中に含まれる。バブルを経験しない人々は、私だけが良い思いをする経験がなく、結び合いの中でどう生きていくかを考える。今回の災害でも、そうした若者が、ボランティアで、活躍していると言う。なるほど、効率化をすすめ、規模の拡大がすべての矛盾を解決すると考えている。すでに経済は、右肩上がりなどは想像できない時代になっているのに、その事実を上手く自分の中で消化できないでいる。立ち止まれ。あなたは今、どこに立っているのですか。
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