千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

注連縄

2007-12-02 | Weblog
 鳥居の下の注連縄を2年に一度交換する.今日は注連縄作りをお宮で行なった.9時集合.氏子総代長が稲藁を用意していた.今年の稲藁は背がいつもより低い.背が高いほうが、注連縄作りには好適だ.誰もが注連縄作りができるわけではない.村の経験豊かな村人に応援を依頼した.藁を柱にくくりつける.それを三等分する.そのうちに2つをねじりながら藁を足していく.足していくとは、元の藁に次の藁をくるみ再びねじっていく.最初が肝心とよく言うが、多少ねじりが弱かった.1時間ほどで出来上がった.村人たちも初めての経験だった.氏子総代などは興味はなかったが、こうした日本人として普通の業の伝承が伝わる事を実感した.なかなか捨てたものではない.村のお祭りやしきたり(行事)はこうして次の世代に受け継がれていく.決して、本で学べる世界ではない.
 次回のお勤めは大晦日だ.これが1年で最大の行事となる.
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