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千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

麺類2種

2007-08-11 | Weblog
 先週の土曜日は野暮用で名古屋に出かけた.Tさんと一緒だった.名古屋で上手いものを食おうと企んでいたのだが、結局『吉野家』の豚生姜焼き定食を拙者が、Tさんは豚キムチ丼の得盛を注文した.アルバイトの学生が注文を受け付けたが、豚キムチ丼は普通盛だった.優しいTさんは、少し変だと気がついたが、おいしく頂いた.名古屋駅に着くと、プラットにきしめんの立ち食いがあった.拙者は名古屋駅ではきしめんを食することにしている.早速Tさんと店内に入った.自動販売機には素きしめんがない.不安だ.かき揚げきしめんを注文した.その場でかき揚げを揚げる仕組みだ.ちょっと感心した.ところがである.店主(女性のパートさんか)は無愛想である.冷凍の麺を湯がく.どこの立ち食いも冷凍なので、その点は気にならない.麺汁がきしめんのさわやかさがない.妙に黒ずんでいる.いわゆる関東風である.嫌な予感がした.列車の中でTさんは「今日のきしめんどうだった」と聞く、拙者は、一言「はずれですね」と言った.Tさんは「良かった.あれを美味しいと、言われたら僕は困ってしまう」つまり、美味しくないのである.基本の素きしめんのない立ち食いには覚悟が必要という事を学んだ.
 翌週、仕事の用事で池田センターに行った.帰りの筑北村の「道の駅」にある『もえぎ亭』に立ち寄った.お勧めは手打ちうどんだ.地元の主婦が運営している様子だ.もえぎ定食を注文した.手打ちうどん・地元野菜のてんぷら・冷奴・夕顔のお通しだった.どれも美味しい.特にうどんは腰の強さとのど越しが最高だ.野菜のてんぷらも実に良い.素材が生かされている.長野県は蕎麦の国だから、うどんとの出会いは極めて少ない.松本でも「うどん屋」は1軒だけだ.メニューにきしめんがあるのは、松本では1軒しか知らない.こちらのきしめんは、正統派だ.名古屋の玄関である名古屋駅でのきしめんは、きしめんの名にふさわしい店を配置して欲しいと願うばかりだ.きっと多くの人が気に入らないと感じていると思う.
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