千曲川の流れのように

年金生活者の徒然

朝食の風景

2006-11-22 | Weblog
 朝食はいつも忙しい.食べるのもそうだが、作る人も忙しい.勢い簡単メニューとなる.ここが朝食のポイントだ.もうひとつはご飯にあうのかという、日本人の舌への挑戦でもある.拙者の故郷では、「しょい味噌」が定番だった.材料は、米:こうじ/麦こうじ/大豆:たまり・なす・大麦・裸麦で作る.一般的には金山寺味噌に近いと思う.秋になると、飯田まで出かけて、こうじを買ってくる.母が一生懸命作っていた.父はこれが大好物だった.それなりに塩分もあり、健康食とはいえない面はあるが、これが実に旨い.ナスは食べると漬物状態だ.忙しい朝食の風景だ.たまごご飯は、当たり前だが、バターをご飯に混ぜ、醤油をたらして食べるのも、父の好物だった.実家を離れてから、懐かしく思いつつ、いつかはこの「バーター醤油かけご飯」に挑戦しようと思っているが、なかなか実現しない.勿論、拙者も子どものころ食べていたが、いざやるとなると、何故か覚悟がいる.ご飯にあう惣菜は何か?多くのコメントが集まればうれしい.ブログの下のコメント(0)をクリックするとあなたのコメントを記入できる.ぜひ、多くの声を交流したい.
 拙者は、スパーで手に入る「小野万塩辛一本造り」が気に入っている.家族は、誰も食べないので、自ら調達している.我が家では「大根おろし」が定番で、食卓にのぼる.でもね、お酢を加えているのは気に入らない.大根おろしにじゃこをのせ、お醤油でさっぱりと食するのが、拙者の流儀だが、出されたものに、注文をつけるほど傲慢になっていけないと戒めている.生協の魚は朝の食卓には抜群だ.さば、干物などは思わず「生協?」と聞いてしまう.辛子明太子も絶品だ.
 最近、お目にかからないもので、記憶に鮮明なのは、「白菜の浅漬け」だ.これも何杯でもいける.おばあちゃんは、味噌汁に、色々な野菜を盛りだくさんに入れる.栄養的にはベストだが、拙者は、具を沢山いれずに、ねぎと油揚げなど、シンプルなものが好きだ.食の話は尽きない.育った家庭の味は、生涯付きまとうのだ.
コメント
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