抱腹絶倒!NY育児日記

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子供の「じゃれあい」はどこまで親が関与すれば?

2008-04-07 11:07:58 | ぜ~んぶ見せます!
友人ミエコ家族が来てくれた。

そして「デニスが男の子たちと遊んでいる時、デニスばかりが
羽交い絞めにされたり乗られたりしてて、
いじめにあってるように見える」という発言で楽しい一時が遮られた。

レイは、それは母親同士でキチンと話し合わなければ
ダメだという。そりゃーそうだけど。

「だけど、親が子供のことに口を出していくと
子供が自分たちで対処できなくなってしまうんじゃない?」

そう言い返したら、

「まだ5歳だから、自分たちで解決できないだろう」とレイが続ける。
でも、その小さな頃からの嫌なことを拒否できる行動力という
積み重ねが必要なのではないかと思う。

今は、私の見ている前でそういうことが起きるから、
「そういう時は、自分で嫌だって思ったら
やってる男の子に嫌だって言うんだよ。もし言えなかったら
マミーに言ってきて」とデニスに説明している。

でも、その際には
「楽しんでやってるからいいの。レスリング楽しいから」とデニスが答えた。

レスリングやってるのなら
怪我しないくらいだったらいいかな。と私は思った。

ところが、レイがデニスに聞くと、
「デニスは男の子たちからプッシュされたりして、
いい気分じゃない」と答えたのだった。

「それみたことか!なんとかしないと
デニスに何かあったら、俺が文句言ってやる」と、鼻息を荒くするレイ。

だけどさぁ~。
デニスが強くならなければ、ダメだとワシは思うのだ。

いじめにあっている子たちが自殺したり、自殺未遂に陥ったりして
発覚した後、

親が無関心だったからとか先生が
無関心だったからとか子供の周囲の責任になることが多い。

けど、それには疑問がちょっとだけある。

子供を小さい頃から、親がいざこざに関与して
過保護に育てすぎると、いじめられた時に
子供が対処できなくなるのではないか?

と、私は思うのだ。

いじめられていたり、いじめの状況をキチンと親に説明できるように
子供を指導していくのが親の役目だと思うんだけど。

長時間、学校に行くようになれば、いつでも親が見てるわけでもないし、
文句言えるわけではない。

子ども自身がしっかりしていないと、ダメなのだ。

レイは、「プレイデートってのが、そもそもナチュラルじゃない。
子供は遊びたいモノ同士が、子供同士で選択して遊ぶのであって、
大人が遊ぶ相手を決めて集まるってのは変だ」と言う。

確かにそうだけど。

デニスは、放っておいたら
友達ができそうにない。

それも困ると思うのだ。

だって、デニスはたまに
「友達なんていらない。アヤとエリカがいるから。お家で遊ぶのが
一番楽しい」と言っている。

新しい家へ引っ越してからは、「もう、どこにも行きたくない!」とまで
言い出した。

これじゃーまるで、ひきこもりじゃないか。

あぁ~、お家の好きなレイの遺伝子は、
デニスが受け継いだのだなぁ~。

ワシは、外に出てないと
生きてる気がしないけどね。

ま、デニスはまだ5歳だから。
きっと学校で、もっと気の合う男の子の友達ができたりして、
ワイルドになってって、デニスも変わっていくのだろうな。

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