抱腹絶倒!NY育児日記

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小さなころから、質問するのが当たり前なアメリカの子供たち

2005-05-26 10:26:04 | ぜ~んぶ見せます!
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今日は、コネチカットの水族館に行った。
The Maritime Aquarium

ここの水族館は、今晩のおかずにしたいようなロブスターやら、フグなどなども展示
されていて、お腹が空いてるときには決して足をふみこんではならぬ場所なのだ。

呼びものはといえば、メインのフロアにある水槽の中で、ばしゃばしゃと水の中を
泳ぎ回るアザラシ。手ごろな大きさだし、ゴマ模様のとかゴマちゃんを彷彿とさせ、
なかなか可愛い。

アザラシに餌をやる時間があって、水槽の石の上へお姉さんが魚をさげてやってくる。

クルリと回ったり、あぶくをたたせたりと、売れない、お笑い芸人のように
乏しい芸をみせた後、
「なにか質問のある人~」と姉さん。

3歳から5歳くらいの何人もの子供たちが、あちこちで手をあげる。
うぅ~~~む、日本なら、きっと誰もあげないぞ。

ちなみに、私の隣にいた女の子どう見ても4歳くらい。5,6人の質問が終わって、
最後の最後まで、なかなかあてられなかったのだが、根気よく手をあげた。

質問の内容はといえば、
「爪はあるんですか?」
「もちろん、爪で、餌をとったり、岩によじのぼったりします」と答えて
いた。

私でも浮かばなかった質問だ。

あと、「どのくらいの速さで泳ぐのか」とか、「どれくらいの魚を食べるのか」
「どうやって泳ぐのか」などなど、素朴な疑問。
「30マイル」「???(何匹だったか忘れた)」「しっぽで前へ進む、
サイドのひれは潜ったり、上がってきたりするときに使う」などなど
簡潔に答えていた。

なるほど~、そういう質問をすればよいのか。アメリカ人は、
学校へ行ってから質問するということを学ぶのかと思っていたのだが、
学校へ行ってそうもない5歳以下でもこれだ。

質問をめったにしない日本人の私は、この子供たちに、質問のしかたを学んだのだった。

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