terrible twosとは、よく言ったもの

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Terrible twosわがままをいって聞かない２歳前後の子供のことをしめす言葉なのだ。
レイの友人は、「Terrible twosをすぎても、three four fiveと育児はTerrible続きだ」
と嘆いていたが。

デニスも２歳になり、わがままがハンパじゃない。米びつを開ければ、米に手をつっこみ
爪切りで私の爪をカットしようとすれば、爪切りをとりあげる。「ダメよ！」と
言うと、

「キャー、いやーん、もぉ～う」と、オカマが金切り声で叫ぶような状態になるのだ。
これは、他のものに興味がいくか、こっちが折れてブツを渡してしまうまで続く。
とにかく、抱っこしても全身をつっぱって、バタバタと暴れる。

図体だけは３歳児なみなので、これまた抵抗がハンパじゃない。
もはや虐待してしまう親の気持ちがわかるぜ。
手をあげるわけにはいかず、がまんしていたら、こちらが泣けてきた。

そして、しばらくティッシュで鼻をかみながらソファに座って泣いていた。
テレビから流れてくるセサミストリートのエルモの笑い声もむなしく聞こえる。
それでもデニスは、「いやーん、もぉ～う」の声をあげながら、私のティッシュを
投げ捨てる。

極悪非情な男だ。
こんなことを大人がやったら、恋人や友達をなくすだろう。

ともかく育児っていうのは、２歳前後が山場なのか。
人生でこんな大変な壁にぶちあたったのは、日本で運転免許をとるために通った
自動車学校以来だ。ただし、学校や職場はやめられても、育児はやめられない。

デニスと戦うために、作戦をねる。

子供はみんなそうなのだろうが、デニスは、私がやってること全てに関心をもつので
見ていないところで行動するしかない。

って、
今日は水遊びさせていたコップでトイレの水をくみ出しているデニス。
私はそんなことやったことないけど。

くぅ～～～！デニスめぇ～、私は負けないぞ。

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