うちの双子はまったく似ていない

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うちの双子は、まったく似ていない。彩は、色が黒くて、眼がシャープな感じ。
恵利加は、色がうすくて、目がクリクリしている。
そして、性格も彩はいつも泣いてばかりなのだが、恵利加は、おだやか。一人で
じーっとしていても平気だ。

そのかわり彩は、泣いてても声が低くてハスキーなので気にならないが、
恵利加が泣き出すと、声が高くて大きくてうるさいので、大迷惑。
これは永遠に変わらないんだろうなー。やっぱり由紀さおり姉妹みたいな
歌手を目指すべしか。

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アメリカのアップルサイダーとアップルジュース

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アメリカでアップルサイダーっていっても、炭酸飲料水じゃない。ただのリンゴジュース
なのだ。レイにサイダーとジュースの違いを聞いてみた。味はたいして違わないし。
「さぁ～？知らない」の一言。

で、検索してみたら、単にジュースは加熱殺菌してあり
サイダーは加熱殺菌していないものというちがいのようだ。

別の話で、オーガニックのリンゴジュースを買っていたらレジでオバちゃんが、
デニスに突然話しかけた。
「坊や、オーガニックのアップルジュースと、レギュラーのアップルジュースで味はちがうの？」

デニスは、まだそんな質問に答えられるほどの年齢じゃない。図体ばかりが3歳くらいなので
いつも難問を投げかけられるが・・・。
デニスが無言でいるとレイが「たいして違わないかな」と笑って答えた。

それでも車の中でレイがぼやく、
「レギュラーのアップルジュースってなんだ？オーガニックがそもそもレギュラーのアップルジュース
のはずだ。オバちゃんがレギュラーのアップルジュースって言ってるのは、ケミカルばかりの
ジュースだぜ。本物のジュースに高い金はらわなくちゃならない時代っていうのも
おかしいけど。そもそもは、こっちがレギュラーのアップルジュースだよ」

ま、高い金はらってオーガニックのジュースを買っても、たしかに味のちがいは
わからないけどさ。本当にオーガニックのリンゴつかってんのかも疑問だよな。

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デニス2歳にしてオバちゃん言葉

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デニスもとうとう2歳。英語は、まだしゃべらない。母が日本から双子の世話にきていた
せいで日本語、しかもオバちゃん言葉の北九州弁になってしまった。
「いやっちゃーもぉ～」といつでも言っている。

「よいしょ」や「なにすんのぉ～」なども、口をついて出るらしい。

さて、昨日は病院で暴れ馬のように暴れまくり、泣きわめいたデニス。
今日はデニスも大好きな私の友人アキっちゃんが来てごきげん。
公園の雪で遊んだらしい。おかげで私は双子と昼寝。

アキっちゃんを車で送る際には、デニスが別れを惜しんで泣きわめいた。
多感な時期なんだなぁ～。

その後、デニスは風呂に入りたいと私を風呂場につれていくので
「どうしたいの？」とわざと、言葉で言わせようとしたら、またしても泣きわめいた。
いつもなら「お風呂」って言うのに、目を見て言わせようとするのに言わない。

目を見て話をするっていうのは、病院でドクターや看護婦さんがやっていたから
真似てみた。しかし、デニスは絶対に目をあわせない。その上、「お風呂」の言葉も
出てこない。

強引に言わせようとすると、かえって言葉って出てこないらしい。

今更ながら、デニスが思ってることが通じないときにキィーキィーと悲鳴をあげて
ヒステリーをおこすたび、コミュニケーションするのには、
言葉って大切なんだなぁーと痛感。

「心さえ通じていれば、愛さえあれば言葉はいらない」とレイに英語のできない私は
いつも言い訳してたけど、やっぱー必要なのであった。

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