現代社会は
まさに車社会ですが
新幹線や在来線などを利用する機会は
少なくないと思います。
私のような年齢の者は
電車(昔は汽車と言っていました・・笑)に乗りますと
昔と比べて
ある違いを感じるのです。
昨日、在来線の電車に乗った時に
その違いを意識して聞いていました。
聞いていました?? ・・・
え~何を ? ・・
聞いていたのかと 思いますよね 。
さて
私は何を聞いていたのでしょう ?・・・。
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分かりましたか ??。
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私が聞いていたものを表現しますと
昔も今も変わらない
「ガタン ゴトン」という線路の音です。
若い方は昔と今と比較して
その「ガタン ゴトン」という音の違いが
分からないかもしれませんね。
では
どう違うのかと言えば
最近の電車は
この「ガタン ゴトン」が
あまり音を発しなくなっていると思います。
この「ガタン ゴトン」という音は
レールの継ぎ目を列車が通過する時の音です。
鉄製のレールは
温度によって膨張や収縮を繰り返すので
あらかじめ
継ぎ目に隙間が造られているのです。
ところが
最近はロングレールと呼ばれる長いレールが
主流になっているのです。
もちろん
継ぎ目が無くなったわけではありません。
従来は1本20㍍程度のレールが
約10倍の200㍍にもなったので
単純に継ぎ目が少なくなったのです。
これにより最近の電車は
音が静かになったと同時に
格段に乗り心地が良くなつたのです。
かといって
各鉄道会社は声高らかに
顧客サービスを向上させたとは
言っていません。(笑)
技術が向上した結果なのです。
つまり
無意識の顧客サービスの向上となっているのです。
(これは失礼な言い方かもしれませんね)
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皆さん
線路の継ぎ目から発する
「ガタン ゴトン」という音に
一度
耳をよく傾けてみて下さい。
おっと~~、その前に
最近、耳の掃除をされていない方は
是非、耳の掃除をして下さいね。
↑ こんな感じで ・・・
いいね ・・・
そして
「ガタン ゴトン」という音に耳を澄ませて下さい。
なんとも言えない
郷愁を感じると思いますよ。
でも
これは私のような年齢の者だけかも
知れませんね。(笑・涙)
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今日は線路の継ぎ目から発する
「ガタン ゴトン」という音のお話でした。
今日は「音無しの構え」ではなく
情報の発信(ブログ更新)が出来て
胸を撫で下ろすことが出来ましたので
一安心です。
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そうそう
「音無しの構え」と言えば
小説(大菩薩峠)に登場する
元甲源一刀 流の剣士・机竜之助の話であり
音無しの構え とは
相手が討ってくるまで動かずに
相手がしびれをきらして斬りかかってきたところを
討つ技である。
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では、皆さん
今日も素敵な一日で
ありますように
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