モノと心の独り言

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秋空を見上げ、自律できる国へと想う

2020-11-13 11:18:47 | 空、ココロ模様

民主主義とは、民が納得する形式。絶対主義とは、民を強制する形式。
国際通貨力も、物理強制力を背景として、生命の拡張本能、支配領域を広げて持続を図る。
しかし、国際通貨資本自体の自律運動を起こす、欲望と恐怖の意識下を、人自身は制御できない。


図象・記号・文字・言語を記す自意識、実験・検証を意図する自意識の果てに、
新たな音・像・・・物理・化学センシングとデジタル・ネットワークによる再帰的なデータ蓄積を、人対外に持てるようになった。
これからは、XRという拡張感覚で、データとリアリティを照合して、自身の運動感覚・自意識・環境データを広げてゆくことができる。

国際(国の際)の差異とは、物価の差ではない。国という統治文化圏どうしの、地勢・環境での生活感覚の差異のこと。
持続した国・変転した国、国境が意味をなさない地域、他者により強制された国。
グローバル通貨交換世界から、グローバル生活感覚交換世界へ。


万博から植物園、近代美術はアフリカ・アジアの文化と出会い・反応しながら拡張された。
『悲しき熱帯』レヴィ=ストロース著は、本当に悲しいのか?
『中心の喪失ー危機に立つ近代芸術』ハンス・ゼードルマイヤー著は、何を失ったのか?

”持続可能な開発目標”とは、国際通貨交換量拡大の匂いがする。
”持続的な自律維持”と、開発という言葉を書き換えたい。


世界のそれぞれの地域の生活文化、それぞれの環境と人との関わりの感性は、交換不可能であり、出会い・触れ合う 差異の中で、自己の地域の自律文化・生活を豊かにしてゆく。

新大陸、それぞれの経緯を持った州が集まっている合衆国アメリカ、漢字を簡略化した官僚絶対政権。

 

その実態が明らかになるほどに、他律的に絶望するのではなく、自律への手がかりを掴んでゆきたい。


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