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政治の心情化と世界の資本市場化

2005-04-13 03:08:17 | 暮らし・街・環境
メディアで伝えられてくる郵政省民営化の政治家の発言では、
預貯金の金の流れの検証へとは向かわず、
「政治屋」の心情的な言葉に終始し、
視聴者をウンザリさせて飽きさせる。
補欠選挙で叫ぶ政治家の公言もまた心情的で、
それを聞いて選ぶ選挙民も、心情的なのだと痛感する。

しかし、世界経済は、天然資源以上に消費資源をもとめ、
金融自体も商品化した金融市場ルールで動いていて、
国家経済は、そのルールで戦うしかない。
当然その主役は、その金融世界ルールをつくった人たちで、
マツリゴトノ総本山での葬儀には、主要国家の代表を筆頭に200万人以上が参列する。
18世紀まで世界でのGDP最大国であった中華国家が、
今、外交と内政の良いとこどりで、東アジアの混乱を深めるのではないか?


国連安全保障理事会への日本の参加に対する米国の慎重論議は、
目先は、牛肉問題もあるだろうが、
長期的には、東アジアのグループ化へ阻止ではないか?

朝鮮半島の分裂を抱える韓国と、
アジアの覇権から世界を観る中国が連携し、
国境・了解問題と、教科書問題で、日本と対立を深めるする方向へ進むのは、
結果的には、東アジアの分断による
欧米中心の国際金融市場社会の維持となる。

中国・韓国の反日運動は、
日本教科書問題は、中国・韓国の教科書との比較へ、
中国・朝鮮半島内での経済的なつながりと、政治のズレを解消する方向へ、
国境・海洋海底資源問題は、国際法での問題へ、
日本近代歴史観の欠如は、日本の国内憲法・教育の問題として、
それぞれの次元で考えるべき課題でしょう。

それを、総合的に動かすのが外交政治で、
その外交政治を、心情の次元や実力行使で揺さぶられることで、
それぞれの問題の局面を混乱させないように要注意です。

サッカーで戦争を始めた国もあるんだから。

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